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2018年10月16日

子どもにある問題をどう理解するか

こんばんは、ペアレントサポートです。
10月9日ときわ市民ホールで「子どもにある問題をどう理解するか」〜愛着形成の視点を中心に〜という題材で講演会を行いました。
講師は北海道旭川高等支援学校教諭 宮越けんじ氏にお願いしました。

長年コーディネーターとして問題を抱える子どもたちと関わってきた宮越氏は発達障害という診断だけでは理解出来ない子どもの状態が多く見受けられると仰っていました。
特性があることは問題ではなく、安心、安全な生活体験、安定型の愛着スタイルがあれば特性を小さくし、大きな問題を発生させずらくします。
逆に迫害体験、トラウマ、不安定型の愛着スタイルだと特性に悪い刺激を与え大きな問題を発生させやすくします。
その背景には育て方、育ち方、育つ環境が影響しているそうです。
また子育ては時代、文化、社会に影響されていて現在では発達障害と同じように愛着障害も多いそうです。
子どもの情緒を育む時期に、しっかりと愛着形成ができていないと発達障害と似た状態になることもあるとのことでした。

とてもわかりやすいお話でした。

posted by 橋  at 21:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 活動報告