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つぶやき 23.09.25  秋分は過ぎても、まだ秋ではないですね。 [2023年09月25日(Mon)]
 秋分が過ぎたのにまだ夏が続いている気配ですが、皆さんは如何ですか。来年は今年のような高温の異常気象になるのでしょうか。備えないといけません。
 就労支援で農業に取り組んでいるピアファームですが工賃向上が事業目標です。しかし、安全に楽しく働くことも大きな要素になっています。安全に事故なく働くことの大切さが工賃向上を支えています。それはコツコツとした取り組みですが、工賃向上以上のウエイトを占めています。工賃向上を目標にしていると叱咤激励の事業所のように思われますが、常に安全を優先しているのです。これがあるからこそ農業での就労支援実践が成り立つと思います。
Posted by ピアファーム at 14:24 | 作業日誌より | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
公益財団法人ヤマト福祉福祉財団 パワーアップフォーラム福井に参加して [2023年09月19日(Tue)]
 この仕事に従事して憧れのヤマト福祉福祉財団のパワーアップフォーラムに参加させて頂き、とても感謝をしています。
 今の農業の特化した就労継続支援B型事業をさせて頂いていますが、若い時に障がいの重い〇〇さんや〇〇さんの療育活動、中堅のころ就労雇用での〇〇さんの件で奔走、前職では事業所やGHの設置を担当、多くのことを学ばせてもらった。今の仕事はその集大成なのかもしないと思っている。若い頃に障がいの重い人たちと過ごしたことが今の大きな礎になり、言葉がなくてもよい仕事ができることを教えて貰いました。作業が仕事ができることを評価していく傾向に在りますが、参加、共生でこれから考えたいかなと思っています。
Posted by ピアファーム at 16:08 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
お礼肥を撒きます。 [2023年09月04日(Mon)]
 これだけ高温が続き、ナシやブドウの樹も大分疲れが溜まっているように感じます。明日が久々の雨になるとの予想なのでお礼肥をやることにしました。ナシもブドウもよく頑張ってくれましたので、感謝の意味を込めての肥料撒きです。収穫できたこことのお礼肥、しばらくは養分貯蔵して来年に備えて貰いたいです。

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Posted by ピアファーム at 11:29 | 作業日誌より | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
つぶやき23.08.31 8月も終わります。 [2023年08月31日(Thu)]
 8月はナシもブドウも収穫販売で一番の繫忙期で多少失敗はあっても何とか乗り切り月末を迎えた。ナシは春の暖かさで花の開花が10日早くなり、特に幸水は黒星病のまん延に繋がり、玉肥りの良いナシも黒星病の被害を受けたが、これまでもこのようなことがあったが、大きな原因は異常気象でした。春は暖かさから暑さ、夏は健康を害するほどに異常な暑さ、そして雨は全く降らず渇水状態が続いているなかで農産物・果樹を守るので必死の8月でした。
  幸いメンバーも熱中症になることなく、8月を乗り切ることができたことに感謝している。知っています?スーパーの生鮮野菜キューリ、トマトの入荷が少ないこと。地球温暖化でこうした状態が続くのでしょうか。
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Posted by ピアファーム at 14:23 | 作業日誌より | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
15年が経過したなかで改善すべき課題 [2023年08月12日(Sat)]
なしやぶどうの収穫を進めていくと多くの改善点がわかってきます。栽培作業はメンバーとスタッフで順調に進んでいますが、メンバーが汎用化できる仕組みは常に考えていく必要があります。これから多くの作業で担い手になってもらうために調査研究が必要です。加齢化していくメンバーに楽しんで無理のない形で仕事に工賃向上に取り組んでもらえる環境を整備します。
栽培ではナシが老木化しており生産量が落ちています。また、品種として淘汰していかなくてはならないものを出てきています。また、病害虫の関係からの判断も必要で、品種の伐採と改植をしていく課題が上っています。
ブドウは一見順調の栽培と販売に見えますが、生産木としては低い収量の品種の淘汰、5年後をめざした新たな品種の導入も今検討しています。栽培面積の拡大よりも今ある資源をもっと有効活用していくなかでメンバーの工賃向上をめざした収益向上が図れます。
15年が経過したなかで、様々な変化があることが分かりましたので、今後の10年、20年につなげたものにしていく立案をしていきます。

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Posted by ピアファーム at 16:04 | 作業日誌より | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
農福連携実践の成果を共有しながら、大地に生きる [2023年07月31日(Mon)]
  これまでの農業(工賃向上)と福祉(就労支援)の実践、農福連携の取り組みが参考になり、少しでも福井県の障がい者福祉・共生社会の構築に貢献できことに感謝をしています。就労支援事業でメンバーと共にナシやブドウ栽培をして一人あたりの月平均工賃の向上、障害基礎年金と併せて一人10万円の所得保障につなげていく取り組みを継続しています。
 委託加工の職種に疑問を感じて始めた就労支援事業の農業、この事業なら販売をうまくすれば採算は取れる。公益財団法人ヤマト福祉福祉財団の前理事長が福祉共同作業所での工賃の低さの実情を見て提唱した「工賃向上、一人月3万円を」の理念を事業の柱に栽培、収穫、加工の一連の流れを作り上げることが可能になった。
 就労支援事業所を作るよりも、農業・果樹栽培で一人月平均工賃向上をめざしている。事業は目標がないと方向性がわからなくなるので収益向上を念頭に栽培と販売のネットワークを作ってきたことの成果がポツ、ポツとでている。
 観光ぶどう園に来られたお客様が「昨日、○○で食べたブドウとは全く違う。美味しい」と言ってくれましたが、認定農業者として誇りを持って取り組み、その成果をメンバーにつなげていく。栽培は特にこだわりはなく、やるべきことをキッチリとメンバーと共に熟していくことが美味しさにつながっているのかもしれない、
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6月補正予算で福井県が農福連携を施策化して頂いたことがとても嬉しいです。
つぶやき 23.07.21  愚直に、手を抜かずに [2023年07月22日(Sat)]
 就労支援で工賃向上、ブドウとナシの栽培、観光ぶどう園、あたりまえに、さりげなくさせてもらいます。毎朝、農園やブドウハウスを見て廻り、今は朝方のブドウの摘芯をしてダニ等の害虫被害はないか、房の具合などを確認しています。
我ながら「そこまでしなくてもイイのでは」と自問自答、試行錯誤の連続、就労支援で農業、ブドウ、ナシ栽培に取り組めることに感謝、愚痴を言わずコツコツとメンバー一緒に働き栽培と販売できることに喜びを感じています。ブドウやナシは「こだわり」栽培ではなく、愚直に良い物をつくるこことで手を抜かないことをモットーとしている。美味しさ以上のことを伝えられたなとも思っています。

