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「第1回福井県農福連携情報交換会」の開催、意外と好評で参加希望が多いです。 [2025年10月25日(Sat)]
 福井県「農福連携等プラス推進モデル補助事業」を活用して農福連携に取り組んでいる団体と連携して第1回福井県農福連携情報交換会を開催します。今回は福井県の福祉、農林行政の農福連携の取り組みと同時に北陸農政局の都市農村交流課の横内課長に農福連携の流れや補助金等の活用についてご講演をいただく機会をえました。
 意外と多くの団体からの参加申し込みがあり、福井県内でも農福連携の機運は高まっているようですが、何を機熟として農業を進めていくを真剣に考える時期がきたように感じています。多様な課題をもつ人たちが増え、同時に農業就業者の高齢化、耕作放棄地の広がりが多くなるなかで一度原点に立ち返って考えていくことが必要です。
 そうしたことで「福井県農福連携情報交換会」を多くの皆さんと語り、よりよい農福連携情報を広げていくために開催しました。
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農福連携実践をもっと広げていきたい。 [2025年07月19日(Sat)]
 26年前に通所授産施設で本格的な稲作に取り組み、この当時で12,000千円ほどの事業規模でした。この時代で農業に取り組む就労支援事業所は殆どありませんでした。3年後知的障害者福祉工場で10ha規模の稲作耕作の時は30,000千円ほどに事業規模がなりました。また、3年後には農業生産法人で認定農業者になり50ha規模になったようです。福井県内でいくつもの事業所を持つ法人でしたので、いくつもの農業部門(稲作、野菜、果樹)を立ち上げてきました。社会福祉法人の就労移行の方の次のステップとして私は18年前に法人から分社独立、農業に特化した就労継続支援B型事業を創業しました。就労支援事業で企業就労、グループホーム、事業所の設置と取り組んできましたが、就労支援事業で本格的は農業を展開して今があります。
今はこの過程で学び取り組んできた農福連携実践を少しでも地域に広げていけるような取り組みをしていきたいと願っています。荒廃する農業を就労支援事業で取り組み、産地の活性化、耕作放棄地の解消、事業所が農業の担い手になり農業振興やそこで働く人たちの工賃向上、所得保障に貢献できるようしてきました。このような取り組みが広がっていけるように少しでもお役に立ちたいと願っています。
農福連携を担う人たちに支えれて [2025年06月09日(Mon)]
 写真は草刈りをお願いしている学さんです。乗用草刈り機から刈り払い機まで使ってナシ園、ブドウ園やのり面、側道などを刈っていきます。約6.5haの畑やのり面、側道を含めると10haで4月から11月まで20日置きに刈りますと年間100haの草刈りをしていきます。
  当農場のある坂井北部丘陵地は耕作放棄地が増え、獣害が多くなっています。草を刈り農場の鳥獣害、病虫害対策には草刈り、除草は大切な作業ですが、メンバーが多くを担って貰えるので感謝です。当法人の農福連携を担っている彼らがいるからこそここでの生業がなりたっています。就業形態としての工賃向上、所得保障ができているからこそピアファームで働けるのかもしれません。
 近くのハローワークで「ピアファームで1年間働けたら企業就労を紹介します」といわれて18年が過ぎましたが、今は障害基礎年金を利用時から受給できて年金も合わせると企業就労と同等な所得も可能になっています。福祉制度は十全でないものを補っていく役割があります。それを可能して農業で働くことを可能に自ら動く彼らにピアファームは支えられています。
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公益財団法人ヤマト財団 農福連携実践塾長視察記 [2025年05月23日(Fri)]
公益財団法人ヤマト財団 農福連携実践塾長視察記

 5月22日(木)青森県十和田市にある「一般社団法人日々の木の森」事業所を訪問しました。素晴らしい農家レストランと立崎施設長さん案内で玉ねぎ圃場をご案内していただきました。小淵塾長のアドバイスを受けて素晴らしい玉ねぎが大雪のにもまれても育っていました。将来的に構想、地域農業者や関連事業者との連携などとても魅力のある取り組みでした。十和田湖の観光に来た際には是非訪問してください。レストランの食事もなかなかです。ここは就労継続支援A・B事業で農業に取り組んでいます。

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 5月23日(金)北津軽郡板柳町のリンゴ園のなかの「株エールA型事業にじいろ」を訪問しました。スタッフの小山内さんがぶどう塾に参加されていました。ブドウ園の視察と新たに2.3haのリンゴ園の跡地を取得して新たな農園つくりをめざしている白川所長でした。元々リンゴ農家である白川施設長、小山内さんも施設外就労でリンゴを栽培を手伝いながらこの産地に寄与したいといの意欲も語っていました。

