今日は絵本の紹介をします。
《学校コワイ》 よつば もこさんの作品です。
この絵本は【大阪市教育委員会 第13回『はーと&はーと』絵本原作コンクール奨励賞受賞作品】です。
私はこの絵本を読んで娘が小学校1年生の頃を思い出しました。
娘が小1の2学期から母子分離不安が強く一人では学校に行けなくなり母子登校を始めました。
その頃は何で一人で行ってくれないんだろう。どうしてうちだけ…。と思いながら朝の登校から下校まで教室の1番後ろに子供たちと同じ椅子を借りて子供たちの様子をひたすら眺めていました。
もちろん行事や課外活動もクラスの1番後ろから着いていきました。
あの経験が集団での娘の様子や特性などを理解するきっかけになりました。
この絵本にはあの1年生の頃娘が感じていたような心の声が感じられます。
子供の困り感はなんなのか?悩んでいる方のヒントになる作品かなと思います。
気になる方はぜひ読んでみてください。
〜ひとりごと〜
学校のように集団で過ごす場面ではどうしても多数派が正解のように感じられ少数派は過ごしにくいこともあります。
今では1人で学校へ行くようになった娘ですが今でも過ごしやすい場所ではないようです。
でも周りの理解や伝え方、やり方の工夫などでママがいないと過ごせない場所ではなくなりました。
これからは学び方も感じ方もその子によってちがって当たり前だという価値観で学べる場所、理解してくれる先生がどんどん増えるといいですね(^_^)