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2019年08月31日

〜達成感〜

「やった〜!できた〜!」という達成感は、子どもに感じてほしいことです。

手取り足取り教えて、やらせて、「できました!」「完成しました!」と喜んでいる、達成感を感じているのは、大人、先生の方だったり・・・。

もちろん、何度も経験して身につけることも大切ですが、その時のアプローチの仕方で、違ってきますよね。

娘は手先が不器用でした。
ですから、学校で、手先を使う課題を行なう場面を何度か見てきました。

K先生は、黒い画用紙と、折り紙を穴開けパンチで5ミリほどの小さな丸い紙をたくさん準備し、黒画用紙に書いた線の上に、小さな赤や黄色の5ミリほどの丸いその紙を糊で貼り、「花火」を作るという課題を娘に与えました。
娘は、糊がイヤです。ベタベタして。それに、そんな小さい薄い丸い紙を扱うなんて・・・
案の定・・・
娘はどうしたらよいかわかりません。K先生は「ダメ、違う!そうじゃない!」の繰り返し。娘の手を取り、一枚一枚小さい丸い紙を持たせ、糊を付けさせ、画用紙に貼らせていきました。途中で、娘が抵抗。手を引っ込めてやろうとしません。すると、K先生が残りを貼っていきました。そして完成し、娘の作品として廊下に掲示。達成感は、K先生です。娘は、完成してホッとしています。もう糊を触らなくていい。
シールなら、娘も出来ただろうに、と思った母でした。
(K先生にも言いましたが、「いえ、練習ですから」と)

H先生の時にも同じように糊を使って、紙を貼る課題がありました。
枠の中に、1センチ大の色紙を隙間なく貼っていくものでした。どのように行なうかを説明した後、「何色がいいかな?」娘がとった黄色い紙をみて「黄色、いいね。」「この線の横に貼ろうか」「そう、いいよ。」不安な娘の視線がわかるので、一つ一つ丁寧に「いいよ」「大丈夫だよ」「次はね・・・」と、進めてくれます。貼る位置がずれたときは「ちょっとおしいな〜、隙間が空いているから、もう一回、貼り直そうか。」「いいね、きれいに貼れたね」「見て!ここまで貼れたよ。あともう少しだよ。」と声を掛けてもらいながら、娘は、ニコニコしながら、先生の顔を時々見ながら、貼っていきます。糊が苦手なのを知っているから、紙を貼る場所に、スティックのりを塗ってから、貼っていきます。手は糊だらけになりません。最後まで集中して完成。「上手にできたね!」と褒められた娘の瞳はキラキラ。できた達成感と、H先生への信頼感ができた場面でした。

「達成感」学校でも、家でも、大事にしたいですね。
定型発達の子は、叱咤激励すれば、なんとか努力し、達成できることも多いですが、発達障害の子には、一つ一つ具体的に、教えながら、褒めながらでないと、達成出来ません。

子どもは、遊びやイタズラの中で、達成感を味わいます。大人からみると、止めて欲しいことも多いですが、危険が無ければ、させてあげて欲しいです。(後で、洗えばいい、あとで片づければいいのです)その時の子どもの瞳を見てください。キラキラしているときは、脳は活発に何かを感じています。子どもの達成感を一緒に喜んであげられるといいですね。

子どもに持たせたい達成感。達成感は次のやる気を育てます。
「達成感」を子ども自身が感じることが、大事です。








posted by 佐藤 at 04:16| Comment(0) | TrackBack(0) | つぶやき

2019年08月30日

〜幼稚園・保育園の運動会は必要か?〜

全ての子に、幼稚園・保育園の運動会は必要か?
という話が先日ありまして・・・

集団行動の練習?小学校で運動会があるからその練習?
幼児なのにレベル高すぎの内容も。親が喜ぶから?園の先生方の腕を見せたい?
何ヶ月も前から、練習。

発達障害のある子にとっては、日々の決まった日常を送るだけでもまだ大変な時期。非日常のイベントで、練習する内容も時間も違う日々。定型発達の子なら、それにも適応できる子が、多いけど、見通しが出来ない子。いつものパターンが安心な子たちには、不安の日々です。

もちろん、発達障害といっても、子どもも色々なので、それなりに楽しめる子、先生がついていれば、練習に参加できる子。
定型発達の子でも、参加したいけど、先生にしがみついている子もいます。まだ、幼児ですから。

