2020年01月31日
〜マルトリートメントとは子どもが感じる虐待です〜
〜本「脳を傷つけない子育て」友田明美著 より抜粋〜
マルトリートメントの語源は
「mal(悪い・悪く)+「treatment(扱い)」
=「maltreatment(不適切な養育)」
虐待は自分に関係ない。
そう思っている人が多いと思います。
たとえば、大きな声で叱ったり、
しつけの一環として手加減をして
叩いたりすることはありませんか?
このとき、親としては加害の意図はないでしょう。
ところが、子どもの心は、傷ついています。
注目すべきは親の意図ではなく
子どもの心の状態です。
子どもの心を傷付けるような不適切な関わりは
「虐待」という言葉よりも広い意味を持つ
「マルトリートメント」とよばれ
避けるべき子育てと言えます。
<代表的なマルトリートメント>
・心理的マルトリートメント
「バカ」「あなたを産んだせいで苦労している」など、
人格を否定するようなことを言う、
兄弟間で比較するなど
・面前DV(心理的マルトリートメントの一種)
子どもの前や家庭内で家族に対して暴力を振るう(DV)
家庭内でケンカをするなど
・身体的マルトリートメント
しつけのためにたたく(手加減をしている場合も含む)など
・ネグレクト
忙しくて子どもの声を無視する、短時間でも家や車の中に
放置する、体調を崩しても病院につれていかないなど
・性的マルトリートメント
子どもが嫌がるのにお風呂に一緒に入る、
夫婦関係のことを子どもに話すなど
一つもマルトリートメントのない家庭はありませんが、
繰り返されると、子どもの心は、傷つきます。
お尻を叩かれた子と叩かれなかった子の研究 こちら
〜今わかる、子どものころ自家中毒だった自分。
今で言う「マルトリートメントによる愛着障害」
つい最近まで、心の奥底にずっとあったことを。
そんな思いを、娘には、させたくないと思いました〜
2020年01月29日
〜「愛着」というのは?〜
愛着というのは、
生後6か月から1歳半頃
親と子の間に形成される特別な結びつきのことです。
いっぱい抱っこされて、いっぱいかまってもらい、
いっぱい泣いて、いっぱい愛情を受けてもらえる時期です。
「好き」とか「嫌い」とかの他にも、
喜、怒、哀、楽、快、不快、などの感情を
感じる土台の部分が「愛着」だと思ってください。
人間の赤ちゃんは、脳が未完成の状態で生まれてきます。
1人で歩けるまでには、親の世話が必要です。
1人で身の回りのことが出来るまでには、親の教えが必要です。
1人で生きていけるまでには、親の保護が必要です。
親を頼らなければ、生きていけないのです。
どんな親であろうと、子どもは親が大好きです。
本能として・・・
どんなに虐待されても・・・
安心を与えてくれる親なら、安心して育ちます。
でも、不安や怖れを与え続けられると、
「見捨てられないように・・・」
「自分の心がこれ以上傷つかないように・・・」
子ども心が不安定な状態で育つのです。
「愛着」は家で言えば、基礎の土台部分。
設計や骨組みがどんなに良くても、
地盤がグラグラだと頑丈な家は建てられないのと同じです。
安定した愛着が、安定した人生につながります。
愛着が不安定になる最大の原因は、
乳幼児期の生育環境です。
環境に問題があったわけで、
あなたの愛着障害
あなたに落ち度も、責任もないのです。
あなたの生きづらさは、あなたのせいではありません!
では、親のせい?
