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2021年12月19日

日本の常識、非常識?海外に学ぶ障害者支援

旭川で「子育て」や「発達障害」の学びの場を
提供しているNPO法人ペアレントサポートです
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ぜんち共済セミナーにて、松上利男氏と志村駿介氏が、海外(スイスやアメリカ)での視察、研修などを通して感じた違いなど、お話されました。



アメリカでも、2000年の前までは、障害者の置かれている状況はあまり良くなかったそうです。
2000年くらいから、行政、障害者支援が進んできたそうです。


障害者支援が進んでいるオレゴン州では、
ホームセンターの入り口の一角に、自閉症の理解のコーナーがあったり、多くの人が、色々な障害のことを知る機会があるそうです。

施設、グループホームも、郊外ではなく、町の中心。

学校も、お店も、近く、自由に(担当支援者が付いて)行動ができます。

そして、地域の人々が、彼ら、彼女らを、よく知っています。
○○さんはどんな人で、どんなニーズがある方か知ってくれています。

施設や地域の人々は、イベントを工夫したり、障害者と地域を巻き込んで、障害者も、社会参加することが、日常なのです。

その日常の積み重ねがとても大事。

障害者も支援者も、地域の人も、人(個人)として、お互い尊重しあっています。



日本の欠けているところ。
職員研修の仕組みができていない。人材育成が出来ていない。

現在は、強度行動障害研修を職員が受けたら、加算されるから、受けているが、活用されていない。施設全体に伝わっていない。
1人が1回聞いたからと、伝えられるわけもない。
正職員だけの研修で、パートが勉強したくても受けていない現状。


日本では、日中活動支援としながら、何もせず閉じ込めて、ネグレクトにしている事業者も多くみられるそうです。(悲しい…)


ノースカロライナでは、毎年、施設の支援に関する細かい評価制度があり、それにより州からの報酬額が変わるため、スーパーバイザーと連携しているところがほとんど。支援(職員)のレベルをいつも高めているそうです。


行動障害という言葉がありますが、「行動的課題のある人」で、これは「支援者の課題」である。
ノースカロライナでの行動障害の人のグループホームの視察では、「行動障害は環境でほとんど解決する。(その環境とは支援者も含まれる)」と言われたそうです。

日本のような2〜4人部屋とか、殺風景な施設とかではなく、とてもおしゃれだし、個人の空間があります。

allergy26_ringo.png

自閉症の人には、視覚的理解が有効なため、施設でも、よくスケジュールなどを、文字や絵カードを使って伝えていますが、
日本では、支援者が利用者(障害者)に伝えるために、使われることが多いです。ですから、選択肢が少ない。

ところが、あちらでは、たくさんの絵カード等があり、選択肢が豊富。
支援者と一緒にスケジュールを決めますが、主体は利用者(障害者)さん、選ぶ、意思決定が保障されています。
休憩時間にもいろいろなことを自由に選択できます。
スケジュールは、自分で作るのです。

障害者も、自己決定権があるのが当たり前の世界です。

日本では、施設側、支援者側の枠組みが優先されます。

個人より、ルールが優先される。




お二人が、感じた日本との違いの中で、
支援者(職員)が、知識と誇りを持って、仕事をしていること。
だから、支援者による虐待が極めて少ない。
行動障害も少ない。


日本でも、頑張っている施設は、増えてきていますが、まだまだ、古いままの「施設」が多いです。
施設のトップたちにも、このお二人のお話を聴いてほしいなと思いました。



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posted by 佐藤 at 02:23 | TrackBack(0) | つぶやき
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