Posted by 眞島 at 15:49 | パンキャンジャパンの出来事 | この記事のURL | コメント(0)
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[ビデオ講座D]『疼痛治療と緩和ケア』[2016年07月27日(Wed)]
「痛みのコントロール」がQOLを高める
すい臓がんの治療で重要なものに「痛みのコントロール」があります。内科治療、外科治療についてまず目が向きがちですが、緩和療法を早期から導入することでQOLが高まるという点も見逃せません。 いただくご意見のなかに「疼痛の薬はこわいので処方された半分しか飲まないでいる」「モルヒネをやり続けると中毒になるので怖い」「緩和はやりたくないので、がまんしている」等があります。 「緩和療法」=「ホスピス」というイメージがあって、導入に抵抗がある方もおられるようです。 パンキャンのこれまでの講座から、優れた動画をご紹介する『教育講座』。今回は疼痛治療について、林 和彦先生のご講演をご紹介します。 緩和ケアは、がんの抗がん剤治療が終わったあとに導入するのではなく、「がんと診断されてから並行して導入する」という考え方に変わっています。 ビデオでは、すい臓の解剖的位置、すい臓がんに伴う痛みと種類、使われる薬剤等がわかりやすく解説されています。 ■緩和ケアとは(WHOによる定義) 「生命を脅かすような疾患による問題に直面している患者とその家族に対して、疾患の早期より、痛みや身体的、心理社会的、スピリチュアルな問題の同定と評価と治療を行うことによって、予防したり軽減したりすることでQOLを改善するためのアプローチである」という、全人的な苦悩から楽にするという理念。 ■緩和ケアについての現在の考え方 治療の末期に、治療の方法がなくなってから緩和ケアを導入するのではなく、がんと診断されたときから並行して緩和ケアを導入するようになってきました。 WHO 「三段階除痛ラダー」 WHO(世界保健機構)によって定められた、「痛みの強さによる鎮痛薬の選択」と「鎮痛薬の段階的な使用法」を示したもの。 ![]() 画像出典: http://kompas.hosp.keio.ac.jp/contents/medical_info/presentation/201112.html 痛みをコントロールすることは、病気に立ち向かう大きなサポートになります。 すい臓がんに関連する情報として、必要な方はぜひこちらの動画をご覧ください。 ■動画「疼痛治療と緩和ケア」 林 和彦 先生 (東京女子医科大学 化学療法・緩和ケア科診療部長・教授) 東京女子医科大学HP http://www.twmu.ac.jp/chemo/patients/greeting.html この記事は、パンキャンのfacebookでもご紹介しています。 https://www.facebook.com/pancanjapan
Posted by 眞島 at 04:54 | パンキャン ビデオ教育講座 | この記事のURL | コメント(0) [北海道AF] 7月25日 「北海道がんサミット2016」に参加しました[2016年07月26日(Tue)]
7月25日に札幌で開催した「北海道がんサミット2016」
「北海道がんサミット2016」は、北海道のがん対策の課題や改善策を話し合うステークホルダーが一堂に会したイベントで、この規模での開催は、北海道では初めての試みです。 このサミットに、北海道アフィリエートから 支部長の松本眞由美さん、世話人の田辺睦子さんが参加しました。 こちらを取材した、北海道新聞のニュースからご案内します。 北海道新聞から [がんを防ごう]「六位一体」で対策検討 札幌初のサミットに250人 2016/7/25 http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/health/health/1-0296727.html がん患者、医療者、行政担当者、地方議員、企業関係者、メディアの6者が一堂に会し、がん死亡率が高い北海道のがん対策の課題や改善策を話し合う「北海道がんサミット2016」が24日、札幌市中央区の北海道新聞本社で開かれた。 4月に発足した、北海道がん対策「六位(ろくみ)一体」協議会(患者団体グループ・ネクサス・ジャパン道支部、市民団体ピンクリボン・ディスカバ、がん対策北海道議会議員の会、道医師会、道対がん協会、道がんセンター、道、札幌市、道商工会議所連合会、道経連、北海道文化放送、北海道新聞社で構成)が初めて開催。道内や青森、京都などから約250人が参加した。 講演では、埴岡健一・NPO法人がん政策サミット理事長が、死亡率削減の10年戦略を提案。「最初の1〜3年が勝負だ。