教える側(大人)は、
すでに当たり前にわかること、
出来ることです。
でも、子どもは、
まだ、わからない(よくわからない)
出来ない(上手く出来ない)から
教えるのです。
「わかるように教えるポイント」
*何を教えようとしているのかを教えている
(まずは、何をどこまで出来る様に、
どのように練習するのか、イメージを)
*スモールステップ
(いっぺんには、覚えられません。
少しずつ、一つずつ)
*集中出来ている
(話しを聴ける状態ですか?)
(眠い、イライラしている、
気が散っている状態では無理)
*理由を伝えていますか?
(理由を伝えると、動機付けに)
(子供の利益になる理由だと特に良い)
*短く
(子供は、長い話しは、聞き流します)
(記憶は、最後のフレーズだけということも)
*何度も
(記憶力は、まだまだです。
繰り返すことで、記憶されます)
*ポイントがわかるように
(無駄な説明は、いりません。
行動を教えるときは、ポイントを)
*待つ
(言われたことに、すぐ反応出来る子と、
ゆっくり考えて行動する子がいます。)
*見る・聞く・してみる
幼児期、発達障害(自閉症)では、
「見る」「聞く」「してみる」を
いっぺんに出来ません。
見ることに集中、聞くことに集中、
してみることに集中させた方が、
腑に落ちやすいようです。
*構造化(見える化)
自閉症の特性に応じた環境作り
見てわかるように、場所を決めたり、
印を付けたり、絵や写真で理解出来るように
幼児期の子供にも、適しています。
*子供の成長に合わせ
「教える」から「話し合う」に
幼児期は、良いこと、悪いことの区別を
教え、やり方仕方を教え、
困った時はどうしたらよいか教え、
児童期からは、自分で考える力を
十分伸ばしながら、話し合いの中で
しつけをしていく
*笑顔
しつけは、怒ることではありません。
幼児期は、怒られると、恐怖だけしか
記憶に残りません。意欲もなくなります。
笑顔で楽しく教えると、記憶しやすいのです。
頑張ろうとおもうのです。
*失敗は当たり前。
始めから出来る子はいません。
何十回、何百回として、
出来るようになるのです。
失敗を恐れるようになると、
物事に集中出来なくなります。
*子供に聞いてみる
何がわかって、何がわからないのか、
何が出来て、何が無理なのか、
子どもに聞いてみると、
意外なところだったりします。
簡単に、紹介しましたが、
教えるときって、私(大人)目線になりがち。
子どもの側に立って、教え方を工夫できると
親子のストレスが減ると思います。
〜娘は、わからないことを
笑顔でごまかしていました。
「わかったの?」と聞くと
「わかった」と答えるけど
全然わかっていませんでした。
私の教え方が原因でした。〜
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