• もっと見る

2019年12月06日

〜学校の先生に話すときに気をつけること〜

学校の先生に、
子どものことで、
意見を言っても、お願いしても、
伝わらない、わかってくれない、
という話しをよく聞きます。



確かに、話せばわかる先生は、
そのつど問題解決できますが、
連絡帳に書いても、話をしても、
改善されない時は、
先生と「話し合い」の時間が必要になりますね。


必要な時には、担任以外にも、コーディネーターの先生を
時には、教頭先生にも、お願いして、ということも。
問題の内容にもよりますが、父親も一緒に行くのもいいですよね。




一番肝心なのは、感情的をおさえる。
淡々と、子どもの状況、子どもの言ったこと、行なったことを、
説明し、一緒に考えてほしい、
改善して欲しいことを伝える。



それでも、先生方は、壁をつくります。
私たちも、「あなたのやり方はダメ!」と言われると反発しますよね?
「私も、なかなか大変だったけど、(具体的に)こうしたら、家では上手くいきます。
あなたも試してみて欲しいです。よろしくお願いします。」と言われたら、
どうでしょうか。


簡単にはいかない最悪な例は、私も経験済ですが、
ある程度、歩み寄ろうとしてくれる先生には、有効だと思います。


気を付けてほしいのは、
ヒステリックに、子どもの前で、先生の悪口を言わないことです。
子どもは、自分の気持ちを親に共感して貰えるのは、安心に繋がりますが、
親が先生の悪口を言うのは、心地よいものでは、ありません。
毎日、学校で会うのですから、気持ちが不安定になりやすくなります。


発達障害児は、担任の当たり外れが、他の子達より、大きく影響します。
嫌な記憶は、ずーっと残り、大人になっても、フラッシュバックすることもあります。
その記憶は、例えば、「先生に言われた事」だけではなくて、
「嫌な気持ちを言えずにためて苦しくなった」
「親に理解してもらえずに、怒られて悲しかった」
「自分のことで、母親が、父親や先生とケンカをしていた」
そのときの、嫌な気持ちの全てが一緒になって、
フラッシュバックしているように思います。



posted by 佐藤 at 03:36| Comment(0) | TrackBack(0) | つぶやき