死亡率が高いがん、高い地域により力を入れ、全国最低を目指そう」と呼びかけた。 全文はこちらへ http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/health/health/1-0296727 ----------------------------------------------------------- ![]() 北海道がんサミットでは、参加した各患者会の紹介の時間もいただきました 北海道は「難治性がん」の死亡率・罹患率が高い地域で、すい臓がん、肺がんは、青森県に次いで全国第2位。高齢化に伴い、すい臓がんは近年罹患者、死亡者ともに増加傾向にあるため、できるだけの「早期発見」「早期治療」が完治への道になります。 北海道では、このサミットを契機に、がんの啓発、検診率のアップを図る予定です。 この動きが全国に広がり、早期発見につながるよう、パンキャンでも応援・協力して参りたいと思います。 ![]() サミットの参加した患者会のみなさんと埴岡健一・サミット理事長(中央)、北海道がんセンター 近藤病院長(右)、北海道AF 田辺さん(右) ■関連資料 国立がんセンター がん情報サービス「がん登録・統計」 パンキャンジャパン http://www.pancan.jp/
Posted by 眞島 at 04:40 | アフィリエート・支部活動 | この記事のURL | コメント(0) [北海道AF]『北海道アフィリエート顧問のご就任−手稲渓仁会病院 真口宏介先生』[2016年07月24日(Sun)]
北海道アフィリエート顧問に 真口宏介先生がご就任されました
4月末にスタートした北海道アフィリエートの顧問に、膵臓がん専門医のエキスパート手稲渓仁会病院の真口宏介先生が就任されました。 真口先生は、全国でも有数の膵臓がんの症例数をもつ手稲渓仁会で消化器病センター長として活躍しておられる専門医です。 今後、北海道アフィリエートの活動に顧問としてアドバイス等を行ってくださる予定です。 これから、北海道で大きなサポートの輪が広がることと存じます。 どうぞよろしくお願いいたします。 ![]() 北海道アフィリエートの顧問に就任された 真口宏介先生 真口先生は、2012年から開催している「難治性がん啓発キャンペーン」(北海道道庁と共催)ほか、患者サロン等で、長く 患者さん・ご家族へのご支援をいただいている先生です。 北海道アフィリエートの今後の予定 北海道アフィリエートは、8月に以下の「患者サロン」を予定しておりますので、お近くの方はぜひご参加ください。 ■「北海道アフィリエート 患者サロン」 ・日時:2016年 8月20日(土) 午後2時〜4時 ・参加費:1,500円 会員:500円 (資料付) ・会場:札幌市民ホール 会議室 (札幌市 中央区北1条西1) ・お申込み 電話: 080-9329-3643(担当:田辺) ■手稲渓仁会 消化器病センター ホームページ http://www.keijinkai.com/teine/department/05-3/ *こちらの施設では「医療・福祉のご相談」の設置があります http://www.keijinkai.com/teine/about/support/consultation/ ![]() 北海道アフィリエートのメンバーと支援者の皆さん 今後の運営の作戦会議です ■北海道アフィリエートをご支援ください 北海道アフィリエートは、今後は札幌、旭川等でもサロンを行う予定です。 北海道は広域の地域であり、みなさまのご支援を求めております。 支援したいという方は、下記にご連絡いただけますようお願い申し上げます。 パンキャンジャパン本部 03-3221-1421 (平日12-17時) こちらの記事は、パンキャンジャパンのfacebookでも公開しています。 https://www.facebook.com/pancanjapan/
Posted by 眞島 at 18:04 | アフィリエート・支部活動 | この記事のURL | コメント(0) 『第47回日本膵臓学会大会』[2016年07月24日(Sun)]
第47回日本膵臓学会大会が開催されます 2016年8月4日〜7日
