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参考になる方もいると思いますので…
野村恵里(感情保育学研修所代表)著
『とっさの怒りに負けない!子育て』(すばる舎)から抜粋
朝から怒りっ放しだった。
当時、私の中には、
小さな怒りのスイッチがたくさんあった…
例えば、
「起こされたらすぐに起きるべき」
「ご飯は温かいうちに食べるべき」
「遊ばず着替えに集中して終わらせるべき」
「食後すぐに歯磨きをするべき」
「集合時間の5分前には家を出るべき」
「行ってきますの挨拶をするべき」など。
これらは、子どもが朝起きてから学校に出かける1時間の間に、私が
押し続けていた怒りのスイッチです。この状態って、本当に苦しいし、しんどいです。
もし、過去に戻れるなら、その頃の自分に伝えたい!
「大丈夫? 辛いんじゃない? 少し、自分を楽にしてあげようよ」って。
小言を言いながら、しんどかったのは母親である私だったんだろうな、と。そう思えてなりません。
怒るってね、自分の身をすり減らす行為だと思うのです。
怒ると体力も気力も消耗するからです。
しかも朝から、この状態だと一日元気に、笑顔で過ごすことは難しいでしょう?

「朝、子どもを笑顔で送り出すために何をすればいいのか?」をゴールに決めて、私が取り組んだことは、怒りのスイッチを整理すること。
押す必要のない怒りのスイッチを手放すために、とにかく自分が持っているであろう怒りのスイッチを全て書き上げていくことでした。
心の感情バランスを整えよう怒らなくてもいいことで、イライラしないようにするには、心の感情バランスを整える必要があります。
例えば、心の中がポジティブ感情より、ネガティブ感情が多ければ、多いほどアンガーマネジメントの実践は困難になってしまいます。
イメージしてください。自分の心の中を...。
辛い、しんどい、悲しい、忙しい、大変、不安、困ったなど...。
こんな感情がギューギュー詰めになっていると、気持ちにゆとりなんて持てませんよね。
もし、こんな心の状態だとしたら...今すぐ手を打ちましょう。ぜひ、自分のために、心の感情バランスを整えてください。
これから具体的なやり方についてご紹介していきます。
ステップは2つです。では、見ていきましょう。
STEP1 「気持ち」を付せんに書き出そう付せんを用意しましょう。
そして、自分の胸に手を当てて、今、心にたまっているネガティブな感情に気持ちを集中してください。
今の私だと、「あ〜、疲れているな」とか「子どものことで心配なことがあるんだよね」とか、「寝不足で辛いな〜」「肩が凝って痛いわ..」などです。
そしてその気持ちを、両手で優しく包み込むイメージで、付せんに1つずつ書き出してみましょう。
それができたら、次に新しい付せんを使って、今
書き出した感情に至る理由を思いつく限り1枚1枚に書いていきます。
・「疲れ」→ @子どもの送迎が忙しいから、A家事に追われてすることが多いから、B毎朝の弁当作りが大変だから
・「心配」→ @長男の受験について、A塾代の捻出について
・「辛い」→ @執筆に追われて寝不足だから、A弁当作りで早起きしているから、B寝る前にスマホを触るから
・「痛い」→ @執筆で肩が凝っているから、Aこまめにストレッチをしていないから、Bメンテナンス不足だから
私の場合は、こんな理由が考えられました。理由がわかると、その感情にも納得がいくはずです。これで感情とその理由が整理できました。
STEP2 「改善できそうなもの」を探す次の作業は、感情や理由の中から自分が行動したら改善できそうなものを探します。例えば、私の場合「痛いという感情なら改善できそうだな」と思うので、その方法を考えてみることにします。
@執筆で肩が凝っているから
「定期的に立ち上がる、肩を回す、首を回す、ツボ押しするなどしてみよう」
Aこまめにストレッチをしていないから
「1時間毎にストレッチをしよう! でも、集中すると時間を忘れそうだから、タイマーをかけるようにしよう」
Bメンテナンス不足だから
「1ヶ月に1回は、リンパマッサージに行くようにしよう! 家族にも、肩や腰が痛いことを伝えて早めにメンテナンスがしたいことを話してみよう」さらに、「痛みをとるために2日間は続けるようにしよう」など、できるだけ具体的に考えていくのが成功の近道です。
もちろん、どう頑張っても変えられないことや解決できない感情もあるでしょう。
ネガティブな感情をすべて排除する必要はありません。
その感情も自分にとって大切な感情です。
でも、イライラしがちだな、と感じたときには心が悲鳴を上げている合図です。
自分のキャパを超えているのなら、少しでもネガティブな感情が解消できる良い方法を探してみる、または、ポジティブな感情が生まれる環境に身を置いてみる、などしてみることをオススメします。
感情バランスを「ネガティブ」が多い状態から「ポジティブ」が多い状態に変えることができれば、整理した怒りのスイッチの中で、怒る必要のあることだけに上手に怒れるようになっていきます。
それを変えられるのは自分だけです。
つまり、
自分を救ってあげられるのは自分だけっていうことを覚えておいてくださいね。
いかがでしたか?
怒りのスイッチは
自分でコントロールできていますか?
親の「○○べき」の価値観や親の都合で…
親の心身の余裕の無さで…
イライラすること
怒ってしまうこと
多いですよね見守る、待つ、
促す、導く、
教える、諭す、
やる気を出させる言葉がけ
怒りがわいているときには、できません。
親の心のバランス大事ですよね。
頑張っている自分を、まずは、ねぎらいましょうね。

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posted by 佐藤 at 02:29
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