【特別記事】被災地特集A [2011年11月08日(Tue)]
〜宮城県:気仙沼市・岩手県:陸前高田市・大船渡市〜
2011年10月28日(Fri)〜10月31日(Mon) 【訪問先】 〈宮城県〉石巻市・南三陸町・気仙沼市 〈岩手県〉陸前高田市・大船渡市 【震災被害状況】10月28日現在 死者:1万5829人 行方不明者:3724人 避難者:7万1358人 第1弾では宮城県の石巻市・南三陸町の様子をお伝えいたしました。 ⇒ https://blog.canpan.info/peacemakers/archive/432 第2弾では、宮城県の気仙沼市、岩手県の陸前高田市、大船渡市の様子をお伝えしたいと思います。 その前に、私が東北(被災地)へ行っている間、柏では「東日本復興応援バザール」が開催されていたみたいです。 ↑東日本復興応援バザールの様子 たくさんのお店で焼きそば、たこ焼き、魚、ラーメンが売られていたみたいです。 このような活動が他の地域で行なわれている事はとても大切な事であると思います。 被災地の宮城県・気仙沼市、岩手県・陸前高田市は石巻市と同じような被害を受けていました。 しかし、岩手県の大船渡市はまた様子が違っていました。 石巻市や南三陸町は多少ですが、大きな重機で撤去作業が行なわれていましたが、大船渡市は津波時の様子がそのまま残っているかのようでした… 石巻や南三陸町は橋や建物がなくなってしまっていたのですが、大船渡市は、石巻市などに比べて建物が残っているものが多かったのです。 けれど、中はぐちゃぐちゃになっていました。 また、陸前高田市では、原型をとどめたままの家が畑などの上に流されていました。 しかし、石巻市などでは見られなかった様子が突然、目に飛び込んできました。 それは、車体がつぶれた車や陸に船が数多く打ち上げられていたのです。 船は小型船だけではなく、大型船までも陸にあるような状態でした。 他の地域とは違い、津波の力をまざまざと見せつけられました… 大船渡市の漁業場では、人はだれもおらず、海の匂いと何か腐敗した匂いが漂っていました。 建物も車もめちゃくちゃにされていました。 また、1つの建物を見て気付いたことがあります。 それは、1・2階の窓は割れていたのですが、3階からは割れていないということです。 津波は2階まで来ていたことを物語っていました。 目測ですが、津波は7〜8mあったのではないかと思いました。 陸前高田市の市街地では、大企業の店舗などが残っていても営業をしていませんでした。 4日間を通して被災地全域を実際に見て、地域によって津波によって受ける影響が目に見えて違っているのがわかりました。 私は今回の被災地を訪れただけでは終わらせずに、実際に訪れて感じたことや学んだことを今後の活動に生かしていきたいと思います。 そして、一日も早い復興のために、小さなことでも出来ることをしていこうと思います。 一日でも早い復興のために皆さんも協力しては頂けませんか?? 必ず、復興にはみなさんの力が必要です。 もし、今回の記事を読まれて、もっと現地について聞きたいという方はご連絡下さい。 ⇒ http://pms-kashiwa.org/pc/cont/contact.html 今回の大震災により、お亡くなりになられた方に心よりご冥福をお祈り申し上げます。 一日も早い復興をお祈りいたします。 |
Posted by
T. Komizo
at 09:54