高校生国際比較調査(平成26年度)によると
「自分はダメな人間だと思うことがある」という質問に
そう思う(とても思う、まあそう思うを含め)が72.5%
他国と比べて、日本の割合が突出して高かったのです。
日本の文化の特異性・・・
相手を敬い(立てる)場合に、
欧米では相手を褒めて(相手を上にして)相手を敬いますが、
日本は、自分側をへりくだる(下げる)ことで、
結果として相手を自分より上に持ち上げ敬います。
(今は、死語ですが愚妻、愚息…)
褒めるのは相手。でも、ごますりと言われることも。
家族を褒めることは、みっともないこと。
まして、自分を褒めることは、うぬぼれと言われました。
ですから、日本人は、褒めるのが苦手です。
何を、どう褒めて良いのか、わからないのです。
だから、困惑するのです。
最近、「褒める」ことが大事と言われていますが、
逆に「褒めるのは良くない」という子育て法もあります。
大切なのは、「自分を認められる、自分は大切な存在だ。」と
思える子(人)に育てたいのです。
ただ、褒めればいいわけでもありません。
子どもの年令、性格、状況で、考えて欲しいです。
幼い子に褒めるのと、中学生に褒めるのと、
同じには出来ません。
そこで、色々な子育ての本の中から
「褒める」ことについて、抜粋し紹介します。
「ほめる」のとらえ方が、違うので読み比べると面白いです。
あなたの子どもに合う褒め方を考えてみてください。
私は、褒める事は、とても大切だと思っています。
褒められて、嫌な人はいません。
子どもをよく見ていたら、褒めるタイミングがわかります。
「褒める」の中に、認める、励ます、共感を織り交ぜて、
何が良かったのか(結果だけではなく、プロセスや気持ち)を
子どもに伝わるように「褒めて」あげてほしいです。
そして、思い返してみてください。
子どもの頃、何を、どんなとき、親に褒められたかったですか?
*「コモンセンスペアレンティング(CSP)」こちら
(子育て支援・虐待防止プログラム)
*「ペアレントトレーニング」 こちら
(CSPを日本流にアレンジした)
*「東京家庭教育」 こちら
(親が変れば、子どもが変る)
*「子育てハッピーアドバイス」 こちら
子育てカウンセラー心療内科医 明橋大二氏
*「子どもの心を動かす指導法」 こちら
(保育士向きの本)
*「アドラー式子育て」 こちら
(ほめない、怒らない、比べない)
*「児童精神科医 佐々木正美氏」 こちら
(子どもの心の育てかた)
*「ABA(応用行動分析)」 こちら
(ADHDの療育でも使用)
*「子育てコーチング 」 こちら
(子どもの気質と言葉がけ)
「褒める」ではありませんが、
「子どもに必要なのは愛情より安心です。
自己肯定感という言葉は私は使いません。」
という先生もいます。
それぞれの、言葉に対するイメージの違いや、
経験、対応する子どもの状況によっても、
とらえ方違うと思います。
みなさんも、総合的に考えて、
自分なりの「ほめる」とは、
を考えてみてくれると嬉しいです。
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