確かに、そうとも言えますが、
親だって、人間です。
夫婦の不仲、離婚、ネグレクト、過干渉・・・
子どもの気持ちを考える余裕がなかったのかもしれません。
もしかしたら親も愛着障害を抱えていたのかもしれません。
子どもの人権も、女性の権利も、低く見られていた時代のせいも・・・
親は親なりの思いや、事情があったのかもしれません。
ひどい親だったのかもしれません・・・
ですが、
大人になったあなたは、
誰かのせいにするのではなく、
自分で、自分を受け止め、変えられるのです。
あなたの人生を歩むのは、あなたです。
愛着の傷を癒すには、
「書く」「話す」「描く」ことがいいそうです。
自分の傷ついた経験を語り尽くすことや、
心の奥底に押しやられていた感情を無意識に創作という行為で表現し、
小説や絵など、愛着障害を持った作家、芸術家はとても多いのです。
鬱憤をエネルギーに変え、文学や芸術作品を生み出した偉人たちとして
太宰治、川端康成、夏目漱石、ゴッホ・・・
本当のあなたが、あなたらしく生きる。
そのためには「愛着障害」を知ることです。
参考:「マンガでわかる 愛着障害」岡田尊司監修(光文社)
次ページ「愛着スタイル」は こちら
生後6か月から1歳半頃
親と子の間に形成される特別な結びつきのことです。
いっぱい抱っこされて、いっぱいかまってもらい、
いっぱい泣いて、いっぱい愛情を受けてもらえる時期です。
「好き」とか「嫌い」とかの他にも、
喜、怒、哀、楽、快、不快、などの感情を
感じる土台の部分が「愛着」だと思ってください。
人間の赤ちゃんは、脳が未完成の状態で生まれてきます。
1人で歩けるまでには、親の世話が必要です。
1人で身の回りのことが出来るまでには、親の教えが必要です。
1人で生きていけるまでには、親の保護が必要です。
親を頼らなければ、生きていけないのです。
どんな親であろうと、子どもは親が大好きです。
本能として・・・
どんなに虐待されても・・・
安心を与えてくれる親なら、安心して育ちます。
でも、不安や怖れを与え続けられると、
「見捨てられないように・・・」
「自分の心がこれ以上傷つかないように・・・」
子ども心が不安定な状態で育つのです。
「愛着」は家で言えば、基礎の土台部分。
設計や骨組みがどんなに良くても、
地盤がグラグラだと頑丈な家は建てられないのと同じです。
安定した愛着が、安定した人生につながります。
愛着が不安定になる最大の原因は、
乳幼児期の生育環境です。
環境に問題があったわけで、
あなたの愛着障害
あなたに落ち度も、責任もないのです。
あなたの生きづらさは、あなたのせいではありません!
では、親のせい?
確かに、そうとも言えますが、
親だって、人間です。
夫婦の不仲、離婚、ネグレクト、過干渉・・・
子どもの気持ちを考える余裕がなかったのかもしれません。
もしかしたら親も愛着障害を抱えていたのかもしれません。
子どもの人権も、女性の権利も、低く見られていた時代のせいも・・・
親は親なりの思いや、事情があったのかもしれません。
ひどい親だったのかもしれません・・・
ですが、
大人になったあなたは、
誰かのせいにするのではなく、
自分で、自分を受け止め、変えられるのです。
あなたの人生を歩むのは、あなたです。
愛着の傷を癒すには、
「書く」「話す」「描く」ことがいいそうです。
自分の傷ついた経験を語り尽くすことや、
心の奥底に押しやられていた感情を無意識に創作という行為で表現し、
小説や絵など、愛着障害を持った作家、芸術家はとても多いのです。
鬱憤をエネルギーに変え、文学や芸術作品を生み出した偉人たちとして
太宰治、川端康成、夏目漱石、ゴッホ・・・
本当のあなたが、あなたらしく生きる。
そのためには「愛着障害」を知ることです。
参考:「マンガでわかる 愛着障害」岡田尊司監修(光文社)
次ページ「愛着スタイル」は こちら
2020年01月28日
〜子育てママにおすすめの記事案内〜
子育ての正論からリアルまで
子育てママパパにおすすめの記事を書いています。
子育ての道しるべになれば、嬉しいです。
「子育てを考える」「子どもの育ち方」「しつけの仕方」
「特性(発達障害やHSCなど)のある子の育て方」
「我が家の子育て」「大人の愛着障害と家族」などの
各記事一覧から選んで、是非ご覧ください。
【B 子どもの育ち方】記事一覧 こちら
T 新生児期
U 乳幼児期(0歳〜3歳)
V 幼児期後期(3歳〜6歳)
W 児童前期(1年、2年、3年)
X 児童後期(4年、5年、6年)
Y 中学生(思春期)
【C しつけの仕方】記事一覧 こちら
T しつけとは?
U 育み
V 何を教えるのか?
W どう教えるのか?
X 褒め方
Y 予防的、仕掛け、使える言葉
【A 子育てを考える】記事一覧 こちら
T 適切な子育てと不適切な子育て
U 時代、環境の変化
V 子も親も共に育つ
W 世界とのちがい
X 参考本
【D 特性のある子の子育て】記事一覧 こちら
T 発達障害、愛着障害、HSC
U 発達「障害」をどう捉えるか?
