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2021年10月19日

「10歳の壁」「9歳の壁」「小4の壁」とは?


子どもの発達段階を意識した対処法

(参考資料  こどもまなびラボ)

「10歳の壁」は、「9歳の壁」「小4の壁」とも呼ばれます。
子どもの成長は9〜10歳の時期に大きく転換するのです。
これまでは具体的なモノや数以外を認識するのは困難でしたが、抽象的な概念も理解するようになります。



小学校の学習で抽象的思考が必要とされはじめますが、子どもの発達には差があるため、まだ抽象的思考を獲得していない子どもが、たとえば算数分野では分数や割り算の学習につまずいてしまい、「10歳の壁」を越えられないこどもが続出するのです。



「10歳の壁」の問題は、勉強面にとどまりません。
10歳ころになると「他者意識」が発達し、他人との比較を通じて自分を認識するようになります。
そのため、子どもの自己評価や自尊心が低下してしまい、嫉妬などのネガティブな感情も生まれ、気に入らない相手を無視したり、その人について悪いうわさを流したりといった「関係性攻撃」につながってしまう場合もあるとのことです。



なぜ「10歳の壁」がこんなに問題になるのか?
近年、9〜10歳で小学校の勉強についていけなくなる子どもが急激に増えています。
原因のひとつとして、子どもの「考える力」が育っていないことがあげられました。
暗記・スピード重視の反復学習ばかりやらせることや、日常生活における親とのコミュニケーションが不足し「早く寝なさい」「お風呂に入りなさい」など一方的に指示を受けるばかりの状況が影響しているそうです。



自己肯定感の育成
他者との比較によって自己評価が低くなった子どもに必要なのは、あらためて自信をつけさせること、つまり「自己肯定感の育成」。
親が子どもに自信をつけさせるシンプルな方法は、やはり「褒める」こと。

効果的に褒める方法は、
<「すごい」「すばらしい」「さすが」「ありがとう」のようなワードを使う>
少し大げさに思えるかもしれませんが、このような言葉を用いると、子どもにとって「褒められた」ことが分かりやすくなります。
たとえば「テストで80点だね」「脱いだ服を片づけたね」と事実を述べるだけでは、褒められているのかそうでないのか判然としません。
しかし、「80点をとるなんてすごいね!」「脱いだ服を片づけてくれてありがとう!」と言うことで、ポジティブなフィードバックとなり、子どもは褒められていると理解できるのです。


<具体的に褒める>
いったい何をほめてられているのか、どのような行動が高く評価されたのか、はっきりさせることも大切です。
ただ「すごいね」と言うだけでは、何が「すごい」のか分かりづらいですし、投げやりに聞こえてしまう可能性もあります。
どのような行動を褒められているのか明確に言語化しましょう。
「毎日1時間も勉強しているね。さすがだね」
「自分からプリントを整理するなんてすばらしい!」など、できるだけ具体的な言葉に。
子どもの頑張りをちゃんと見ているよ、というアピールにもなります。


褒めるポイントが見つからない、そう考えていませんか?
ならば、子どもに家事を手伝いってもらいましょう。
洗濯物をたたんだり、洗い終わった食器を棚に戻したり。
能力に応じてできることを、具体的に指示してやってもらうのです。


そうすれば「丁寧にたためたね」「手伝ってくれてありがとう」と褒める「ネタ」が生まれます。
褒められるだけでなく「家族の役に立てた」と実感することで、子どもの自己肯定感が養われるのです。


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<抽象的な思考への適応や他者の視点に対する理解を深める読書>
学校では、客観的な視点や抽象的な思考、これらの能力を求められる学習が始まります。
それらの能力が育ちきっていないこどもが直面するのが「10歳の壁」なのです。


どう対応するか。方法の一つは、こどもが「本を読むこと」です。勉強に関するものではなく、物語で十分。たとえば、物語を読むことで、
・登場人物の人間関係を構造化する
・登場人物の価値観を吸収する
・作品の核を抽象化する
少ない情報から登場人物を客観視する能力が磨かれます。

そして、他者の価値観を許容し、頭ごなしに否定をしない姿勢を身につけることができます。
また、多くの価値観は思考の引き出しを増やし、それまで自分ではできなかった発想が生まれるようにもなります。

さらに、多くの物語には「友情の大切さ」や「因果応報」など抽象的な教訓が含まれています。物語を読んでこのようなメッセージを感じ取ることにより、抽象的な物事への理解が深まることでしょう。

まずは、親が本を読み聞かせてあげること。
そして、親が積極的に本を読み、子どもに真似させることです。
読書は効果が高い上、特別な出費も必要ない、リーズナブルな学習方法です。


<正義感と自己肯定感を強くする自然体験>
自然体験を多くした子どもほど、自己肯定感が強くなるという調査結果があります。
自然体験が豊富な子ほど、自身について「勉強は得意な方だ」「今の自分が好きだ」と考える傾向があるのだそうです。
家族とキャンプに行ったり、自然体験を意識してみるといいでしょう。



何かと話題になりがちな「10歳の壁(9歳の壁、小4の壁)」
あまり敏感になりすぎず、子どもを褒めたり、親子で読書をしたりと丁寧なコミュニケーションを心がけていってください。

・・・・・・・・・・・

ペアサポ公式LINEを初めて、もうすぐ1年。
小学生の親からの相談で多いのが
「小4,男の子、登校渋り、発達障害あり又は疑い」


昔、「つ」のつく年齢までは子ども。と言われていました。
一つ、二つ、三つ・・・九つ 
十は、子どもから、大人に向けて、成長の階段を上り始めるとき。
子どもにとっては、大きな階段です。 

kids_janken_kaban.png



特に男の子は、本来、群れて遊び社会性などを身に着ける時期です。
主体性や協調性、努力、自尊心、挫折、仲間意識…
コロナ禍、友達と十分に触れ合って遊べない環境が続いています。


ダメ出しばかりせず、十歳の壁を乗り越えられるようそっと応援しましょう。
親子の、家族の、コミュニケーションが、とても大事です。


「あなた(子ども)は、家族にとって、大事な存在なんだよ」って、ちゃんと伝えていますか?





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posted by 佐藤 at 00:33 | TrackBack(0) | つぶやき
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