今週、「工賃給与向上の就労支援（農福連携）実践が産地を担う」のテーマで実践報告をさせて頂いた。スタッフやメンバーのお陰で事故や怪我もなく農業に特化した就労継続支援について報告させてもらうことに感謝をしています。
　B型を運営経営していくことで様々な課題と向き合うことになるが、今、何が必要かを常に取捨選択、優先順位をつけて運営していくことが大切と感じています。「働きたい」と願う気持ちは共通ですが、参加の形が一人一人違ってくるようなきがします。法人創設の大きなねらいは「工賃給与向上」ですが、これは私が福祉工場に勤務して障がい者雇用を取り組んだことからＡ型、B型でも働くことには変わりないこともあり、どのようにメンバーの工賃向上に寄り添うことが大切と感じました。
　当法人のピアファームは月平均工賃45,037円、産直市場ピアファームは38,305円ですが、この状態を維持しながら少しでも向上させていくのが事業目標です。また、色々な形や場所で実践報告をしていますが、メンバー一人一人の作業能力や社会性を支援していきながら障がい基礎年金（２級）月6万５千円と工賃４万円以上なら月１０万円の所得保障が実現できることが就労継続支援B型事業の大きな役割です。