旭川で発達障害のある子もない子も
子育てを楽しくするための勉強会を
開催しているNPO法人ペアレントサポートです
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私達夫婦が、東日本大震災後里親になり、
たまに、
児相から依頼され、乳幼児を預かります。
短期里親なので、2ヶ月以内の預かり。
その間、娘は、里姉。
優秀な里姉です。
赤ちゃんを、見守りながら、あやしながら、
ちょっとした変化に気づいたり、
赤ちゃん語で、会話している。
楽しそう。
以前、
視覚にも障害がある子が、来たときに、
「光が、ぼーっとわかるくらいで、見えていません」と
申し送りされて、そう思っていました。
ところが、娘が、あやすうち、
「この場所から、声を掛けると、笑うよ!目も会うよ!」
右半分しか見えてない、
焦点を合わせるのに時間がかかる
けど
見える!と言う事がわかりました。
そこで、焦点を合わせる練習
娘が、その見える位置で
笑顔で名前を呼んであげる
すると、娘の方を見て、
数秒経つと、焦点が合い、満面の笑顔で、手足をバタバタさせる。
何度も、繰り返すうちに、
焦点があうまでの時間が短くなり、
10秒、5秒、3秒、・・・
娘は、遊んであげながら、訓練士?
お陰で、見えていないことで
難しかった離乳食が、スムーズに進めることが出来ました。
もちろん、離乳食のときも、
娘の声かけが、安心と楽しさにつなげてくれたことも大きいです。
大人の声より、娘の声が上手くいく。
娘には、里姉の自覚を持つように
「一緒に、育てていること、愛情をいっぱい注ぐこと」を合い言葉に、
役割を持たせて(オムツ交換介助、入浴介助、遊び、声かけ担当)
娘を褒めて、ありがとう!のシャワーを・・・
すると、苦手な泣き声も、我慢できるし、
赤ちゃんを抱きたいときも、まずは「抱っこしたい」と言って、
私の補助を待つ。この「待てる」が娘の成長。
自分が今、この状況で何をしたらいいのか、考えて動くようにも。
何かあれば、すぐ報告してくれ、聞いたり確認したり、提案したり、
今では、娘が頼りになる存在。
娘の成長を毎回感じる。
赤ちゃんが帰ったあとは、ちょっと寂しいけど・・・
娘との時間を大切に
次は、どんな子が、来るのかな?たのしみ。