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 昨年からこの農福連携実践塾に参加された事業所を訪問していますが、そこで感じることは就労支援事業所が農業に参加、参入する際に相談する機関設置の必要性です。障害のある方の接し方、地域とのかかわり方、農業の進め方や販売、収益向上、工賃向上を総合的に支援していくことが今求められているようです。
 地域の荒廃する産地や耕作放棄地を正常に機能していくことが求められている昨今ですが、私たち就労支援事業所が障がいのある人たちの働き場として変えていけるのではないでしょうか。今回の2事業所の訪問を通じてそんなことに踏み出す必要も感じます。新規就農者を増やしていく対策が取られていますが、それ以上に就労支援事業所の農福連携を推進していく施策を導入することで地域荒廃や産地の維持につながるのではないでしょうか。

 
工賃向上をめざす農福経営実践」序章 C 4. 農業のもつ魅力、可能性 [2025年05月19日(Mon)]
工賃向上をめざす農福経営実践」序章 C

4. 農業のもつ魅力、可能性
就労継続支援B型事業所で農業に特化して取り組んでいますが、メンバーと一緒に働ける素晴らしさと感動、とても面白い、儲かる、楽しい、喜びがあると感じています。事業所で働くメンバーと一緒に仕事をするなかと気持ちが豊かになります。できないことができるようになる。お互いに汗を流して働くことでなんとも言えない充実感、癒しをもらっています。よく言われることですが、尽くすことで自分が癒され育つのだと実感できるようになりました。農業のもつ癒し効果かなと思っています。
農業では様々な気象災害、異常高温、台風被害や獣害などもあり収益に大きく左右されることがありますが、総じて儲かります。農業は儲からないと言われますが、やり方次第かも知れません。儲からないと言っている人は儲かるように取り組んでいないのではないでしょうか。
1)耕作放棄地を開墾していくことの大切さ
ピアファームは耕作放棄地を2.3ha開墾してナシ園やブドウ園に変えてきました。全くの「無」から10aあたり7万円〜200万円の農地にかえていきます。現在6.5haの耕作をしていますが、耕作放棄地を開墾して農地の集積を図ってきましたので効率の良い事業を進めることができました。
2)売る努力、価値と幸せを届ける
 ピアファームで栽培したナシやブドウを販売する時、売れないと言うことが今までにありません。栽培したものを売ることで、汗を流して働いた対価を得るのですから、規格外でも売ります。感謝して売る、メンバーと共に汗を流した農産物を売る誇りと勇気をもらって、販売の無限の可能性を味わっています。大袈裟な言い方ですが、美味しいを越えて食べることで幸せを感じてほしいと思っています。そんな気持ちで栽培、販売することが私たちのモットーとしています。
3)農業は働くことに可能性を秘めています
就労継続支援B型で農業をすることは、大きな魅力と可能性を秘めていると実体験しています。障がいのある人が働く就労継続支援で農業に参画することが、障がいのある人は何もできない、農業はきつくて大変なことと、マイナーなことを決めつければそれまでですが、意外とそうではないのです。農福連携や就労継続支援でもそうしたことに気が付いている方も最近は増えてきました。

 農福連携は幸せな文化を享受して地域社会を豊かにしていく魅力と大きな可能性を秘めているとこれまでの取り組みと実践的に感じています。

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工賃向上をめざす農福経営実践」序章 B 3.農福連携を始める前に取り組むこと [2025年05月12日(Mon)]
「工賃向上をめざす農福経営実践」序章 B