V 発達障害(概論)
W 自閉症スペクトラム
X ADHD
Y 学習障害
Z 発達障害関連
[ 発達障害児の子育て
\ HSC(ひといちばい敏感な子)
] 愛着障害とは
Ⅺ 特性のある子たちの子育て
【E 我が家の子育て関係】記事一覧 こちら
知的障害のある自閉症の娘との様々なこと
【F 大人の愛着障害と家族】記事一覧 こちら
3人に1人が愛着障害を引きずったまま大人になっている?
自分を知り、夫(妻)を理解することで、
子育てに良い影響が・・・
是非、読んでいただきたいところです。
子どもを育てるということは、
親自身も悩みながら自分を育てています。
「良い子」に育てようとせず、
「良い親子関係」を育ててほしいです。
これらの記事がそのお役に立てれば嬉しいです。
子育てママパパにおすすめの記事を書いています。
子育ての道しるべになれば、嬉しいです。
「子育てを考える」「子どもの育ち方」「しつけの仕方」
「特性(発達障害やHSCなど)のある子の育て方」
「我が家の子育て」「大人の愛着障害と家族」などの
各記事一覧から選んで、是非ご覧ください。
【B 子どもの育ち方】記事一覧 こちら
T 新生児期
U 乳幼児期(0歳〜3歳)
V 幼児期後期(3歳〜6歳)
W 児童前期(1年、2年、3年)
X 児童後期(4年、5年、6年)
Y 中学生(思春期)
【C しつけの仕方】記事一覧 こちら
T しつけとは?
U 育み
V 何を教えるのか?
W どう教えるのか?
X 褒め方
Y 予防的、仕掛け、使える言葉
【A 子育てを考える】記事一覧 こちら
T 適切な子育てと不適切な子育て
U 時代、環境の変化
V 子も親も共に育つ
W 世界とのちがい
X 参考本
【D 特性のある子の子育て】記事一覧 こちら
T 発達障害、愛着障害、HSC
U 発達「障害」をどう捉えるか?
V 発達障害(概論)
W 自閉症スペクトラム
X ADHD
Y 学習障害
Z 発達障害関連
[ 発達障害児の子育て
\ HSC(ひといちばい敏感な子)
] 愛着障害とは
Ⅺ 特性のある子たちの子育て
【E 我が家の子育て関係】記事一覧 こちら
知的障害のある自閉症の娘との様々なこと
【F 大人の愛着障害と家族】記事一覧 こちら
3人に1人が愛着障害を引きずったまま大人になっている?
自分を知り、夫(妻)を理解することで、
子育てに良い影響が・・・
是非、読んでいただきたいところです。
子どもを育てるということは、
親自身も悩みながら自分を育てています。
「良い子」に育てようとせず、
「良い親子関係」を育ててほしいです。
これらの記事がそのお役に立てれば嬉しいです。
代表挨拶
発達障害だった娘の子育て
歩くのも、言葉も遅めで、急に泣き出したり、
日々、想定外のことが起こり、目を離せられない子でした。
夫からは「看護師だったのに、子育ても出来ないのか?」
と怒られ、相談しに行きたくても、
「娘を障害児扱いする気か?母親失格だ。出て行け!」
と言われて、病院にも行けず、
逆に私が体調を崩しまくり病院通いで、
一番辛い時期でした。
幼稚園に入り、毎日何かしらやらかしていました。
先生から早く診断受けてきてと後押しされて
ようやく受診でき、広汎性発達障害と診断され、
通園センターにも、半年間通うことが出来ました。
夫も少しは、理解してくれるようになりました。
ですが、調べれば調べるほどに、
「発達障害って何?」
「どうやって育てたらいいの?」
「将来、どうなるの?」
不安ばかりでした。
知りたいのに、
学べる場所がありませんでした。
専門家の講演会は、土日や夜で、行けません。
参加できても、「だから、どうしたらいいの?」
という感想でした。
医師から、「わからないことがあれば聞いてください」
と優しく言われても、
「何がわからないのか、何をどう聞いたらいいのか」さえ、
わからない状態で、
一日、一日を終えるのに必死でした。
誰か、わかるように教えてほしい。そう思っていました。
私には厳しいけど、情に厚い?夫の一言から
東日本大震災の後、夫と私は、里親になりました。
(今まで、10人ほどの乳幼児を短期で養育しました)
平成25年11月、同じような発達障害の子を育てるママ友達と、
他のママ達も応援したい、勉強もしたいと
「発達障害児とママのための育児サークル」を立ち上げ
勉強会や茶話会などをしてきました。
発達障害があってもなくても基本は同じ「子育て」と考え、