今回の話の発端は、発達障害のあるお子さんが、秋の運動会の練習を嫌がり、どんどん種目練習が出来なくなり、開会式の練習だけに参加。それも、嫌がるようになり、先生から「練習を嫌がり出来ないんですけど!」「どうしたら、いいですかね?」と言われ、親としては、子どもの様子から、「運動会でなくていい」と、思うのだけど、先生からは、何とか出るようにと。

「全部じゃなくて「これだけ」って、参加させたら?」
重度の自閉症児者に関わる方は、「運動会やその練習は、子どもが不安になり混乱するだけ。まして幼児期の運動会なんていらない。」
嫌がり全て参加してこなかった当事者の方は、「あとで、一度は参加しておけばと思った。」(小学生になってからでもいいけど)
いろいろ意見が出ました。

同じ発達障害といっても、1人1人違います。学年が上がれば、同じ子でも、違います。先生の誘導の、関わり方の良し悪しも影響が大きいです。
みんなと同じようにとの園や学校の先生方の思いは、わかりますが、本当に今、この子に必要なのか?この経験が必要なのか?無理強いしていないか?逆に不安、恐怖をあたえていないか?よく見て、考えて欲しいと思います。

0か10ではなく、2とか5でもいいですよね。
応援だけでも、いいと思います。応援しながら、運動会を見ることで、次回の見通しも立てられます。
うちの娘は、練習も参加したり、しなかったり。大好きな先生のお手伝いと称して、先生の横でみていることも多かったようです。本番は、先生の横で先生の顔を見ながら、綱引き以外は、なんとか参加。毎回、ビデオを撮り、何度も見て、次回のイメージ(見通し)を付けていました。

運動会、学芸会。
発達障害のあるお子さんにとっては、悩みが多いですね。
少なくても、子どもにとって「イヤでたまらなかった出来事」には、したくありませんね。
全部は参加しなかったとしても、「頑張ったね」「楽しかったね」という達成感を子どもにもってもらいたい。うちでは、ビデオを見ながら、「ここ、頑張ったよね」といいところを褒めて、次につなげるようにしていました。

誰のためのイベントなのでしょうかね。







posted by 佐藤 at 04:48| Comment(0) | TrackBack(0) | つぶやき

2019年08月29日

〜発達障害の定義〜

 「定義」

生まれつきの脳の機能の偏りが原因であり、
しつけや育て方の問題ではありません。
個性の延長線上にあるもので、日常生活に
様々な支障をきたすレベルのものです。

杉山登志郎先生
「子どもの発達の途上において、
 何らかの理由により、発達の特定の領域に
社会的な適応上の問題を引き起こす可能性
がある凸凹を生じたもの」

岡田俊先生
「物事のとらえ方や行動の仕方に違いが
あるため、日常生活に困難がある状態」

平岩幹男先生
「発達そのものの障害というのではなく、
 発達の過程で、明らかになる行動や
 コミュニケーション、社会活動上の障害」


現在、「発達障害」という言葉は、
2004年の発達障害者支援法で、
・ASD(自閉症スペクトラム)
・ADHD(注意欠如多動症)
・LD(学習障害)
これらの障害をまとめる概念として
使われる。となりました。

DSCN4252.JPG



*参考文献
「発達障害の子どもたち」杉山登志郎著
「発達障害のあること家族のためのサポートBOOK」岡田俊著
「小児科臨床発達障害の理解と対応」専門編集平岩幹男



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posted by 佐藤 at 05:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害関係

2019年08月28日

〜障害か個性か〜

本によると、平成18年の横浜市の1歳半健診で、
発達の問題で経過観察を受けた子どもが20%近くおり、
そのころは、多すぎるとの指摘がされました。

スウェーデンのあるグループの調査でも、
健診で問題のなかった子を6歳まで追跡調査した結果、
何らかの問題があり経過観察となった子を含めると、
やはり20%の子どもが、神経発達、精神発達上問題があったそうです。


やはり5人に1人は、何らかの発達上の問題があるということです。

その子ども全員が、「発達障害」と診断されるわけではありません。

その判断の微妙な発達状況の子ども達こそ、
育児にそれなりの専門的知識が必要と感じています。

早期から発達障害の特性に応じた関わり方、教え方をした子と、
そうでない子との差が、成長するほど、大きくなります。
ですから、診断されなくても、傾向があるとされた段階で、
発達障害児の子育てを学んでほしいと思います。