3.農福連携を始める前に取り組むこと
 農福連携が先走りして、どのように就労支援を進めて行くのかが整理されていないことが多いように感じます。経営理念・支援方針を明確にしてどうしたサービスをしていくのか、何を伴走していくのかといったことがバラバラであり、議論されずに栽培法(自然栽培、無農薬等)を前面に出し過ぎるので頓挫している現場が多いように見受けます。もっと事前の準備があったらよい実践ができるのにと思ったりします。
1) 就労支援事業で農業に取りくむ計画の合意形成
これまで就労支援事業で農業を取り入れた事業計画をつくってきました。しかし、継続していく困難な面も多く感じました。計画で農業に取りくむ意義を理解してもらいながら、合意形成をつくっていくことが大切です。
農業は種を撒き育てることから始めるので誰にも出来そうですが、天候で雨や雪、暑い日などとても厳しい条件があります。また、トイレを設置されているかなども検討する必要があります。こうした課題一つ一つをクリアーした合意形成が職場のなかでしていくことです。スタッフが理解したうえで農福連携を始めないと不平不満が溜まって最終的には事業を断念せざる負えないことになります。
2) 孤軍奮闘の決意
 私の場合、収支向上の事業企画として果樹栽培を計画して取り組みましたが、5年間ほどは孤軍奮闘で取組み、事業企画が成功しました。ナシ栽培は地域特産で収益が大きいのは魅力でしたが、雨にも風にも負けず、休日、早朝と時間を掛けて打ち込みました。そこまで福祉職員がしなければならないのかとも言われましたが、福祉だから、障がいのある人たちの世話が大変だからと言いわけして農業が疎かになるのか嫌でした。今では認定農業者として果樹では大規模に取り組み、収益アップで工賃向上に結び着くようになりました。
 孤軍奮闘でやり抜く決意でやったからこそ今があるのですから、塩を撒かれてもやり抜く決意が大切です。
3) まずは慣行栽培で農業技術、収益を上げる
 就労支援事業で農業に参入したが儲からない、売れない、誰も取り組まないと質問されることがあります。要はやり方、仕組みつくり、こだわりを捨てることかなと思います。収益を上げるためにどうすればいいのかを探求することで自ずから答えがあるのではないでしょうか。
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工賃向上をめざす農福経営実践」序章 A 2.就労支援事業を計画、立案、着手する [2025年05月10日(Sat)]
「工賃向上をめざす農福経営実践」序章 A

2.就労支援事業を計画、立案、着手する

 前職で障がい者事業所設置業務を担ったことが、今事業を進めていく上で大きな経験になっています。知的障害者福祉工場(現就労継続支援A事業)と通所授産施設(現就労継続支援B型)就労支援事業所や通勤寮、デイサービスセンターなどの生活介護事業所建設を進めてきました。特別支援学校PTAの皆さんが卒業後の進路、働く、活動する場を設置要望が出され何もないところからスタートして通勤寮、福祉工場、通所授産、デイサービス等を定員満杯にして次の担当者に引継ぎしました。
 就労支援事業として農業(稲作、花卉、野菜など)は普通の農業者以上のとても事業化が容易な分野でした。当時は国庫補助事業で近代化設備資金がりましたので就労支援事業では1事業所15,000千円でしたので福祉工場、通所授産で50,000千円の設備事業総額では30,000千円が国庫補助事業で賄えました。30年前の国庫補助事業ではかなりの充実した設備ができたもので、手厚い国庫補助事業でした。
 就労支援事業で福祉工場(A型)、通所授産(B型)の事業計画を立案する際には最初に福祉工場(A型)の方の働く方の給料設定からスタートして当時、一人最賃642円として1か月1,500千円、1年18,500千円を基本とした立案、福祉工場(A型)は年間製造原価を出して収益を出せるような事業に着手しました。その中で農業は収益がとても読み易い事業で米つくり30,000千円を出そうとすればそれに沿った栽培、販売計画をしていくだけで良かったので農家出身の私として組み立てが楽でした。
 事業の計画立案には必ずゴールを決めておくこと、そこから逆算していけばおのずからら何を準備、計画していくかの解答が出るものです。働く場を担う者としては常に逆算してゴールを決めていましたのでそれが当たり前でした。今、農福連携に踏み出す方のお話を聴いていますと、ゴール、計画も明確ではなく設備もないなかで始めようとしている方が多いように感じます。
農福連携を就労支援事業で取組む計画、立案をもっと楽しみながら着手できるようになりたいものです。
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私にとっての工賃向上の取り組み [2025年05月05日(Mon)]
「工賃向上をめざす農福経営実践」序章

1.私にとっての工賃向上の取り組み
 就労支援事業で働くことを基本とした実践で工賃向上は最終ゴールの一つと考えています。障がいのある人たちの一人一人の働く可能性や存在、事業所として利用者を支援していくことが工賃向上につなげていまます。
そして、障がいのある人を支援する、支援の技法、療育の形として工賃向上を掲げていますが、決して叱咤激励や作業を頑張ることを鼓舞しているわけではないのです。
1) 一人一人が出来る作業、参加したい作業、収入を得る作業、働くことを大切しています。できないことをできるようにすることが支援ではないように感じています。
2) よくB型を「障がい者の居場所」として捉えている方がいますが、居場所ではなく「働く場」のです。捉え方が違うとすべての方向つけ、支援のやり方がかわってしまいます。
3) 「障がい者はできない」を前提にとらえるのではなく、何かできるのか、どんな形でかかわっていただけかを考えるだけで大部変化してきます。

