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2021年10月16日

子どもの行動を勉強へと向かわせる「仕掛け」

旭川で「子育て」や「発達障害」の学びの場を
提供しているNPO法人ペアレントサポートです
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参考資料  こどもまなびラボ
鈴木秀明


子どもの勉強へのやる気を高めるにはどうしたらいいのか、とお悩みの親御さんは多いことでしょう。
そもそもですが、勉強へのやる気というのは、高めようと思って簡単に高められるものなら苦労しません。
また、意思の力に頼った勉強は長続きしません。
「勉強へのやる気を高めて勉強する」ということは逆にいうと、「やる気を高めないと勉強できない」ということになるからです。


そうではなくて、やる気の有無に関係なく勉強へと行動が向かう「仕掛け」を上手く用意してやることが重要です。
そうすることで勉強を「習慣化」することができれば、やる気の有無に関係なく、勉強が自然と日常の一部になっていきます。

shimekiri_report_schoolboy.png

<勉強よりも嫌いなことをあえてつくる>
子どもにいきなり「勉強をなってもらう」ことはそう簡単ではないかもしれません。
しかし、「勉強よりも嫌なこと」をあえて仕掛けとしてつくってやることで、うまく勉強へと(相対的に)行動を向けられるようになるかもしれません。


たとえば、私は子どもの頃、家の手伝いなどをするのが嫌いな子でした。
親から「勉強するより家の掃除の手伝いをしてよ」などと言われると、逆にかたくなに勉強ばかりしてしまうような子どもだったのです。これが、もし、私にもっと勉強させるための親の策略だったとしたらすごいことですが・・・



行動経済学の用語に「松竹梅理論」というものがあります。
飲食店のコースやお弁当のランクなどで、高額&高品質な順に「松」「竹」「梅」と3種類のコース料金が設定されている場合、「梅」だとケチくさいし「松」だと贅沢すぎるということで、人はついつい真ん中の「竹」を選んでしまうというものです。



この心理を利用して、商売人は本当に売りたいモノを「竹」の位置にもってくるということをやっています。
「竹」単品で提供するとちょっと高いと思われるものでも、「松竹梅」の3点セットでみせられると、すんなり勝ってもらえたりするのです。



人は想像以上に「相対的な感覚」で動く生き物です。「竹(勉強)」だけを子どもに押しつけるのではなく、「松」や「梅」に該当する何かをあわせて提示してやることで、向かわせたい方向にうまく誘導してやることも可能になりますよ。



<「中ボス」をつくる>
テレビゲームやスマホゲームをやったことがある方にはご理解いただけると思うのですが、アクションゲームやロールプレイングへー無などでは、ザコ敵や最終ボス(ラスボス)以外に、ステージやシナリオの区切りなどにちょっと強い敵(いわゆる「中ボス」)が存在します。

この「中ボス」が実はゲームにとても良いスパイスを効かせるものとなっていて、中ボスという存在があるからこそプレイヤーのレベルアップのきっかけとなったり、イベント的要素として飽きがこないための良いアクセントになっていたりするのです。
逆に言うと、ザコとラスボスしか登場しないゲームというのは、非常につまらないものになってしまうでしょう。
ということで、勉強や習い事についても、最終的・長期的に目指す目標(ラスボス)の前段階に何回かの「中ボス」的なステップ・関門となるものを積極的に設けてみることが有効です。
資格・検定試験を「中ボス」として活用することももちろんできますし、スポーツにおける「練習試合」などもこれに該当するでしょう。



勉強に限らず、物事に対して「続かない」「途中で飽きる」となってしまう原因の多くは、最終目標だけを見据えてしまって「その過程を楽しむ」という視点がないために起こるのではないでしょうか。
「中ボス」は最終目標への予行演習であると同時に、物事を継続するうえで重要な刺激を与えてくれるものでもあるのです。



<どういう環境・状況だったらより勉強できるかを考える>
勉強は朝型がいいとか、こういう環境で勉強する方がいいとか、いろいろなことが言われていますが、万人に対して確実にこれが良いといえるやり方なんてものはないです。

重要なのは、お子さんが、どういう環境・状況だったら勉強できるのか?集中できるのか?ということをあらためて洗い出してみること。
そして、子どもをそういう状況に置けるようにうまく仕掛けを用意したり、習慣づけしたりすることです。



たとえば「図書館のような周りがみんな勉強している環境なら自分もやろうと思える」という人もいると思いますが、私が実はまったく逆で、「他の人は誰も勉強していない場所や時間帯で自分だけ勉強しているのってすごい!かっこいい!」ということでテンションが上がるタイプなので、あえて誰も起きていない深夜に起きて勉強していました。
自分が「やれる環境」はどういうものかを洗い出し、あえてそういう状況に自分を置くようにするわけです。
そして逆に、「こういう環境・状況では勉強、集中できなくなる」ということをあらかじめ分かっておくことも重要です。そういう状況に流されてないように気をつけます。たとえば、勉強する環境では子どもの視界に気が散るものを入れないなどです。


「この子は、どういうタイプかな?」ということをあらためて意識してみることが非常に重要なのです。



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posted by 佐藤 at 02:24 | TrackBack(0) | つぶやき