障害か、個性か・・・
レッテルを貼るために診断、評価するのではありません。

tenbin.png


特性や能力障害から上手くできないことを叱られてばかりいると
「どうせ自分なんて」「どうせダメなんだ」と努力もやる気もなくなり、
自己否定な大人になっていきます。

特性や能力障害を正しく評価し、
努力が成果に結びつくように工夫する。
一緒に考える。一緒に喜ぶ。
それが、子どもをありのまま、丸ごと受け止めるということです。


子どもは、脳の発達期です。
子どもの特性は、どんなものも「障害」であり「個性」です。
その区分は、あなたが今子どもに向けている視点にしか過ぎません。
どちらか片方を選ぶものではありません。
「障害であり個性である
」両方の視点を持って、子育てしていくことが、
子どもを適切に支援し、
子育てを楽しむことにつながります。



〜最近は「発達障害」がテレビなどで取り上げられているためか
我が子の発達の問題を指摘されても、
親の受け入れや対応が早いようですね。
10年前は、母が感じても、指摘されても、
夫や祖父母が理解してくれず、
支援も受けられないという例が多かったのですが、
いい方向ですね。〜



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posted by 佐藤 at 04:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害関係

2019年08月27日

〜脳の配線は生まれてからつくられる〜

犬や猫の赤ちゃんが生まれた時、
犬は犬としての、猫は猫としての
脳の配線ができています。

ところが、
人間の赤ちゃんだけは、
脳の配線がほとんどできていないまま生まれてきます。


世話をしてくれる人との肌の触れあい、
言葉や態度などの心の触れ合いによって
脳の配線が組まれ、人間形成の基礎がつくられていきます。
それだけに、幼児期の子育てが、とても大切です。



うちの子は、幼児期を過ぎたという方、大丈夫です。
気づいたときが出発点です。(家庭教育で学びました)



子育ては、まず子どもの心、
思いを聴くところから始まります。
赤ちゃんなら、赤ちゃんの。
3歳なら、3歳のその子の。
小学低学年なら、低学年のその子の。
反抗期なら、反抗期のその子の。
思春期なら、思春期のその子の。
心の奥の、本当の思いを聴くことです。


教えること、命令すること、
脅迫することばかりしていると、
違う方向に、脳の配線が・・・


人を思いやれる。
自分の命、他人の命を大切にできる人に育てるには、
まずは、子どもの思いを聴いて下さい。

言葉だけではないです。
表情、声のトーン、態度・・・
反抗期では、あまのじゃくだったり、
わざと注目して欲しくて、
逆効果のことをすることもあります。

自分が、子どもだった頃を、少し思い出してください。
素直に親に話せた頃。
素直じゃなかった頃。
甘えたかった頃。
一人前だと認めて欲しかった頃。


しっかり聴いて、しっかり伝えてあげてください。

「あなたは、大事な存在。
 あなたはあなたでいい。ちゃんと育っているよ。」
「あなたは私(私たち)の宝物。」







posted by 佐藤 at 05:01| Comment(0) | TrackBack(0) | つぶやき

2019年08月26日

〜発達障害、発達遅滞、発育障害〜

*発達障害は

生活の中で、いつも「障害」がでているわけではなく
状況によって障害が明らかになるという特徴があります。

「知的」「運動」「精神」の障害は
場面によらず常に「障害」を示すのと異なります。

発達障害の概念も、分類も、脳科学的にも、
ここ数十年そして今でも、変化しています。



body_nou.png


*発達遅滞は

精神発達、運動発達などの大きな分野での
全般的な発達そのものの遅れのことです。
(医療では、精神遅滞と言いますが、
 一般でいう知的障害とほぼ同じ意味です)



*発育障害は

主に乳児で身体的発育の遅れ
 +発達の遅れがあることです。




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posted by 佐藤 at 04:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害関係

2019年08月25日

〜必要なのは、愛情よりも安心〜

基本的に、子どもはみんな
安心を求めています。


なぜなら、愛情は、曖昧で、実感しづらいものです。
子どもは、まだ
相手の気持ちを感じる(認識する)のは苦手。
そして、自分自身の感情を自覚(認識する)こと、
伝える事も苦手です。


愛情という概念は、乳幼児期や自閉症タイプの子にとっては、
とくに難しいことです。


では、どうしたら上手くいくのか。
それは、「安心」を与えることです。

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幼児期の子どもたちや、
発達障害、HSC(ひといちばい敏感な子)の
子ども達は、強い不安感を持ちやすいです。


