言葉も少しずつ理解しはじめ、
一人の人間として、独立、自立へと成長・・・
イヤイヤ期は、
自分の思い通りに、
触りたい、食べたい、飲みたい、遊びたいという
自我意識が高まってきたためです。
これこそが、自立に向かうための「やる気」
順調な成長の証です。
この時期の子どもは、好奇心のかたまりです。
危険がなく、人に迷惑にならない限りは、
やりたいようにさせましょう。
「手を出さず、目は離さず」見守る姿勢が大事です。

ダメダメばかり言いたくありません。
触られたくない物は、目につかないように。
(高い所などに置く。カバーをかけるなど。)
まだ記憶する力は弱く、他の物で気を引くことができます。
(止めて欲しいことを「ダメ!」と制止するより、
違う物に気を引かせ、止めさせる)
おだての効く時期です。上手に使って、止めさせる。
できるだけ、子どもの希望通りにさせましょう。
やりたいことをさせてみて、
できたら思い切り褒めましょう。
できたという達成感は、次のやる気に繋がります。
ただ子どもの言いなりになるのではなく、
ダメな時は、きっぱりダメで通しましょう。
自己主張が強いので、
自主的、主体的な心を育てるチャンスでもあります。
好奇心、意欲、集中力などの自立の能力が育つ時期です。
子どもの思いに寄り添い、受け止めて、
粘り強く、諭すように、導くようにしましょう。
この「自立したい、やりたい気持ち(やる気)」と、
「愛情を求める、安心を求める(甘え)」は、
交互に現れるのが、幼児期の特徴です。
この二つを行ったりきたりが、
子どものペースであることが、大事です。
(親のペースではないです)
母親との信頼感。心が安定して、
安心感でみたされ、やる気は育ちます。
夫婦が仲良く、家庭が明るいことが安心感をもたらします。
安心感はやる気の、成長の土台です。
幼児期の子育ては、目が離せず、親は大変です。
幼児期の脳は、目先の欲求を我慢出来ません。
怒られてばかりいると、
心が安定せず、適切な自己主張が出来ません。
小さい時に、ちゃんと不満や怒りを表現でき、
親が受け止めてくれた経験をしていると、
それをコントロールする術を少しずつ身につけていきます。
子どもを、一人の人間として、
(自分の分身ではない)
子どもと向き合い、
子どもの気持ちに寄り添い、励ます親の姿勢は、
子どもの心を豊かに育てます。
思い通りに出来なくて、泣いて、
何でも「イヤイヤ!」と叫ぶ時期です。
これが順調な発達です。
親は、体の成長は喜びますが、
この精神的成長には、困ることが多いですね。
この時期を、乗り越える。
いずれイヤイヤ期を越えていきます。
フレー!フレー!
イヤイヤ期の子どもを育てるお母さん、お父さん。
この時期が勝負です。
〜娘は、知的障害があるので、
ゆっくり、ゆっくり育ちます。
イヤイヤ期も、他の子より長かったです。
正直、辛かったです。
勉強した今、もう一度、やり直したいです(笑)〜
・感情コントロールできる脳の土台は乳幼児期に作られる こちら
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