集中できる時間が短いタイプの子
うちの娘も、子どものころから集中することが苦手です。
楽しそうにしていても
すぐに「もう、いい」と終えてしまう。
何かないかなと、色々試してみたものの、
まあ、みごとにあきっぽい。
養護学校の作業の時間、
集中してやり続けるのが難しい子でした。
よく自閉症の人は、もくもくとまじめに作業ができると思っている人もいるけれど、
そういうタイプもいるけど、集中できないタイプも多いのです。
まさに娘は、集中力が続かないタイプ。
「集中力」って…
好きなことを集中し終えたら、心地よい疲労感ですよね。
でも作業とか勉強の時って
しなければならないことをやり続ける
娘にとっては、『緊張』なんだと思うのです。
やり終えたら、達成感より疲労感。
やり終える前に、心身グダグダに。
集中力がないと言われている子にとっては
自分の感情、感覚、行動を最後まで安定して維持するって
本当に大変です。
だから、工夫が必要です。
例えば、
30分の作業(勉強)を、1回と考えると、
通常は、30分やり終えた時に、「終わり」が来る。
でも、娘のような
ウルトラマンか、カップヌードルか
一瞬で、集中のピークが終わる子にとっては難しいこと。
5分を1回にして、6回行えば、30分と同じになります。
5分1回を終えたら、
「終わったね、頑張ったね」と
認められたら、褒められたら、次のやる気になります。
6回褒められるのと、
30分集中しないと褒められないのと
どっちが、こういう子たちに向くか

実際には、5分3回くらいしたら、
物を取りに行くなど、体を少し動かし
気持ちをリセットして、残りをするなり、別の課題をするといいですよね。
養護学校の時には、作業で落ち着かなくなってきたら、廊下を少し散歩して戻って続きをする子もよくいました。
娘も先生と廊下散歩や物を取りに行くのを手伝うなど、気分転換をさせてもらっていた時がよくありました。
ある方は、宿題の途中でイライラしてきた子を、「ここまでできたから少し休憩しよう」と外の空気を吸おうよと誘って、戻ってきたら残りの宿題を最後までやり遂げたと。(いつもなら、イライラして怒り出す子)
散歩でなくても、水を飲みに行くとか、天気を窓から確認するとか、体を少し動かしてあげる。いったん気をそらして、気持ちをリセットしてあげると、「はじまり」にむかえます。
(逆に常に気が散るタイプ子の場合は、宿題を忘れて別のことをしだすので不向きです。)
さっき5分と書いたけれど、
プリント1枚とか、1工程とか、その子にあった方法で。
まずは、緊張しない慣れている、難しくないことから始めて
認めて褒めて、小さな達成感を持たせて
成功体験で終わるように。
「頑張りなさい」といって頑張れる子たちではない。
「集中しなさい」といって集中できる子たちではない。
それなら、
どうしたら、これができるのか?
スモールステップや、
工夫をしていくことが、私たちがすべきことだと思うのです。
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posted by 佐藤 at 02:39
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