日本には膵臓(すいぞう)がん研究、治療法の推進を精力的に進める学会があります。 その1つが「日本膵臓学会」です。 毎年、学会大会を行っていますが、今年の学会大会は、第6回アジアオセアニア膵臓学会との共同開催で、8月4日から7日まで仙台で開催されます。 本学会中に、私どもNPOパンキャンジャパンから、優れたすい臓がんの研究者に贈る「パンキャン賞」の授与式も行われる予定です。 最終日は「すい臓がんの市民公開講座」があるようですので、下記にご紹介いたします。 ![]() 日本膵臓学会の市民公開講座のちらし *学会自体への一般の方の参加はできませんので、ご注意ください。 *市民公開講座のご参加は可能です。 参加申込は不要。先着順で450名まで参加できるようです。 ■第47回日本膵臓学会大会 市民公開講座 会場 仙台国際センター (宮城県仙台市) アクセス http://www.aobayama.jp/access/ 詳細はこちらへ http://www.iap-jps-aopa2016.com/common/pdf/shimin_koukai_160527.pdf ■日本膵臓学会HP http://suizou.org/ パンキャンジャパン http://www.pancan.jp/
Posted by 眞島 at 02:28 | 研究者支援・パンキャン賞 | この記事のURL | コメント(0) 『9月25日 NET(神経内分泌腫瘍)の市民公開講座を行います』[2016年07月23日(Sat)]
NETは、罹患者が「10万人にわずか5人」の希少がん
この度、NETの専門医による「第4回日本神経内分泌腫瘍研究会学術集会」の開催に合わせ、NET治療の最新情報をおとどけする「市民公開講座」を行うはこびとなりました。 「2人に1人が がんに罹り、3人に1人が亡くなる」と言われるがんの領域にあって、罹患者が10万人にわずか5人しかいない希少がんのNETは「同じ病気の仲間になかなか会えない」という点でもハンディのある病気と言えます。 NETの患者さん、ご家族をはじめとする多くのステークホルダーの皆さまに、ご参加いただければと存じます。 ![]() NETのマークは「しまうま柄のリボン」 ■お申込みはこちらへ https://ws.formzu.net/fgen/S10881632/ ■市民公開講座 日時等 日時:平成28年 9月 25日(日) 13:00〜15:30 場所:国立がん研究センター中央病院 がん研究振興財団国際会議場 (東京都中央区築地5−1−1)) http://www.ncc.go.jp/jp/access_kokusai.html 参加費:無料 対象:患者・家族、医療福祉関係者、メディア、一般参加者など 定員:100名 (事前申込が必要です) 主催:第4回日本神経内分泌腫瘍研究会学術集会、NPO法人パンキャンジャパン ■詳細はこちらへ http://www.pancan.jp/ ■参考 「第4回日本神経内分泌腫瘍研究会学術集会」ホームページ *学会のため、一般の方はご参加いただけませんのでご留意下さい http://accessbrain.co.jp/jnets2016/index.html ■NETという病気について詳しく知りたい方は、こちらへ NET Links 〔ネットリンクス〕 http://www.netlinks.jp/
Posted by 眞島 at 14:31 | NET・神経内分泌腫瘍 | この記事のURL | コメント(0) [ビデオ講座C]『腹膜播種(ふくまくはしゅ)の対処療法 』[2016年07月23日(Sat)]
すい臓がんから発生する腹膜播種をどうコントロールするか?
すい臓がんの症状で悩ましいものに「腹膜播種」があります。治療の中でよく遭遇するものでありながら、診断と治療が難しい分野です。 パンキャンのこれまでの講座から、優れた動画をご紹介する『教育講座』。 今回は、里井 壯平(さとい そうへい)先生のご講演をご紹介します。 (2013年の画像で情報が古い部分がありますが、ご留意ください) ■腹膜播種とは すい臓がんの腹膜転移とは「がん細胞がすい臓の表面からこぼれ落ち、腹壁や横隔膜等の表面に付着して増殖したもの」で、このビデオでは「腹膜転移の頻度」「症状」「バイパス治療やステント留置等の治療(対症療法)」「化学治療」についてわかりやすく解説いただいています。 ■腹膜播種の治療のキー 腹水の駐留によって全身状態が悪化し、抗がん剤が入りにくくなるため、「腹水のコントロール」が治療の継続のキーになります。治療の難しい分野ながら「今後の希望」ということで、学会によるプロジェクト研究「膵01研究」〔当時〕および、「腹水のコントロール」について腹水を濾過して戻すCART(カート)等の方法〔保険適用治療〕をご紹介されています。 すい臓がんに関連する情報として、必要な方はぜひこちらの動画をご覧ください。 ■動画「膵臓がん医療セミナー基調講演『ステント治療の紹介』」 里井 壯平 先生 (関西医科大学 外科学講座 准教授) http://www.kmu.ac.jp/hirakata/visit/treatment/medical_section/hbps.html 〔記事の下のほうで、里井先生のご紹介の掲載あり〕 パンキャンジャパンについては、こちらをご参照ください。 ホームページ http://www.pancan.jp/ facebook https://www.facebook.com/pancanjapan/