東京家庭教育やCSP(コモンセンスペアレンティング)も
学びました。お陰で、日々、色々ある娘の子育ても
楽しく、前向きに考えられるようになりました。
子どもを、自分を、信じることが出来るようになりました。
里親研修などで、虐待や子育ての現状を知り、
子育て支援は、親支援だと思うようになりました。
そして、学ぶことの大切さも、実感しました。
発達障害と診断されていなくても、
グレーゾーンの子や、
HSC(ひといちばい敏感な子)の子育ては
理解とコツが必要です。
発達障害児を育てる母親である目線を大事にして、
子育てをするママや、誰でもが気軽に、
「子育て」「発達障害」の学びの場が必要と思い、
私ができる応援の場として、
ペアレントサポートを設立しました。
旭川市内で、
「子育て講演会」
「発達障害講演会」
「ペアレントトレーニング」
「発達障害勉強会」などの活動を
年に数回ずつ実施しています。
ペアレントサポートの活動が
少しでも子育てに役立ち
親子で笑顔になってくれたらと願い
ボランティアで活動しています。
最近は、子育てや仕事の合間に、手伝ってくださる
仲間(サポートスタッフ)が増え、
「みんなで作る、みんなのための学びの場」を
目指していきます。
ペアレントサポートに来られない方にも
「学び」を届けたい。
多くの親に「子育てのヒント、豆知識」を
届けたいと思い、SNS上にも上げていきます。
時には、娘とのドタバタ記事も。
情報は、たくさんあります。
様々な所で、子育て学習事業もされています。
その一つにペアレントサポートも
ご利用頂けたら嬉しいです。
色々な考え方、教え方があります。
たくさんの情報を得て、
子育てを総合的に考えられるようになり、
子育てが楽しいものになってほしいと思っています。
このブログが、
みなさんの子育てに、少しでも役立てば、
嬉しいです。
NPO法人ペアレントサポート
代表理事 佐藤隆子
看護師
養育里親
旭川手をつなぐ育成会理事
道北家庭教育研究グループクリーミーママの会講師
当法人ペアレントトレーニング講師
スタッフの挨拶はこちら
子育てに役立つ
ママにオススメの記事一覧はこちら
歩くのも、言葉も遅めで、急に泣き出したり、
日々、想定外のことが起こり、目を離せられない子でした。
夫からは「看護師だったのに、子育ても出来ないのか?」
と怒られ、相談しに行きたくても、
「娘を障害児扱いする気か?母親失格だ。出て行け!」
と言われて、病院にも行けず、
逆に私が体調を崩しまくり病院通いで、
一番辛い時期でした。
幼稚園に入り、毎日何かしらやらかしていました。
先生から早く診断受けてきてと後押しされて
ようやく受診でき、広汎性発達障害と診断され、
通園センターにも、半年間通うことが出来ました。
夫も少しは、理解してくれるようになりました。
ですが、調べれば調べるほどに、
「発達障害って何?」
「どうやって育てたらいいの?」
「将来、どうなるの?」
不安ばかりでした。
知りたいのに、
学べる場所がありませんでした。
専門家の講演会は、土日や夜で、行けません。
参加できても、「だから、どうしたらいいの?」
という感想でした。
医師から、「わからないことがあれば聞いてください」
と優しく言われても、
「何がわからないのか、何をどう聞いたらいいのか」さえ、
わからない状態で、
一日、一日を終えるのに必死でした。
誰か、わかるように教えてほしい。そう思っていました。
私には厳しいけど、情に厚い?夫の一言から
東日本大震災の後、夫と私は、里親になりました。
(今まで、10人ほどの乳幼児を短期で養育しました)
平成25年11月、同じような発達障害の子を育てるママ友達と、
他のママ達も応援したい、勉強もしたいと
「発達障害児とママのための育児サークル」を立ち上げ
勉強会や茶話会などをしてきました。
発達障害があってもなくても基本は同じ「子育て」と考え、
東京家庭教育やCSP(コモンセンスペアレンティング)も
学びました。お陰で、日々、色々ある娘の子育ても
楽しく、前向きに考えられるようになりました。
子どもを、自分を、信じることが出来るようになりました。
里親研修などで、虐待や子育ての現状を知り、
子育て支援は、親支援だと思うようになりました。
そして、学ぶことの大切さも、実感しました。
発達障害と診断されていなくても、
グレーゾーンの子や、
HSC(ひといちばい敏感な子)の子育ては