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つぶやき 23.07.05  つい、つい働きすぎになること [2023年07月05日(Wed)]
 農園、農業、果樹と障がい者福祉から休日になっても離れられない。ほかのことを知らないので、これを追求していくことが唯一の道楽、趣味、仕事になっていることに呆れつつ、感謝もしています。愚痴ることなく、コツコツコツとさりげなく当たり前にやりたいものです。
Posted by ピアファーム at 21:51 | 雑感 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
データーをもとに栽培を描く [2023年07月02日(Sun)]
 ブドウやナシ栽培、いや農業はいつもこれまでどうであったかのデーターをもとに進めています。気候、自然条件はいつも変化して毎年同じようなことはなく、寝ても起きても車に乗っていてもどのように進めていくかを考えていく習慣がある。園地や品種にも大きく違ってくるので、そこを抑えて行かないと大変なことになる。
雑草、土壌、園地傾斜など考慮、見極め判断はまずはたい肥を撒くこと始め肥料は最低減にして窒素過多にならないようにする。窒素過多は病気の原因になる。私個人は大変な肥満ですが、栽培している果樹は肥満にならないように気をつけて屑大豆、米ぬかで調整しています。
生食ブドウは毎年、120本の房を確認、このデーターで次年度の作付けを検討、収益、作業性を考慮していきます。これまで栽培技術で作り切れない品種は10品種を越えて植え替えをしていますが、大分安定をした形になりました。
たかがブドウですが、とても奥が深くこれに出会えたこと取り組めたことに感謝をしています。就労継続支援事業で人との関り、伴走していくのが仕事ですが、気を緩めることなく、手を抜くことなく進めていくことで当たり前ですが、事故や怪我防止になります。果樹栽培も同じで、伴走、優先した取り組みです。良いものをつくり、皆に喜んで貰うのは当たり前ですがそれ以上の何かを常に思っています。

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つぶやき 23.06.29  ピアファームの実践と私の思い [2023年06月29日(Thu)]

 川口様
 いつもありがとうございます。川口さんにご指導をいただいてワインで6次化の認証を取れことを昨日のことのように感じています。
農業へのかかわりは、平家の落ち武者は切り開いた限界集落で育ち、儲かる儲かないかかわらず先祖から引き継いだ山河や棚田を守ること幼い時から祖父に言われ将来は農業高校で学ぶように言われました。田、畑を歩くと足の裏にその農地の歴史が伝わることを幼い頃より身体で覚えたように思います。
 工業高校出身でしたが、進路では東京農大の農業経済を学びたかったのです。しかし、農業では飯は食えないと言われ田中角栄首相の時代、福祉元年といわれ当時全国で3校しかなかった社会福祉学部に入りました。アルバイトに追われる毎日でしたが、20歳の時に就学前の自閉症4歳児の療育支援の家庭教師を始めました。それ以来48年間障がいのある人たちの生活支援、作業訓練、職業指導に関わってきましたが、最後のステージで坂井北部丘陵地の出会いがありました。その前は通所授産、福祉工場で稲作等に取り組み障害者施設で本格的に取り組み農業生産法人設立まで行きました。
 農業生産法人の専務、社会福祉法人職員としての偽りのない就労支援とよりよい果樹栽培をしたいと思い、前職からメンバー10名とスタッフ2名で分社独立をさせてもらいました。本物の福祉就労支援、彼らと妥協のない農産物の生産をしてメンバーの工賃向上と所得保障を進めながら地域農業の振興を微力ながら図ってきたつもりでもあります。1980年代は地域に開かれた福祉事業所のあり方が叫ばれ、それを前提とした姿勢が今のピアファームの農業就労は地域に開かれた実践ですので、今の時代はビジネスとして貧困対策や訓練等給付費だけの事業とは違うものがあります。
 農業に特化した就労支援実践をできれば当法人を参考にして切り開くことで全国の耕作放棄地の解消にもつながります。また障害をもつ人たちが生き生きと働く場を作っていくことで地域農業の活性化にもつながります。そして農業本来のもっている癒し、治療、安らぎを社会で混迷をしている人に提供できるのではないかと確信していまします。こうしたことを理解してもらうのは難しいとは思いますが、私たちが進めている実践はそうしたことです。
少し長くなりましたが、就労支援で農業に特化していくことはそうした役割を担っているとおもいます。私たちの取り組みは農福連携の推進ですが、疲弊した地域、家庭、社会をこの実践で少しでも変えることができればと思っています。そんなことを思いながらナシやブドウをつくっていまます。
 長くりましたがご容赦ください。ありがとうございました。
Posted by ピアファーム at 21:52 | 私の想い | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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