Posted by 眞島 at 14:15 | パンキャン ビデオ教育講座 | この記事のURL | コメント(0) 『昨日、竹本孝之さんの35周年記念コンサートにお伺いしました』[2016年07月22日(Fri)]
2016年7月21日 竹本孝之さん35周年コンサートが開催されました
竹本さんは、すい臓がんのご遺族で、2011年からパンキャンとご縁をいただいているアーティストの方です。 今年デビュー35周年。昨日記念コンサートがあり、ご招待をいただきました。 ![]() 昨日のコンサート風景です 1981年は新人の宝庫と言われるほどスターぞろいの年。 その中でも、今でも存在感のアーティストであり続けているのが竹本さんです。 「陽あたり良好!」など高視聴率のドラマ等で俳優も期待されている中、歌に邁進されました。 ![]() 竹本さんのジャケットから 歌を心から愛し、「心を動かす声」をもつアーティスト 歌詞がもつメッセージを聞く者にしっかりと届ける歌声。昨日は、そのあまりに伸びやかな歌声に、多くのファンの方と共に、癒されました。 心から歌うことを愛していらっしゃるのがとてもよく伝わります。 コンサートには「諦める事を諦めた」という副題が入っています。 「諦める事を諦めた。だから前に進むしかない。」というメッセージです。 スターは1人だけではない 竹本孝之さんには、高橋さんというマネージャーがいらっしゃいます。 長い間、二人三脚。いつでも2人素晴らしいコンビネーションです。 1人の素晴らしいアーティストは、2人で作り上げているものなのだなと、昨日のコンサートに伺って思いました。 素晴らしいコンサートにご招待くださって、本当にありがとうございました。 また今年もパープルストライドでお世話になります。 よろしくお願い申し上げます。 2015年 パープルストライドで歌ってくださる竹本さん パンキャンジャパン一同より。
Posted by 眞島 at 21:33 | パンキャンジャパンの出来事 | この記事のURL | コメント(0) 9月3日実施 すい臓がん無料セミナーを行います!
『すい臓がん市民公開講座』 2016年9月3日[2016年07月20日(Wed)]
9月3日実施 すい臓がん無料セミナー
『すい臓がん市民公開講座パープルリボン2016 in 東京』 すべてのがんの中で、最も難治性がんといわれるのが「すい臓がん」。 9月3日、国際医療福祉大学三田病院(東京都港区)にて、すい臓がん最前線セミナーを開催いたします。(どなたでもご参加いただけます。) 今回のセミナーでは、ハイリスク患者のための「手遅れにならない経過観察」、再発を防ぐ手術と補助療法、ジェム、エスワン、FOLFIRINOX、ナブパクリタキセルなど「予後を改善する抗がん剤の多剤併用療法」等の最新療法について、専門医がわかりやすく、かつ詳細に解説します。(参加にはお申込みが必要です) ![]() ■セミナーちらしはこちらからダウンロードいただけます。 http://mita.iuhw.ac.jp/news/2016/pdf/2016.06.25.pdf ■プログラム ・開会挨拶 国際医療福祉大学三田病院 院長 宮崎 勝 ・膵がんの早期診断をめざして 同 消化器外科 准教授 首村 智久 ・膵がん外科治療の最前線 同 消化器外科 教授 羽鳥 隆 ・最新の膵がん化学療法 同 消化器内科 教授 樋口 肇 ・膵がん化学療法〜薬剤師からのアドバイス 同 薬剤師 酒井 鉄平 ・がん性疼痛 〜看護師からのアドバイス〜 同 がん性疼痛認定看護師 藤咲 麻美 パネルディスカッション〔50分〕 ■日時 2016年9月3日(土)開催 (受付開始12:30 開演13:00) ■開催場所 国際医療福祉大学三田病院 三田ホール (東京都東京都港区三田1-4-3 11階) アクセス http://mita.iuhw.ac.jp/access/ ■お申込はこちらへ(満席になり次第、締切らせていただきます) https://ws.formzu.net/fgen/S82015934/ ■イベント内容の詳細はこちらへ 〔国際医療福祉大学三田病院HP〕 http://mita.iuhw.ac.jp/news/2016/06/93.html *当日、会場には託児施設がありませんので、ご了承ください。 ◎この記事は、パンキャンのfacebookにも掲載されています。 https://www.facebook.com/pancanjapan/ ◎パンキャンジャパンを応援してくださる方は、この記事に「いいね」をお願いいたします。
『NET(ネット)−神経内分泌腫瘍という病気を知っていますか?』[2016年07月20日(Wed)]