理解とコツが必要です。
発達障害児を育てる母親である目線を大事にして、
子育てをするママや、誰でもが気軽に、
「子育て」「発達障害」の学びの場が必要と思い、
私ができる応援の場として、
ペアレントサポートを設立しました。
旭川市内で、
「子育て講演会」
「発達障害講演会」
「ペアレントトレーニング」
「発達障害勉強会」などの活動を
年に数回ずつ実施しています。
ペアレントサポートの活動が
少しでも子育てに役立ち
親子で笑顔になってくれたらと願い
ボランティアで活動しています。
最近は、子育てや仕事の合間に、手伝ってくださる
仲間(サポートスタッフ)が増え、
「みんなで作る、みんなのための学びの場」を
目指していきます。
ペアレントサポートに来られない方にも
「学び」を届けたい。
多くの親に「子育てのヒント、豆知識」を
届けたいと思い、SNS上にも上げていきます。
時には、娘とのドタバタ記事も。
情報は、たくさんあります。
様々な所で、子育て学習事業もされています。
その一つにペアレントサポートも
ご利用頂けたら嬉しいです。
色々な考え方、教え方があります。
たくさんの情報を得て、
子育てを総合的に考えられるようになり、
子育てが楽しいものになってほしいと思っています。
このブログが、
みなさんの子育てに、少しでも役立てば、
嬉しいです。
NPO法人ペアレントサポート
代表理事 佐藤隆子
看護師
養育里親
旭川手をつなぐ育成会理事
道北家庭教育研究グループクリーミーママの会講師
当法人ペアレントトレーニング講師
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子育てに役立つ
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〜自己肯定感と自己否定感〜
発達障害、HSC,愛着障害
みんなにほぼ共通するのが、
自己肯定感が低いこと。
つまり
自己否定感が強い。
自己肯定と自己否定
私のイメージは、
真ん中に「0」
上に「10」「20」と続く
下に「ー10」「ー20」「ー30」と続く
温度計みたい?
心の温度計かな?
自己肯定感と自己否定感
赤ちゃんのときは、
「0」ありのまま。
自己肯定もなければ、自己否定もない。
なのに、育つうちに、
「−10」「−20」になる子が多い。
大人でも、おなじ・・・
「自己肯定」という言葉は、
「自己否定」の逆の意味として作られた言葉らしい。
だから、「+10」「+20」という値を
目指すのもいいけど、
「−10」を「0」にする。
「−30」を「−20」にする。
まずは、そんな感じがいい。
私は、里親相互支援事業で、
里親への子育て学習支援をしています。
虐待で保護された子を養育される里親さんには、
「−40」からの出発です。
安心できる環境で、
小さなことでも褒めて、認めて、
「−30」を目指しましょう。
そうお話します。
「0」から「+10」も「+10」
「ー40」から「−30」も「+10」です。
一気に「−40」から「0」には、
なりません。期待しても無理です。
子育てしていると、
ダメな所ばかり、目が行きます。
良いところ、当たり前に出来ているところも、
「できていること」を認めて、
親自身も、子供に対しても、
否定でなく、肯定してほしいです。
日々の積み重ねです。
まずは「0」に
「0」までが、意外と難しい・・・
自分も、子どもも、
シンプルに、受け止める。
ありのままを、受け入れる。
そうすると、
自然と、成長します。
だんだん+になります。
私のイメージでした。
次へ 「なんで?から、どうしたら」
「D 特性のある子の子育て」記事一覧にもどる
子育ての正論からリアルまで
子育て中の方に見て頂きたい記事一覧
A子育てを考える 記事一覧 こちら
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Cしつけの仕方 記事一覧 こちら
D特性のある子の子育て 記事一覧 こちら
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みんなにほぼ共通するのが、
自己肯定感が低いこと。
つまり
自己否定感が強い。
自己肯定と自己否定
私のイメージは、
真ん中に「0」
上に「10」「20」と続く
下に「ー10」「ー20」「ー30」と続く
温度計みたい?
心の温度計かな?
