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2021年06月22日

〜発達障害:子育ての仕方(6)自閉症スペクトラム〜


★苦手な刺激は減らす
感覚の過敏のサポートは苦手な刺激を減らす。調整します。我慢させて慣れさせようは逆効果です。
苦手な場所には無理やり連れて行かない。無理やり食べさせない。
想像以上に本人は辛いそうです。

感覚の過敏は、気持ちが安心で楽しいと過敏度は下がり、逆に不安緊張では高まります。
〇△×があるとすると、△のを無理強いすると意識するので×に。×を無理強いしていると△だったのまでもが×になっていく。そんな感じです。
成長と共に、偏食の苦手なものが変わるということもあります。

幼児期では、何が苦手な刺激なのかを知る。
嫌がったら、無理強いはしない。
なんでも排除する必要はないけれど、超苦手ならその時は排除したほうがいいです。
「我慢しなさい」より「10分したら、この場から離れるからね」
「この音は、草刈り機の音だよ」
意外と何の音か分からず不安だったり、いつまで続くか見通しがつかなくてパニックだったりします。
耳栓、イヤーマフなどのグッズを使用したり、一旦どこか落ち着く静かな場所に移動する。

不安などで、聴覚が過敏になって、耳をふさいだり、自分の声で落ち着こうと「大声」を出すことがあります。不安ストレスが限界にきているということです。
「うるさい」と叱るのではなく、落ち着く場所、静かな場所に移動や、大人が冷静に対応する事、別の話や事で気を逸らすなどで対応することです。

たいてい成長と共に、何が苦手か、どう対処したらいいのか、本人も親や支援者が分かるようになり、工夫できるようになります。

感覚の過敏(聴覚、視覚、触覚、味覚、臭覚)は、人それぞれですが、自閉症には多い特徴です。


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★見たほうが分かりやすい
視覚優位で映像記憶が強いので、言葉だけではなく視覚的な手がかり(絵や写真)を用いたり、やって見せるのもいいですね。
口で説明して「わかった?」と聞いて子どもが「わかった!」と言っても、分かっていないことがよくあります。何が分からないか説明できないから、イライラされるのが嫌だから、条件反射のように。
「わかった」と言いながら、分かっていない、言うことを聞かないと思う時には、「してほしいこと」を絵カードや、実際やって見せることです。「ダメ」「○○しないで」は、どうすればいいのかわからないので意味ないです。


★分割しながら教える
一度に複数は記憶、処理できないので、一つ一つ順番に、脳が処理出来る、わかる量で、スモールステップで教えます。
そのときも、抽象的な指示は苦手ですので、指示や説明は、具体的にします。「あっち、こっち」「きれいに、ちゃんと、しっかり」では、わかりません。
大人なら簡単なことでも、幼児や発達障害がある子は、簡単ではありません。


★行動や気持ちをコントロールするのが苦手
パニックも起すことがあります。
秩序にこだわりを持つ子も多いので、秩序を乱されたり、見通しが苦手なので、予定が変更されると、不安で気持ちをコントロール出来なくなることがあります。予定変更は早めに伝えたり、パニックになっても、大声で叱らない。少し発散したら、気持ちを他に逸らしてあげる。
「待つ」というのも、とても大事なサポートです。


★「ダメ」「違う」はできるだけ使わない
子どもが自分自身を否定されたように感じます。そして、どうしたらいいのか分からず不安になります。どうしたらいいのか、適応行動をわかりやすく教えましょう。一緒にしましょう。

★加減が難しい
力加減や、集中力などが、1か10。
白か黒。はっきりしているほうが、安心です。
加減が非常に難しいのです。
力の加減、声の大きさから、物事のとらえ方まで。そういう特性があることを踏まえて、先に目安を教えたり、破られたり壊されたら困るものは、前もって手に取れない場所に避難させておきましょう。成長と経験の積み重ねで、加減が少しずつ出来るようになります。


他には
・うろうろ
気持ちが落ち着かない時、歩き回って平静を保とうとすることもあります。
不安や退屈な時に、うろうろしたり、気を紛らわすために、不適応行動をすることがあります。
何かすることを具体的に伝えたり、別の場所に、など気持ちの方向替えで、落ち着くことがあります。

・いつもの場所
気に入ったいつもの場所が安心です。家では、学校では、バスでは、自分の居場所感が安心につながります。いつもの時間、いつもの道、いつもの配置、いつも決まっていることが、安心なのです。
「こだわり」とも言われますが、そうすることで「安心」だからです。
できるだけ、「いつもの」を認め、変更があるときには「理由」と「いつ、いつもに戻れるか」を話すといいです。

・独り言
嬉しいこと、イライラすることなどを、独り言でぶつぶつ言っていることがあります。出来事を思い浮かべ気持ちの整理をしているのです。本人は声が出ていることに気づいていないことが多いです。
家では独り言OK。外出先では「声でているよ」とそっと教えてあげて。



以前から書いている、学びの記事で「特性のある子の子育て」があります。
記事一覧より、いろいろ読めますので、お時間のある方は、どうぞ!
https://blog.canpan.info/pearento-sp403/archive/144



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posted by 佐藤 at 01:18 | TrackBack(0) | 連載
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