---------------------------
旭川で「子育て」や「発達障害」の
学びの場を提供している
一般社団法人ペアレントサポートです


----------------------------
−「わかってほしい。」−
私の子育てと、ペアレントサポートの想い

子どもが生まれたとき、
私はただ 「大切に育てたい」 そう思っていました。
でも、わが子の子育ては 想定外の連続 でした。
歩くのも遅い、言葉もなかなか出てこない。
急に泣き出したり、パニックになったり。
目を離せない日々に、私の心も身体もすり減っていきました。
それでも、
「母親なんだから、頑張らないと」
と自分に言い聞かせていました。
--------------------------
夫の無理解、相談できない現実。
--------------------------
そんな中、夫からの言葉は厳しいものでした。
「元看護師なのに、子育てもできないのか?」
「娘を障害児扱いする気か?母親失格だ。出て行け!」
病院に相談に行きたくても、夫の反対で受診すらできない。
結果、娘よりも
私が体調を崩し、病院通い
になるほど追い詰められていました。
でも、目の前の子どもを守れるのは、私しかいない。
だからこそ、諦めずに娘と向き合い続けました。
--------------------------
やっと受けられた診断。
でも、そこからが本当の不安の始まりだった。
--------------------------
幼稚園の先生の後押しで、ようやく病院を受診。
診断は 広汎性発達障害。
やっと娘の特性がわかったと思ったのも束の間−−
「発達障害って何?」
「どうやって育てたらいいの?」
「将来、どうなるの?」
−− 不安しかありませんでした。
「学びたいのに、学べる場所がない。」
講演会は土日や夜開催ばかりで、
小さな子どもがいる私は参加できない。
ようやく参加できても、専門的すぎて
「だから、どうしたらいいの?」
という感想しか持てませんでした。
病院で
「何かわからないことがあれば聞いてくださいね」
と言われても、
「何がわからないのか、何を聞けばいいのかさえ、わからない。」
そんな状態で、ただ 目の前の1日を乗り切るだけ の日々。
「誰か、もっとわかりやすく教えてくれたらいいのに…」
そう願っていました。
--------------------------
娘が20歳になった今、振り返ると。
--------------------------
娘は 知的障害のある発達障害 です。
20歳になりました。
私たち家族にとって、大きな転機になったのは 東日本大震災。
その後、私たち夫婦は 里親登録 をし、
時々 一時保護委託の子 を預かるようになりました。
多くの子どもと関わる中で、
私は 子育ての本質 を考えるようになりました。
それは、「子育ては親だけのものではない」 ということ。
親が学び、地域や支援者とつながることで、
子どもたちはもっと安心して育つことができる。
--------------------------
「親が学べる場所をつくりたい。」
−− ペアレントサポートの誕生。
--------------------------
2013年、娘が小学3年生のとき。
通園センターで一緒だったママ友と、
「発達障害や子育てについて学びたい」
「同じように悩むママたちを応援したい」
そんな思いで
「発達障害児とママのためのサークルタンポポ」
を立ち上げました。
茶話会や勉強会を開催し、
少しずつ活動が広がっていきました。
そして2017年、さらに誰でも気軽に
子育てや発達障害について学べる場をつくりたい と思い、
「NPO法人ペアレントサポート」 を設立しました。
さまざまな講師を招き、講演会を開催。
私自身も学びを深め、資格を取得し、
ペアレントトレーニング「Growing upコース」の作成・開催
里親研修やペアレントトレーニングの講師
として活動の幅を広げていきました。
さらに、令和4年3月14日 に法人格を変更し、
「一般社団法人ペアレントサポート旭川」
として新たに活動を開始しました。
《保有資格》
看護師
養育里親
旭川手をつなぐ育成会理事
脳科学&認知行動療法士
子ども発達障がい支援アドバイザー
子育て心理アドバイザー
子どもに学ぶ家庭教育講師
CSP(虐待防止養育プログラム)元講師
里親トレーニング事業ペアレントトレーニング講師