自己肯定感と自己否定感
赤ちゃんのときは、
「0」ありのまま。
自己肯定もなければ、自己否定もない。
なのに、育つうちに、
「−10」「−20」になる子が多い。
大人でも、おなじ・・・
「自己肯定」という言葉は、
「自己否定」の逆の意味として作られた言葉らしい。
だから、「+10」「+20」という値を
目指すのもいいけど、
「−10」を「0」にする。
「−30」を「−20」にする。
まずは、そんな感じがいい。
私は、里親相互支援事業で、
里親への子育て学習支援をしています。
虐待で保護された子を養育される里親さんには、
「−40」からの出発です。
安心できる環境で、
小さなことでも褒めて、認めて、
「−30」を目指しましょう。
そうお話します。
「0」から「+10」も「+10」
「ー40」から「−30」も「+10」です。
一気に「−40」から「0」には、
なりません。期待しても無理です。
子育てしていると、
ダメな所ばかり、目が行きます。
良いところ、当たり前に出来ているところも、
「できていること」を認めて、
親自身も、子供に対しても、
否定でなく、肯定してほしいです。
日々の積み重ねです。
まずは「0」に
「0」までが、意外と難しい・・・
自分も、子どもも、
シンプルに、受け止める。
ありのままを、受け入れる。
そうすると、
自然と、成長します。
だんだん+になります。
私のイメージでした。
次へ 「なんで?から、どうしたら」
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posted by 佐藤 at 04:20
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| 発達障害関係
2020年01月27日
〜発達障害児の子育てと、仕事を考えると〜
幼児期、娘が発達障害と診断されて、
この先、私とこの子の人生は?
手も目も離せない娘、このまま大きくなるの?
先が全く読めませんでした。
その頃、私も「発達障害」って?
よく解らなかったし、
夫は、「障害」を受け入れないし、
無理解、非協力的でしたから、
絶望感しか、ありませんでした。
(今は、夫も理解あり)
親の会の先輩ママから
「大丈夫、それなりにゆっくり育つから」
と言われて・・・
確かに、ゆっくりだけど、
それなりに育ってきました。
最近、
発達障害のある子のママたちで、
仕事を考えて悩む方が、多いです。
私の周りでは、
子供が、小学校、幼稚園になれた頃からとか、
保育園や児童デイ、祖父母の協力などで、
短時間から仕事を始める方が多いです。
もちろん、周りの協力を得て、
産後や育休後から、仕事を続けている方も。
子育て前に、思い描いていたような、
子育ても仕事も上手くこなせる人は、
ほとんどいないです。
発達障害の幼児期は、子育て大変です。
なので、
例えば2ステップで考えてみる。
一気に復職をせずに、時短だとか、
仕事の内容、時間を抑えて、
子どもの状態、支援の状況をみて、
完全復職、みたいに・・・
私のように、既存の仕事ではなく、
自分で何かを始める、起業する方もいます。
将来、ママ達を応援する仕事をしたいとか、
子ども達の将来の働ける場を作りたいとか、
そのために、資格を取る方もいます。
仕事するしないは、別として、
発達障害のある幼児期の子と、
一日中、毎日、二人だけで向かい合うのは
母にも、子にも、よろしくないです。
母も息抜きが必要です。
仕事や趣味、何でもいいです。
時々、子どもから離れる時間が必要です。
出来れば、同じような子を育てる
信頼できるママ友を持てるといいですね。
幼児期は、
ただでさえ子育てが大変な時期です。
まして、発達障害があれば、
母も、子ども自身も大変なのです。
仕事のせいで、イライラして、
子どもを怒りすぎるようであれば、
仕事量をセーブした方がいいです。
幼児期の親の関わり方で、
子どもを
より生きづらくしてしまうことが
ありますから・・・
発達障害の子供や大人をみていると、
幼児期の不適切な子育て(関わり方)が、
二次障害の土台を作ってしまっていると
感じます。
幼児期の子育て、
定型発達でも大事ですが、
特性を持つ子は、もっと大事です。
この先、私とこの子の人生は?
手も目も離せない娘、このまま大きくなるの?
先が全く読めませんでした。
その頃、私も「発達障害」って?
