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2019年12月16日

〜重度自閉症施設の職員に聞きました〜

重度自閉症の方々が暮らすユニットがある施設
その支援職員の話を紹介します。


私たちは、
知的障害も重く、自閉症のある方々(入所者)の支援と聞けば、
出来ない事を、職員がしてあげる、
かいがいしく世話をする、
老人ホームのようなイメージを持ちませんか?


ですが、その施設職員らは、
パソコンに向かうことの方が多く、
一日中、入所者の世話をし続けることは無いそうです。
もちろん、手助けが必要なところは、しています。
他の施設職員から、仕事をしていないように思われるそうです(笑)。


では、何故なのか?
自閉症の感じ方、見え方、わかり方、やり方、
その人の、理解出来ること、得意なこと、苦手なこと、
その人の、好きなこと、好きな物、落ち着くこと、等々
しっかりと、アセスメントして・・・

その人に合った、わかる方法で、
(「構造化」「見える化」といわれる方法)
絵や文字のカード、スケジュールなどは、
皆さんもイメージしやすいと思います。
その方に必要な「わかる方法、出来る方法」を
工夫して、何度も再評価し、
今、その方に必要な「〜方法」を提示していくこと。


その方が、見通しや、やり方がわかり、
その方が、1人で活動出来ることを増やし、
大切なことは、
その方が、自信を持ち、安心した、安定した生活を
おくれるように、支援するのが、彼らの支援です。



世界的には、
この自閉症の支援の仕方が、確立されて何十年も経つのに、
日本では、まだまだです。
色々な規制があるみたいで,教えられる専門家が少ない・・・
この支援方法を日本に持ってきてくださった佐々木正美先生は、
「自閉症児者の親や支援者の皆さんに知っていただきたい」と
お話されていたのに、残念です。


興味のある方は、
日本自閉症協会から、支援の基本を学ぶことのできる
わかりやすいDVDが、今年新たに作られました。
親や支援者に是非、観てもらいたいものです。
http://www.autism.or.jp/book05/dvd-2.htm



posted by 佐藤 at 04:20| Comment(0) | TrackBack(0) | つぶやき