• もっと見る

2019年07月23日

〜大器晩成(たいきばんせい)〜

子どもは、みんな、大器晩成。

発達障害は、もっと、大器晩成。

脳は、胎児期から、20歳頃まで、発達します。
20歳頃には、ネットワーク、システム、脳の形が整います。
(大人の脳は、経験や知識を通して、総合的に考えられる脳機能の充実期)


body_nou_unou_sanou.png



言い換えれば、それまでは、成長中、発達中の脳なのです。
子どもの脳は、大人の脳のミニチュアでは、ありません。


どうしても、子どもの頃は、
みんなと同じように、並び、同じ行動を求められます。
その中では、「できない子」「問題児」扱いですが、
大人になり、個性を求められる頃に、花が咲きます。


持っている才能を、大人になり、発揮出来るか、出来ないかは、
親や周りの人の環境です。親や周りの人の関わり方です。


次へ 「発達障害って天才?」

「D 特性のある子の子育て」記事一覧にもどる



子育ての正論からリアルまで
子育て中の方に見て頂きたい記事一覧 
るんるんA子育てを考える 記事一覧 こちら
るんるんB子どもの育ち方 記事一覧 こちら
るんるんCしつけの仕方  記事一覧 こちら
るんるんD特性のある子の子育て 記事一覧 こちら
るんるんE我が家の子育て 記事一覧 こちら
るんるんF大人の愛着障害と家族 記事一覧 こちら

るんるん最新つぶやき記事 こちら




posted by 佐藤 at 08:37 | TrackBack(0) | 発達障害関係

〜怒る・怒りはどこから〜

子どもの行動には、子どもなりの理由がある。

親の行動、言動にも、親なりの理由がある。

怒るとき、
危険なことに「感情を込めて」怒る→子どもにダメを教えるため。

だけど、たいていは、
親の思いと違う、想定外のことを子どもがしたことで
親自身がプチパニックになり、「感情的に怒る」ことが多い気がします。

特に、朝の忙しいときに、時間のかかることをされたら、激怒する。
時間に余裕があるときなら、そんなに怒らないけど・・・。
同じ「こぼしてしまう」でも、水の時と、ジュースの時では、怒り方が違ったり・・・。
子どもの行為で、親が困ることに繋がる〜遅れる、汚れる、拭く手間。
同じことをしても、親の都合で、怒っている。

親に、時間的、精神的余裕がないと、感情をぶつけて怒ってしまう。

ということを、自覚出来るか、出来ないか。が大事です。

こぼしたら、ただ怒るのではなく、「拭く」ということを教え、「大丈夫、今度はこぼさないように気を付けようね」と、言えばいいのです。

しつけとは、教え、褒めて、身につけさせるものです。怒って、叩いて、押しつけるものではありません。

とはいえ、幼児期のお子さん、それも、子どもが、2人3人といたら、余裕なんて、ありません。
わかっているけど、出来ません。そんな自分が嫌で・・・というママも、多いです。
「自分の都合で感情的に怒ってしまった」と、自分を責めないでください。そのことに、気がついているあなたは、素晴らしいのです。意識していれば、余裕が出来たときには、上手くできます。
子どもも、成長します。ママも、成長します。

私は、娘が何かやらかす、とか、行かない!と騒いでいると、(離れられるときは)トイレに入ります。
私の怒りのクールダウンと、この後、どう動いたら?言ったら?かたづける順番は?時間の変更は?仕事の変更は?色々なことを想定し、色々なパターンを、考えます。子どもの前だと、怒りで頭が真っ白になり、思考出来ないからです。
怒りをただクールダウンしたいときは、洗面所に行き、鏡を見る(コワイ顔がそこにある)。
どうしようと考えるときはトイレに行く。私のパターンです。

完璧な親はいません。完璧な子どももいません。
大事なのは、ママも、子どもも、自己否定しないこと。
大丈夫、大丈夫、大丈夫。
ママも、パパも、子どもも、経験を積んで、時間を掛けて育ちます。

怒りの元は、余裕のなさと、知識のなさからくることも多いです。
保育園や、幼稚園の先生って、スゴいな〜と思ったこと、ありませんか?
それは、「子どものこと」を、学んだ専門家だからです。
本屋には、幼稚園、保育園の先生方向けの手引き書がたくさんあります。
ちょっと、参考にするといいですよ。






posted by 佐藤 at 04:12 | TrackBack(0) | つぶやき