よく解らなかったし、
夫は、「障害」を受け入れないし、
無理解、非協力的でしたから、
絶望感しか、ありませんでした。
(今は、夫も理解あり)
親の会の先輩ママから
「大丈夫、それなりにゆっくり育つから」
と言われて・・・
確かに、ゆっくりだけど、
それなりに育ってきました。
最近、
発達障害のある子のママたちで、
仕事を考えて悩む方が、多いです。
私の周りでは、
子供が、小学校、幼稚園になれた頃からとか、
保育園や児童デイ、祖父母の協力などで、
短時間から仕事を始める方が多いです。
もちろん、周りの協力を得て、
産後や育休後から、仕事を続けている方も。
子育て前に、思い描いていたような、
子育ても仕事も上手くこなせる人は、
ほとんどいないです。
発達障害の幼児期は、子育て大変です。
なので、
例えば2ステップで考えてみる。
一気に復職をせずに、時短だとか、
仕事の内容、時間を抑えて、
子どもの状態、支援の状況をみて、
完全復職、みたいに・・・
私のように、既存の仕事ではなく、
自分で何かを始める、起業する方もいます。
将来、ママ達を応援する仕事をしたいとか、
子ども達の将来の働ける場を作りたいとか、
そのために、資格を取る方もいます。
仕事するしないは、別として、
発達障害のある幼児期の子と、
一日中、毎日、二人だけで向かい合うのは
母にも、子にも、よろしくないです。
母も息抜きが必要です。
仕事や趣味、何でもいいです。
時々、子どもから離れる時間が必要です。
出来れば、同じような子を育てる
信頼できるママ友を持てるといいですね。
幼児期は、
ただでさえ子育てが大変な時期です。
まして、発達障害があれば、
母も、子ども自身も大変なのです。
仕事のせいで、イライラして、
子どもを怒りすぎるようであれば、
仕事量をセーブした方がいいです。
幼児期の親の関わり方で、
子どもを
より生きづらくしてしまうことが
ありますから・・・
発達障害の子供や大人をみていると、
幼児期の不適切な子育て(関わり方)が、
二次障害の土台を作ってしまっていると
感じます。
幼児期の子育て、
定型発達でも大事ですが、
特性を持つ子は、もっと大事です。
2020年01月26日
〜テキトーな娘と、テキトーな母〜
「テキト〜」
娘の口ぐせであり
元々私の口ぐせ
しっかり、キッチリできない自分の
ふがいなさの言い訳に、
そして、自分へのプレッシャー回避のために・・・
私「適当でいいや、適当で大丈夫!」って
口ぐせのように、いつも言っていました。
最近、娘が真似しすぎるので、
「ママはね、
適当もするけど、
ちゃんとするときもあるからね!」
と教えています(笑)
学校の国語、算数のプリントまで、
「テキトー」は、いかんでしょう(笑)
間もなく高校受験・・・
娘の場合は、高等部入学者選考検査
そろそろ、気になって仕方ない状態に。
「緊張して、答えられないかも・・・」
「どうしよう・・・」と言い続ける娘。
私と夫が、
「みんな優しいから、大丈夫。
わからないときは、わかりません。
忘れたときは、忘れました。って、
言えばいいよ。
いつものあなたでいいよ。」
と言ったら、
娘が、
「そっか、いつものテキトーでいいんだ!」
「そうだ、そうだ、適当にしよう。」
自身の緊張をほぐすために言うのは、いいけど、
試験官の前では、言わないでね。
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娘の口ぐせであり
元々私の口ぐせ
しっかり、キッチリできない自分の
ふがいなさの言い訳に、
そして、自分へのプレッシャー回避のために・・・
私「適当でいいや、適当で大丈夫!」って
口ぐせのように、いつも言っていました。
最近、娘が真似しすぎるので、
「ママはね、
適当もするけど、
ちゃんとするときもあるからね!」
と教えています(笑)
学校の国語、算数のプリントまで、
「テキトー」は、いかんでしょう(笑)
間もなく高校受験・・・
娘の場合は、高等部入学者選考検査
そろそろ、気になって仕方ない状態に。
「緊張して、答えられないかも・・・」
「どうしよう・・・」と言い続ける娘。
私と夫が、
「みんな優しいから、大丈夫。
わからないときは、わかりません。
忘れたときは、忘れました。って、
言えばいいよ。
いつものあなたでいいよ。」
と言ったら、
娘が、
「そっか、いつものテキトーでいいんだ!」
「そうだ、そうだ、適当にしよう。」
自身の緊張をほぐすために言うのは、いいけど、
試験官の前では、言わないでね。
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2020年01月25日
〜おまじないの「青い熊?」〜
昔、母が教えてくれた「おまじない」を
ふと、思いだしました。
母が、仕事で辛いとき、
心の中で、呟いている
「おまじない」だと・・・
あおいくま
あ 焦るな
お 怒るな
い 威張るな
く くじけるな
ま 負けるな
母の背中を見て
私は育ったのだと、
最近、思う。
娘も、私の背中を見て
育つのかな?
