幼児期のしつけは、
自立心を育てることと
基本的生活習慣を身につけさせることです。
しつけというと、叱って、させるという
ネガティブな嫌なイメージの方もいますが、
それは、間違いです。
それでは、「おしつけ」です。
しつけとは、
見せて、教えて、させてみて、褒めて、
繰り返して、繰り返して、
親が手本になって、
少しずつ意欲を持たせ、
自立に向かわせることです。
基本的な生活習慣
睡眠、食事、着衣、清潔、排泄、挨拶・・・
これらの習慣は、特にお母さんの姿が
お手本です。
気をつけて頂きたいのは、
親をよく見て、摸倣の時期です。
親の感情や態度。
親の人に対する態度。
親の物に対する態度。
美や道徳に対する態度。
労働に対する態度。
親のあらゆる面での態度を
子どもは真似て自分のものにしていくのです。
(コワイですね〜)
幼児期は、基本的生活習慣を身につける時期ですが、
上手く出来ないのが当たり前の時期です。
まだまだ理性で動くことは出来ず、
感情で動く時期です。
「ダメ!」ではなく、
「こうしてほしいな」
「どっちがいいかな、えらんでくれる?」
3歳は、しつけの始まりです。
なぜなら、3歳頃から、
記憶の保持が出来るようになってくるからです。
それでも、繰り返しが必要です。
ですから、
3歳で、しつけをしてしまうというのは、
間違いです。無理です。
しつけとは、教えることです。
叱ることでは、ありません。
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