子どもの行動には、子どもなりの理由がある。
親の行動、言動にも、親なりの理由がある。
怒るとき、
危険なことに「感情を込めて」怒る→子どもにダメを教えるため。
だけど、たいていは、
親の思いと違う、想定外のことを子どもがしたことで
親自身がプチパニックになり、「感情的に怒る」ことが多い気がします。
特に、朝の忙しいときに、時間のかかることをされたら、激怒する。
時間に余裕があるときなら、そんなに怒らないけど・・・。
同じ「こぼしてしまう」でも、水の時と、ジュースの時では、怒り方が違ったり・・・。
子どもの行為で、親が困ることに繋がる〜遅れる、汚れる、拭く手間。
同じことをしても、親の都合で、怒っている。
親に、時間的、精神的余裕がないと、感情をぶつけて怒ってしまう。
ということを、自覚出来るか、出来ないか。が大事です。
こぼしたら、ただ怒るのではなく、「拭く」ということを教え、「大丈夫、今度はこぼさないように気を付けようね」と、言えばいいのです。
しつけとは、教え、褒めて、身につけさせるものです。怒って、叩いて、押しつけるものではありません。
とはいえ、幼児期のお子さん、それも、子どもが、2人3人といたら、余裕なんて、ありません。
わかっているけど、出来ません。そんな自分が嫌で・・・というママも、多いです。
「自分の都合で感情的に怒ってしまった」と、自分を責めないでください。そのことに、気がついているあなたは、素晴らしいのです。意識していれば、余裕が出来たときには、上手くできます。
子どもも、成長します。ママも、成長します。
私は、娘が何かやらかす、とか、行かない!と騒いでいると、(離れられるときは)トイレに入ります。
私の怒りのクールダウンと、この後、どう動いたら?言ったら?かたづける順番は?時間の変更は?仕事の変更は?色々なことを想定し、色々なパターンを、考えます。子どもの前だと、怒りで頭が真っ白になり、思考出来ないからです。
怒りをただクールダウンしたいときは、洗面所に行き、鏡を見る(コワイ顔がそこにある)。
どうしようと考えるときはトイレに行く。私のパターンです。
完璧な親はいません。完璧な子どももいません。
大事なのは、ママも、子どもも、自己否定しないこと。
大丈夫、大丈夫、大丈夫。
ママも、パパも、子どもも、経験を積んで、時間を掛けて育ちます。
怒りの元は、余裕のなさと、知識のなさからくることも多いです。
保育園や、幼稚園の先生って、スゴいな〜と思ったこと、ありませんか?
それは、「子どものこと」を、学んだ専門家だからです。
本屋には、幼稚園、保育園の先生方向けの手引き書がたくさんあります。
ちょっと、参考にするといいですよ。