ん〜、やばい!(笑)
ふと、思いだしました。
母が、仕事で辛いとき、
心の中で、呟いている
「おまじない」だと・・・
あおいくま
あ 焦るな
お 怒るな
い 威張るな
く くじけるな
ま 負けるな
母の背中を見て
私は育ったのだと、
最近、思う。
娘も、私の背中を見て
育つのかな?
ん〜、やばい!(笑)
2020年01月24日
〜説得より納得、他律より自律〜
高齢者への対応で
大切なのは「説得より納得」
そう書いて有った記事を読みました。
私達だって、
誰かに説得されて、するのと、
自分で納得できて、するのと、
全然違います。
私が、子育てで伝えているのが、
「他律」と「自律」
親や先生から、
言われたから、怒られるからと
するのは「他律」
自分で、
こうした方がいいと思って
自ら進んでするのが「自律」
自分で考え行動出来る大人に育てるためには、
「自律」の力を育てることが大事です。
させたい側(こちら)と
当人(高齢者や子供)の思い
両方の思いを大切に。
大切なのは「説得より納得」
そう書いて有った記事を読みました。
私達だって、
誰かに説得されて、するのと、
自分で納得できて、するのと、
全然違います。
私が、子育てで伝えているのが、
「他律」と「自律」
親や先生から、
言われたから、怒られるからと
するのは「他律」
自分で、
こうした方がいいと思って
自ら進んでするのが「自律」
自分で考え行動出来る大人に育てるためには、
「自律」の力を育てることが大事です。
させたい側(こちら)と
当人(高齢者や子供)の思い
両方の思いを大切に。
2020年01月23日
〜カバの赤ちゃん誕生(旭山ZOO)〜
旭山動物園で、
カバの百吉と旭子の赤ちゃんが生まれました。
まだへその緒がブラブラ付いた状態で、
その赤ちゃんが立って、おっぱいを飲む姿が
ニュースで流れました。
昨年産まれた赤ちゃんは、
その日のうちに死んでしまった
悲しいことがあったので、
今回は、元気に育ってほしいです。
それにしても、へその緒が付いたまま
4つ足で歩いているカバ。
自然界では、産まれてすぐ立って歩けないと
敵に襲われてしまいます。
もし、人間の赤ちゃんが、
産まれてすぐに歩けるように産まれてくるとするなら
妊娠期間1年10か月は、かかります。
でも、その時の頭の大きさでは、
2足歩行になった人間の体の
骨盤の中(産道)は、通れません。
そこで、ギリギリ通れる妊娠10か月で
出産します。
それだけ、頭(脳)は、未熟な状態で
産まれてくるのです。
生きるという本能だけを持って・・・
そして、この最初の1年の関わり方で、
人としての高度な脳(感じる力、考える力…)の
土台の一段目が作られます。
大切な、1年目です。
カバの百吉と旭子の赤ちゃんが生まれました。
まだへその緒がブラブラ付いた状態で、
その赤ちゃんが立って、おっぱいを飲む姿が
ニュースで流れました。
昨年産まれた赤ちゃんは、
その日のうちに死んでしまった
悲しいことがあったので、
今回は、元気に育ってほしいです。
それにしても、へその緒が付いたまま
4つ足で歩いているカバ。
自然界では、産まれてすぐ立って歩けないと
敵に襲われてしまいます。
もし、人間の赤ちゃんが、
産まれてすぐに歩けるように産まれてくるとするなら
妊娠期間1年10か月は、かかります。
でも、その時の頭の大きさでは、
2足歩行になった人間の体の
骨盤の中(産道)は、通れません。
そこで、ギリギリ通れる妊娠10か月で
出産します。
それだけ、頭(脳)は、未熟な状態で
産まれてくるのです。
生きるという本能だけを持って・・・
そして、この最初の1年の関わり方で、
人としての高度な脳(感じる力、考える力…)の
土台の一段目が作られます。
大切な、1年目です。