日曜日、旭川で初めて開催された、
里親リクルートフォーラムに行ってきました。
その中で、3人の若手里母の話しもあり、
3人とも知り合いなので、応援がてら聞きに行きました。
Aさんの話しを、少し紹介します。
現在11歳(女の子)と5歳(男の子)を育てています。
乳幼児の頃から、養育されています。
二人とも、実母が親権を手放していないため、
いつか実母の元へ帰ることになります。
長ければ、18歳までの養育。
下の男の子は、もしかしたら、就学を機に、
顔も見たことのない実母の元へ帰るかもしれません。
Aさんは、
この子たち、将来辛いこともあると思う。たくさんあると思う。
でも、子供の頃、里親にだけど、大切に育てられた。
子供の頃、楽しかった。という思いをもっていてもらいたい。
子供の頃の、楽しかった、大切にされた思い出は、
様々なことを乗り越えていく力になると思っています。
ですから、毎日、笑顔で、楽しい時間を過ごすようにしています。
大切に育てています。
素敵な里母さんです。
仕事もしながら、
マイペースな女の子と、我の強い男の子に、愛情をいっぱい注ぐAさん。
年下だけど、尊敬している里親さんの1人です。
彼女も、いっぱい子育てに悩み、そして、たどりついた答えなのでしょう。
目の前にいる子どもを、大切に育てるということ。
笑顔で、楽しい時間をすごすことで、心の土台をしっかり作ってあげること。
子どもの頃、親(養育者)に、
幼い自分を認めてもらえて、大切に育ててもらった、
その安心感は、自尊心となり、前向きに生きていく心の土台となります。
里子でも、実子でも、同じだと思うのです。
「ありのままのあなたでいい」
「あなたが大好き」
「大切な存在」
「教えて、褒めて、大切に育てる」
そうやって、育てられた子どもは、
きっと、前を向いて、生きていける、
困ったら、人に助けを求められる、
人を信じることができる人に、育つでしょう。
うちは、実子だから、ずっと育てるからいいのと思っていませんか?
子どもは、みんな同じです。
心の土台は、子供の頃の子育てで、作られます。