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2021年06月11日

〜発達障害の理解「学校コワイ」絵本〜


絵本「学校コワイ」

母親が、はるちゃんの小学生の頃を思い出して書かれた絵本。
部分的に抜粋します。

学校コワイ.jpg

「私が小学校に入る前 なんかもやもや こまってた。
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小学校では、勉強の時間と休み時間が かわりばんこにくるって、長い間知らなかった。だって時間割には書いていないんだもん。
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どうしていいのかわからなくて、みんなのまねをしたけど、休み時間はだれのまねをしていいか、わからなかった。
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黒板にたくさんの字、どこをみていいか わからなかった。
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「キョウカショ15ページ開けて」って言われても、「キョウカショ」が国語や算数の本のことだって知らなかった。だって表紙には「キョウカショ」って書いてなかったもん。
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給食当番にあたっても いつもまごまご こまってた。
おかずは毎日違うんだもん。どうやってよそうの?「テキトー」ってどのくらい?
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「わからないことは先生に聞いてね」って言われても、聞きかたがわからなかったよ。
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体育のとき いつもおろおろこまってった。毎回やることが違うんだもん。
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先生がことばで説明しても、早すぎてわからない。
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ある時、先生が私に教えてくれた。
「黒板は このマグネットのあるところを写してね。」
「今はこのページを開けてね。」
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お母さんも教えてくれた。「あしたはこんなの習うよ」
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掃除の時間は黒板をきれいにする係りに 決めてもらった。やり方は先生が教えてくれた。
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「はるちゃん、がんばったね。」
「おかげで黒板ピッカピカになったよ。」
「すごいね。」
「ありがとう。」
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私にも できることがあった!
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そわそわ ひやひや まごまご おろおろ おどおど びくびく…
もやもやしていた気持ちが、みんなちいさくなったよ。
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学校がすこぉしたのしくなった。」



あとがきより

はるちゃんは、小2で、学習障害と自閉症スペクトラムとわかるまで、周りからは何に困っているのかがわかりませんでした。
「やりたい」気持ちは人一倍ありながら、「わからない」「できない」自分を思い知らされ二次障害。いじめにも遭いました。

高校生の頃、小学生の親たちが「遊んでいないで片付けなさい」と叱るのを見て、「サボってるんじゃなくて、やり方がわからないんだと思うよ。私もやり方を教えてもらったらできたよ。」とボソッと言ってくれたことから、本人側から見る世界観を教えてもらいました。

はるちゃんの場合、学習障害の診断で「できないこと」から「できること」にかわり、自閉症スペクトラム診断後は「集団に合わせる」より「不安を減らす」方向に切り替えていくことができました。

「個々の脳の働きに見合う教え方で教えてもらえば私もできるよ。できるまで待ってほしい。」はるちゃんの願いです。

「やりたい。伸びたい。人の役に立ちたい。」そんな気持ちをつぶさないように、「自分をまるごと受け入れる気持ち」を大切に育んでいけますように。 




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posted by 佐藤 at 02:54 | TrackBack(0) | 連載