2.楽しく農業を進める準備をすること
農福連携を始めるにあって、トイレはどうするか、熱中症対策はどうしたらイイのかとよく質問されますが、そうしたことを準備して、用意して始めることを基本していくことが必要です。
また、収益で10aあたりどれだけ収益を上げて工賃にしていくのかのち密な計画も必要です。福祉関係者が始める農福連携は栽培法だけが前にでて障がいのある人たちのことがなおざりになり楽しく農業を始める準備でできていないことが多いようです。

3.工賃向上ができる農業に取りくもう
 農福連携を始める方が農業では儲からないと言われていました。果たしてそうでしょうか。一生懸命に農業を障がいのある人たちと取り組んでいるのですが、儲かるようにしていない。少しでも収益がでる農業にしていないように感じます。

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工賃向上をめざす農福経営実践 [2025年05月01日(Thu)]
 今度「工賃向上をめざす農福経営実践」とのテーマで説明をしたいと思っています。
1.私にとっての工賃向上の取り組み
 就労支援事業で働くことを基本とした実践をしていますので、工賃向上は最終ゴールの一つと考えています。よくそんなに頑張らなくてもイイのではないかと言われるかともいますが、一人一人の働く可能性や存在、事業所として利用者を支援していくことが工賃向上に繋がるのではないでしょうか。障がいのある人を支援する、支援の技法、療育の形として工賃向上を持っています。
2.就労支援事業を計画、立案、着手する
 前職では親の会、特別支援学校のPTAから卒業後の進路、働く場が欲しいと法人に訴えがあり、それぞれの地域、校区で通所授産施設(今のB型)や福祉工場(今のA型)を設置してきました。何もないところで事業を立案、利用者の給料をどれだけ出すかを想定して事業に着手していきました。大変な作業でしたが、地域協力、反対など悲喜こもごもでしたが、そこから学ぶことが沢山ありました。
3.農福連携を始める前に取り組むこと
 農福連携が先走りして、どのように就労支援を進めて行くのかが整理されていないことが多いように感じます。経営理念・支援方針を明確にしてどうしたサービスをしていくのか、何を伴走していくのかといったことがバラバラであり、議論されずに栽培法(自然栽培、無農薬等)を前面に出し過ぎるので頓挫している現場が多いように見受けます。もっと事前の準備があったらよい実践ができるのにと思ったりします。
4.農業のもつ魅力、可能性
 準備もないままに農福連携を始めるので農業の大変さだけが表、全面にでてしまっているようです。事前の準備とはなんでしょうか。私にとっては農業は宝の山としか思えないのでそのことを言うと不思議がられます。
5.地域と共に歩む農福経営実践
 農地は個人の所有ですが、地域の替え替えのない財産でもあります。地域農業の振興、発展、貢献が農福連携を始めるスタートでもある思っています。

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農福連携を推進する基盤をつくる [2025年04月28日(Mon)]
 農福連携がよくマスコミにも取り上げられいます。就労支援事業所が利用者の皆さんで畑を耕し野菜をるだけが農福連携ではないように思います。私たちは障がいのある人たちが農業で就業をめざして取り組みました。一つは高齢化、耕作放棄地が増大するなかで地域農業、地域特産の担い手になることで始めました。当初は40aのナシ園を継承、3年後には1.7ha、5年後には2.3haになり収穫販売量も増え、工賃向上では5年で一人月平均3万円を越えました。
 現員10名で始めましたが6年目で利用登録者25人を越え、多くの方が利用するようになり、多様な働き手が集まりました。皆が働きたいと思っているのですが、それをうまく表現できない方もいました。2時間働き、暫く休み、あと2時間働く方、おしゃべりばかりする方、欠勤が多い方、でも多くの方は黙々と取り組んでくれました。𠮟咤激励よりも黙々と取りくんでくれる方がリーダーになり皆を引っ張っていっている形でした。
 面白いもので、農業はその人ができることを組み立てていくとすべてが出来てしまいます。トラクターを運転する人、草むしりしかできない方も事業所では差別はしないのです。だだし給与工賃の差はありますのでそのことは事前に説明をしています。お互いにできることを皆で協力しながらやっていくことを基本にしています。うまい言葉はわからないのですが、農福連携の療育機能が必要で継続的な農福連携の礎になっています。
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