旭川で発達障害のある子もない子も
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授乳ペースのお話(参考資料)
1歳までの授乳ペース(間隔、時間)
生後1ヶ月までの赤ちゃんは、母乳やミルクを吸う力が弱く、少し飲むと疲れて眠ってしまいます。また、まだ上手に母乳やミルクを飲めないため、飲んでもすぐにお腹が空いてしまうことが特徴です。
そのため、授乳間隔も1回の授乳時間も短くなります。ほしがるタイミングであげるといいでしょう。回数は、母乳だと1日12回以上になることもあります。
間隔は1〜2時間おきくらいが平均です。量と時間は、母乳の場合は左右それぞれ5〜10分ずつ飲ませてあげましょう。ミルクの場合は母乳に比べると消化吸収が悪いため、3時間ほど間隔をあけるようにしましょう。
量はミルク缶に記載されている量を目安にしますが、基本的にほしがるだけ与えても大丈夫です。ただしミルクは母乳よりもカロリーが高いため、目安を大きく外れないようにしましょう。母乳とミルクの混合の場合は、できるだけ母乳を与え、足りない分をミルクで補うようにしましょう。赤ちゃんの体重を量りながら、なかなか増えないようであればミルクの量を増やしてあげて下さい。
生後3ヶ月、授乳の間隔もだんだん長くなる
生後2〜3ヶ月になると、赤ちゃんも母乳やミルクを上手に飲めるようになってきて、消化器官も発達してきます。まとめて3時間くらい眠るようになることも多くなるため、特に夜間の授乳間隔が長くなってくることも多いです。
回数は母乳だと1日8〜10回くらいになり、ミルクだと6回くらいに安定してきます。
母ニュの間隔は1〜3時間程度になります。ミルクの場合は、3時間は間隔をあけるようにしましょう。
時間は母乳の場合は左右15分くらいが平均です。ミルクは1回160ml位の量になります。
生後3ヶ月〜1年になると、赤ちゃんもママもペースができてくる
また赤ちゃんも1回の授乳でしっかりと母乳やミルクを飲めるようになり、時間も回数も減ってくることが特徴です。タイミングは、赤ちゃんがほしがったときにあげるようにするとよいでしょう。
授乳ペースは個人差も大きい
授乳ペースは個人差が大きいことが特徴です。
育児書などに記載されている時間や回数は、あくまで目安です。大切なのは、赤ちゃんとママの間で、自分たちだけの授乳ペースを見つけることです。赤ちゃんの様子やママ自身の体調に目を向けながら、心配し過ぎず、マイペースに授乳ペースをつかんでください。