小淵さんへの手紙 [2021年12月17日(Fri)]
電話をありがとうございました。NOSAIの農業者収入保険はこれが出された時に加入手続きをしましたが、青色申告をした法人、事業者に限られるとのことで門前払いでしたが、農水省の収入保険の担当に方からは今後検討していくと話しておられました。
当法人は認定農業者であり、農業事業販売は5千万円を目標に取り組んでおり普通の農家以上に取り組み、耕作放棄地を解消して地域特産や振興に貢献していると思っているのですが、やはり農業関係者からは少し違和感を持たれているようです。私は農業と就労継続支援には誇りを持っているですが、まだ行政や農業、福祉業界もどう対応してよいか変わらないように思えます。 授産・就労支援事業として利用者の工賃給与向上を目標に取り組み、結果として地域特産の継承や農業の振興につながりましたが、うまくやっていけばいくほど行政側は特別扱いされているような気がします。大変さ、涙ぐましい努力を本当は言って行けばいいのでしょうが、障がい者と一緒に取り組む農業者でもここまでできるので、普通の農業者と同等の対応をしてほしいと思います。 「農福連携」という言葉はオブラートに包まれた気がしているのと同時に、取り組みの幅は広いのですべてを一緒に考えるのは難しいのではないでしょうか。農水省に農福連携室が出来たそうですが、私たちのような就労支援事業所が認定農家を取っているところにはNOSAIの農業者収入保険加入を認めてことをしてほしいと思います。特に早月農園や富山のフォーレスト八尾を訪問した際には強く農福連携に対する支援が必要と感じました。 菜の花の小淵さんのところのような事業所、農業を本格的に取り組む事業所をもっと増やしていくことで障がいや多様な課題を抱えている人たちの働く場を増やしていけるのではないでしょうか。小淵さん今が正念場ですので、しっかりとやっていきましょう。 |