・自閉症タイプにとっては、脳の発達の凸凹特性から起こる不安。
(見通し、概念、曖昧が苦手で、頑張っているのに怒られる。わからない不安)

・HSC(ひといちばい敏感な子)にとっては、その子の性質からおこる不安。
(感受性が強く、なんでも敏感に感じ、気にし過ぎ、疲れやすく、不安になりやすい)

・虐待を受けた子にとっては、虐待の経験から起こる不安。
(自分は大事にされない存在、無力感が続き、とても自己肯定感が低く、強い不安がある)


これらの子に「安心」を与えず、
「不安」を与えていくと、
あっという間に二次障害を起します。



「安心できる環境」と「安心できる人」が大事です。


安心できる環境・・・幼児期も同じ

発達障害(自閉症タイプ)がある子にとっては、
・どこで何をすればよいか分かりやすい環境、見通しがわかる環境。
・周囲の雑音や視覚的情報を減らせる場や、落ち着ける静かな場所。
・近所、学校、地域の人たちが、温かく見守って、手助けしてくれる環境。

HSC(ひといちばい敏感な子)は、
・疲れやすいので、頑張らせ過ぎず、その子のペースで、身体や心を休ませてあげられる。
・失敗しても、「大丈夫だよ」と、親をはじめ、学校の先生も、その子の特性を理解してくれる環境。

虐待を受けた経験のある子は、
・施設、里親や親戚の家庭で、暮らしていくなかで、求めるのが「居場所」と「自尊心」。居場所とは、今だけでなく、将来の居場所。将来にも続く心の居場所。



安心できる人・・・

・子どものことを理解しようとし、認めてくれる、困った時には助けてくれる人。

・子どもは今何を考えているのか、子どもは何に興味を持っているのか、子どもはどんなことを求めているのか。知ろうとしてくれる、感じてくれる、共感してくれる人。

そんな安心できる人が、一人いるかいないかで、人生大きく変ります。



「安心」を与えてくれる人は、「信頼」に。
「安心」の積み重ねは、「安定」に、「自信」に。
「安心」は、問題行動を減らし、やる気(意欲)を引き出します。


〜アメリカ発祥のCAP
(子どもの人権プログラム)では、
子どもの大切な権利として、
「安心」「自信」「自由」の
3つを上げています。
みんなに受けて欲しいプログラムです〜




良い子ってどんな子? こちら



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posted by 佐藤 at 03:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 子育てを考える

2019年08月24日

〜病気になれない。ケガできない!〜

小さい子がいたり、発達障害の子がいたり・・・
母は、病気できない。ケガできない。と思いますよね。

昨日、足を痛めた知人に会い、私も気を付けようと思いました。
私、ドジなので・・・。

今まで、四十肩(右)、五十肩(左)で、それぞれ悪化して、1年以上治るまでかかり・・・
左手首の骨折。左膝痛で杖をついていた時も。

誰も優しくはしてくれません。痛み止めを飲み、何とか工夫して家事と娘の世話をしなければなりません。片手で畑仕事もしていました。今振り返っても、よくやったな〜と思います。

もし、私が入院したらと思うと、とても不安です。
知的障害のある発達障害の娘が、とても心配。

そこで、定年?した家にいることの多い夫に、少しずつ家事を移行し、出来ることを増やしています。(私より、几帳面)
問題は娘。父親(夫)と二人だけだと不安で「気持ちが、こんがらがるの」と娘の表現。
以前より、ストレスが減り、温厚になった夫。でも、娘にとっては、緊張する「人」のまま。
私と離れたくないのではなく、私がそばにいると安心、母は安全地帯。父親がいるときは、母がいないと不安。

でも、近くに住む高齢の義母の介護が始まれば・・・私がもし入院したら・・・、と考えると、今から、練習してもらわないと、少しでも慣れておいてもらわないと。
突然では、娘はストレスをためて、えらいことになる。

