算数でつまずくポイントを生成AIで“わかる”に変える方法 (小学低学年編)[2025年12月01日(Mon)]
NPO法人チャレンジ・クラブの
子どもプログラミング教室を担当しています。
チャレンジ・クラブでは、発達特性のある
お子様を対象にプログラミングやAIを
教えています。
小学校・中学校にてICT支援員の経験があり、
子どもたちの算数につまずきには、先生方と
ともに教材を考えました。
すべての子どもたちの、
学習のつまずきには生成AIが強い味方になる!
と確信しています。
ぜひ保護者の方、祖父母の方、
お子様、お孫様の学習のつまずきを心配されて
いらっしゃったら、
以下のプロンプトをお試しください。
■ はじめに
小学校1・2年生の算数のつまずきには、
「発達特性」
「学習スタイル」
「量のイメージの不足」など、
さまざまな背景があります。
「繰り上がりで止まる」
「文章題が読めない」
「時計がわからない」など、
毎日の宿題に困っていませんか?
わが家でも、
数学が大の苦手の高校生が、
課題に取り組みながら、
解答、解説を読んでも
「さっぱり意味がわからん!!」
と叫んで、試験前は不穏な空気になりました。
それがChatGPTを上手に使いだしてからは
嘘のように静かに数学に取り組んでいます。
さらに、前回の定期試験では、
数学の平均点を余裕で超え、
クラスでも上位の点数!
という本人にも信じられない快挙を
成し遂げました!!!
家庭で“生成AIを上手に使う”ことで、
学習の負担を大きく減らせることを
娘が証明してくれました。
■ 生成AIは“答え”ではなく“解き方”を教えてくれる
「AIに答えを聞くのはズルでは?」
「子どもが考えなくなるのでは?」
そう心配される保護者の方も多くいます。
しかし、ChatGPT や Gemini、Photomath などのAIは、
答えを出すだけの道具ではありません。
手順をゆっくり
絵や図で
子どもに合わせた言葉で
間違えやすいポイントも含めて
丁寧に説明してくれる “理解のサポーター” です。
AIにこう聞いてみてください。
「この問題を、小学1年生にもわかるように、
絵と手順を使ってゆっくり説明して」
すると、豆の絵や数直線を使って説明してくれます。
つまりAIの役割は
「抽象を具体へ」変換し、“わかる”を増やすこと
なのです。
■ 小学校1・2年生がつまずくポイント
ここでは、低学年で特に多いつまずきを取り上げます。
@ 数の概念があいまい
5と6の量の違いがイメージできない
数直線が思い浮かばない
数字の“形”で覚えてしまう
| 「5と6の違いを、小1向けに豆の絵で説明して |
→ AIが●●●●● と ●●●●●● を描いて違いを“見える化”。
A 10のまとまり(位取り)がわからない
「10は1が10個」の意味が弱い
12を「1と2」というバラバラで理解
11〜19で混乱しやすい
| 「12を、レゴブロックで説明して」 |
→ 10個の束+2個のイラストを生成。
B 足し算の繰り上がり
“10をつくる”感覚が弱い
手順を忘れる
繰り上がりを書く場所が混乱する
| 「7+5の繰り上がりを、豆の絵で図解して」 |
→ 10のまとまりができる瞬間をイラストで示すので理解が早い。
撮影するだけで「途中式」を1ステップずつ表示。
→ ADHDの子の“手順抜け”を防げる。
※カメラで数式を撮るだけで答えを表示する
計算アプリ「Photomath(フォトマス)」
C 100−1が急にできなくなる
“0から引けない”が分からない
100=100という「音」で理解してしまう
借りてくる操作の意味が抽象的
| 「100−1を、小2向けに家の階数で説明して」 |
→ 100階建ての家のストーリーになり、抽象が具体に変わる。
D 文章題が読めない
情景がイメージできない
「あわせて」「のこり」が理解しづらい
ASDの子は特に苦手
| 「この文章題を、小1でもわかるように絵で説明して」 |
→ 人物・物の数・変化をAIが図に整理してくれる。
E 時計・時間が苦手
長い針/短い針がわからない
「○時半」が抽象的
時刻と経過時間の区別がつかない
「午後2時半を、キャラクターの生活の流れで説明して」 |
→ 生活の中に結びつけることで理解がスムーズ。
■ AIは“子どもの理解の形”に合わせてくれる
発達特性のある子は、“理解のしやすい形”が一人ひとり違います。
視覚優位の子 → 図や写真で説明
聴覚優位の子 → 短い文章で手順
興味の偏りが強い子 → 好きなキャラで説明
ワーキングメモリが弱い子 → 手順を減らす
AIはこの“個別の理解スタイル”に合わせて
説明を変えられる点が、
家庭学習にとても相性が良いのです。
(→小学中学年編へ続く)



