幼児期から大人までの症状
(すべての子に当てはまるものではありませんが、参考になれば・・・)
乳児期(〜1歳頃)
1歳頃から、カンが強い、よく夜泣きするなどADHDの兆し?
幼児期(1歳〜5歳頃)
運動能力が伸びて、走り回る、いつも動き回っているなどの多動の症状が目立ち始めます。
また保育園・幼稚園に入園すると、ルールが守れなかったり、他の子たちと同様の行動が出来なかったりして、先生から指導されることが、多くなります。
小学校
一斉授業、一斉指導が苦手なため、診断基準にあるような不適切な行動が目立ってきます。
不注意の症状が強い子は、忘れ物やなくし物が多いことで、度々注意され、
多動性、衝動性が強い子は、学校のルールが守れず、よく叱られます。多動は10歳頃から落ち着いてきます。
また、高学年にもなると、学習レベルがアップすることから、勉強について行けなくなることもあります。
中学校〜高校
学習内容がさらに難しくなり、集中力の無いADHDの子は、ますます授業について行けなくなるケースが増えます。
思春期を迎えるため、二次障害への移行が心配な時期です。
症状について自覚が芽生え、多動性、衝動性による行動を少しずつコントロールできるようになっていきます。
大人
多動性、衝動性による不適切な行動は、かなり抑えられるようになります。
一方、不注意の症状は、多くの場合、成長しても継続します。
参考:「これでわかる ADHD」榊原洋一監修 成美堂出版
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posted by 佐藤 at 15:33
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