NET(ネット)という希少がん について
希少がんの1つにNETという病気があります。 NETとは「神経内分泌腫瘍」、英語名はNeuroendocrine tumor、 略してNETと表します。 パンキャンが支援させていただいているのが、この希少がんのNETです。 ![]() 希少がんの1つ NETを象徴する「しまうま」 すい臓がんと、いったい何の関係があるのか? 希少がんとは「罹患者が10万人に6人以下のがん」で、「NETは10万人に5.2人以下」と言われています。 それほど罹患者が少ないのに、NETはさらに、すい臓、消化管(胃、十二指腸、小腸、虫垂、大腸)、肺など全身のさまざまな臓器にできます。それぞれの部位の患者さんは 「同じ病気のかたに会うことはほとんど無い」という状況がありました。 ある 膵NETの患者さんがパンキャンにお声掛けされました。 「NETのサポートが必要だ」と。 この病気をちょっとだけ、知って頂ければと思います。 こうした、びっくりするほど 希少な病気もある、と。 NETを表す合言葉 NETの合言葉は「If you don't suspect it, you can't detect it.」(その病気だと疑ってみなければ、その病気だと見つけることはできない)です。 一般的な病気(馬)だと思っていたら、希少な病気(しまうま)だとはわかりませんよ、という意味で、マークは「しまうま」です。 今、この言葉が、世界的な標語になっています。 If you don't suspect it, you can't detect it. めったにいない病気ではないかと疑ってみなければ、それを見つけることはできない。 ■国内のNETの患者会 ・〔東京〕しまうまねっと http://netnokai.blogspot.jp/ ・〔関西〕しまうまサークル@関西:So-netブログ http://netkansai.blog.so-net.ne.jp/ ■パンキャンジャパンはNETを応援しています http://www.pancan.jp/ ◎この記事は、パンキャンのfacebookにも掲載されています。 https://www.facebook.com/pancanjapan/ ◎パンキャンジャパンを応援してくださる方は、この記事に「いいね」をお願いいたします。
Posted by 眞島 at 04:59 | NET・神経内分泌腫瘍 | この記事のURL | コメント(0) 『パンキャン賞のトロフィーが届きました』[2016年07月19日(Tue)]
2012年から今年で5年目になる「パンキャン賞」
パンキャン賞の季節になりました。 今年のトロフィーが先日、国際郵便で届きましたので、こちらでお披露めいたします。 毎年、日本膵臓学会で授与されるパンキャン賞。 「最も難治性のがんであるすい臓がんの研究に大きく寄与された研究者」にお贈りする賞で、今年で5年め。日々努力されている先生方にお贈りできるのも、パンキャンジャパンをサポートしていただいてる皆さまのご支援の集積です。本当にありがとうございます。 ![]() パンキャン賞のトロフィー、受賞者には賞金とともに授与されます 受賞者の研究者からは「大きなモチベーションになった」という言葉も 賞は毎年、以下の5名の研究者に授与されます。 @『基礎研究賞(PanCAN Basic Research Award)』 膵臓がんの基礎研究において功績のある方に授与する。 A『臨床研究賞(PanCAN Clinical Research Award)』 膵臓がんの臨床分野において功績のある方に授与する。 B『若手研究者賞1〜3位(PanCAN Young Investigator Award)』 35歳以下を対象に、膵臓がんの分野で先進性のある研究をしている方に授与する。 1〜3位まで3名に授与。 これまでの受賞者からのコメントを、パンキャンHPにて掲載しておりますが、 こちらでは 奈良県立大学の庄先生のお言葉を一部抜粋させていただきます。 ■奈良県立医科大学消化器・総合外科 庄 雅之 先生 (しょう まさゆき) 2013年度Clinical Research Award(臨床研究者)受賞 膵癌は,未だ最も治療困難な疾患であり,一人の医師,単一診療科での治療には限界があります.特に,最近の癌治療の進歩は目覚ましく,同時により一層複雑化してきています.より良い癌治療の実践には,多くの医師や医療スタッフ,複数の診療科の協力が必須です.私達は全国多施設共同臨床試験にも積極的に参加し,エヴィデンスの創出,より良い標準治療の確立を目指しています.また同時に,院内診療各科,スタッフ,あるいは地域の関連施設との緊密な連携をとりながら,奈良医大独自の治療法開発にも全身全霊で取り組んでいます.