いつも思っていることですが、福祉事業としてよりも一農家としてお付き合い、交流できることに感謝をしています。

　
　始めは他の農家さんに本当にブドウがつくれるのかと心配されました。



　今では、何とか自信をもって栽培生産できるようになりました。感謝です。

　ピアファームの事業イメージを形にしました。農業の就労支援、色々な言い方がありますが、農業で儲けます。高いメンバー給与をめざします。そして地域貢献していきます。

　ピアファームとして農作物はナシ栽培のほかに、ブドウとアスパラガスの栽培を新たに始めさせて戴いた。障がい者の人たちを使って農業ができるのかと当初は地域の人たちからも相当のご心配をしてもらった。でも。。。。
　衰退する農業、後継者不足、障がい者の働く場の不足をセットにした農業福祉の取り組みは、大きい意味で、新たな価値や文化の創造であるようにも思う。
　ブドウとアスパラ栽培も同様で、福井県内で栽培が少ない品目に挑戦していくことは、これも価値と文化の創造、挑戦でもある。
　他の産地や地域との比較ではない。内なるものの創造であると、内心は誇りに感じていますが、一方では、ドンキホーテーのようでもあると思ったりします。誰もしないことを始めるのは、自分との闘いですね。と思います。


ブドウと共に最長できることに感謝。

　メンバーと一緒に農作物を育てて販売することを生業としている。感謝することを常に思っていると、自然と愚痴がでないものである。愚痴を言うことは、物事を否定的にとらえるので好きではない。
　コツコツとのんきに根気つよく、元気にやることをいつも自分に言い聞かせています。なにせ、これしかできませんが。。。。

　事業化した果樹栽培の分野が担当者が変わることによって機能不全に陥ってしまい、これまで収益をとっていたものが取れなくなってしまうことが、どうにも嫌で果樹専門で就労継続B型で起業させて頂いた。
　組織が大きいところでは、どうしてもそうなることが多い。
　

　この状態を早急に解決しないと、大きな実にはならない。実を大きくしないと売れない。


　ナシの摘果は早急にやらないと商品化は難しい。作物は適期にやるべきことをやらないと商品化は難しい。

　
　畑は綺麗に管理しないと、良い商品はできない。

　B型で農業をすることは覚悟が必要です。栽培過程で手を抜くとどうにもならなくなってしまうので、適期が最優先課題ですが、福祉で農業をしている方はそれが分からない。
　適期に交代で休むことはあっても、休日はない。会議、自分の都合などは栽培を前提に何を前提にしていくかは自ずから決まる。
　やっと、事業化できたのにこうした形で終わるのが何とも言えない悔しさが残る。福島の人たちはナシやブドウを作りたくても原発事故で作れない悔しさを思うと情けない。