春、義母のサポートが、少し必要な時期があり、夜だけ、私が泊まりに行きました。
練習にもなるので、説明し、娘のお風呂も夕ご飯も終わらせ、あとは寝るだけにして・・・。
朝食は、夫にお願いして・・・。
数回、泊まりに行きました。
朝、帰宅すると、娘は、「ちゃんと寝たよ!ご飯たべたよ!」と報告し、ホッとした表情。
「偉かったね、ありがとう〜」と褒めます。よし、よし。
夫は、「夜中に目が覚めて、寝坊しないか気になり、眠れなくなり、寝不足だ!」
「あ〜だの、こ〜だの」。
問題なのは、娘ではなく、夫の方でした。
義母が元気になり、最近は、泊まりに行っていませんが、
時々、練習させなきゃ、と思う母です。







posted by 佐藤 at 07:58| Comment(0) | TrackBack(0) | つぶやき

2019年08月23日

〜「様子をみましょう」の落とし穴〜

発達障害かもしれない?
病院に行き、検査するけど、
診断が付くほどではなく、
医師に「様子みましょう」
そう言われて・・・。


診断が付くほどではないから、大丈夫と思う。
何もしなくていいと考える。
それは、大間違いです。


診断名を付けるには、「診断基準」に、
基準を充していないと、付けられません。

発達障害という診断名はありません。
「自閉症スペクトラム(障害)」
「ADHD」「LD」この総称が発達障害なのです。

それ以外でも、脳の発達の偏りで起こる、
「協調性運動障害」、
こだわりのない自閉症「コミュニケーション障害」、
以前使われていた「広汎性発達障害」など。
それぞれに、診断基準があります。
子どものうちは、成長期、発達期である為、
診断を確定するのが、難しいことも多いのです。

ですから、
「診断名を確定するのは、もう少し様子をみましょう」
と医師が言う事は多いのです。

落とし穴だと、私は思います。

otoshiana.png



病院に行くというのは、
それなりに、困っているからです。

困っているのは、誰か。
一番困っているのは、子ども本人です。

診断名が付かなくても、
親は、困っている子どものことを、
理解し、適切な支援をすることが必要です。

なぜなら、幼児期の頃からの理解や支援が、
遅れたり、不足したりして、
子どもに過度なストレスがかかりつづけ、
二次的問題を起こしている子が多いのです。

過度な不安。過度な緊張。
意欲が極端に低下する抑うつ症状。
不安が高じて強迫性障害。
頭痛や腹痛の身体症状。
いじめ。不登校。ひきこもり。チック。PTSD。など。
問題の定着や悪化を防ぐため、早い段階での対応が必要なのです。


もしかして、発達障害?と思ったら、
すぐに、発達障害児の子育てに準じた関わり方をしてほしいです。
専門家に相談したり、正しい情報を得てください。
(ネット情報、本にも、偏っている、間違っている情報があります。
色々な情報をたくさん見ることを勧めます。)
このブログに載せた記事も、一つの参考にしてくれると嬉しいです。


グレーでも、子どもに発達障害と伝えなくても、
親が勉強し、適切にサポートすることはできます。


子どものためにも、
様子を見るという
「放置(理解も支援もしない)」は、
しないでほしいです。



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posted by 佐藤 at 03:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 発達障害関係

2019年08月22日

〜コグトレ〜

コグトレって、ご存じですか?

児童精神科医、宮口幸治氏が、少年院勤務の時に、困っている子ども達のために、作った認知トレーニングのことです。

少年たちが、何に困っていたかと言うと、
簡単な足し算、引き算が出来ない。漢字が読めない。簡単な図形を写せない。短い文章ですら復唱できない。(身体が不器用)。
見る力、聞く力、想像する力がとても弱く、そのせいで聞き間違えたり、周りの状況が読めなくて対人関係で失敗したり、被害的になったりしていたのです。そしてそれが非行の一員にもなっていたということでした。

現在学校教育現場でも、注目されている「コグトレ」。

<困っている子どもの様々な行動>
・コミュニケーション力が乏しい
・対人関係が苦手
・融通が利かない
・想像力が乏しい
・相手の気持ちがわからない
・衝動的になってキレやすい

<困っている子どもの特徴>
@認知能力の弱さ
A感情統制の弱さ
B融通の利かなさ
C不適切な自己評価
D対人スキルの乏しさ
+身体的不器用さ

これらに、着目し、学習の土台をつくる、社会性を高める、身体の使い方を学ぶために作られた認知トレーニングです。

興味のある方は、本も色々出ていますし、ネットで調べて見てください。

ただ、「これいいわ!」と
がむしゃらに、子どもにやらせないでくださいね。
子どもも、楽しめる。「できた!」で終れる、
毎日、少しずつ、続けられることが大切です。








posted by 佐藤 at 03:50| Comment(0) | TrackBack(0) | つぶやき