膵癌治療の進歩には,いずれも重要ではないかと考えます.治療成績の向上,根治を目指しつつも,患者さんの日々の生活が,可能な限り平穏で快適なものとできるように,究極的にはお一人お一人に満足して頂ける治療を目指して,今回のこの栄誉ある受賞を励みに,これからもできうる限りの努力を最後まで続けていく所存です. みなさまもぜひパンキャン賞にご参加ください ぜひこれからも、すい臓がん研究を推進される研究者への支援を継続して参りたいと思っております。研究者支援は、寄付金等から毎年、研究者へ授与されています。 もしよろしかったら、みなさまもぜひパンキャン賞にご参加ください。 どうぞよろしくお願いいたします。 ■パンキャン賞についてはこちらへ 〔パンキャンHP〕 http://www.pancan.jp/index.php?option=com_content&view=article&id=599&Itemid=737 ■ご自身も研究者への支援をしたいという方はこちらへ http://www.pancan.jp/index.php?option=com_content&view=article&id=380&Itemid=717 ◎こちらの記事は、パンキャンジャパンのfacebookでも掲載しています https://www.facebook.com/pancanjapan/
Posted by 眞島 at 12:23 | 研究者支援・パンキャン賞 | この記事のURL | コメント(0) [ビデオ講座B]『膵がんによるステント治療の紹介』[2016年07月19日(Tue)]
膵がんによるステント治療
患者さんからいただくお問合せに、「ステント」についてものがあります。ステント治療は、日本膵臓学会が定める 「膵癌(すいがん)ガイドライン」でも言及されている分野です。 パンキャンのこれまでの講座から、優れた動画をご紹介する『教育講座』。 今回は、祖父尼 淳(そふに あつし)先生のご講演をご紹介します。 黄疸や消化管閉塞のコントロールをどうするか 黄疸や消化管閉塞のコントロールの治療としてステントが用いられますが、この講座では「黄疸はどのように発生するか」「ステントの種類、装置のしかた・手順」、患者の因子等、きめ細かい解説になっています。〔youtube掲載〕 画像の最後には、最先端療法として「HIFU(ハイフ:協力集束超音波焼灼療法)」が紹介されています。抗腫瘍効果、疼痛コントロールの効果があるとされる、超音波ビームを用いて腫瘍を照射する治療法です。 すい臓がんに関連する情報として、必要な方はぜひこちらの動画をご覧ください。 ■youtube動画「膵臓がん医療セミナー基調講演『ステント治療の紹介』」 祖父尼 淳(そふに あつし)先生 (東京医科大学 消化器内科 講師) 東京医科大学HP http://hospinfo.tokyo-med.ac.jp/…/syoukaki…/staff/00800.html ■youtubeのパンキャンのチャンネルを登録したい方はこちらへ https://www.youtube.com/channel/UCtgd19g2W1Igfk9TH6PHUfQ ◎この記事は、パンキャンのfacebookにも掲載されています。 https://www.facebook.com/pancanjapan/ ◎パンキャンジャパンを応援してくださる方は、この記事に「いいね」をお願いいたします。
Posted by 眞島 at 02:22 | パンキャン ビデオ教育講座 | この記事のURL | コメント(0) [国内ニュース]『免疫チェックポイント阻害薬の治療を受ける患者さんへ―副作用について学会HPより 2016年7月13日』[2016年07月18日(Mon)]
日本臨床腫瘍学会のHP掲載の「お知らせ」によると、
現在、チェックポイント阻害剤は、「根治切除不能な悪性黒色腫」と「切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」に適用があり、その他の疾患には効果が無いこともあり、また、重篤な副作用が出現する場合もあると注意した。 特に、間質性肺炎、甲状腺機能異常、劇症 I 型糖尿病、自 己免疫性腸炎、重症筋無力症などが約 10%の患者さんにみられ、死亡例の報告もあることから、国では投与を受けても安全である施設、処方をされ ても安心できる医師を厳格に定めて、国内の薬剤供給が行なっている。 しかし、海外から個人輸入した免疫チェックポイント阻害剤を異なる用法・用量で適応症以外の疾患に投与し、副作用に適切に対処できないなど、大きな問題になっていると指摘している。 ![]() 詳しくは、日本臨床腫瘍学会のHPから資料をご参照ください。 ■学会HP http://www.jsmo.or.jp/ ■資料PDF 「重要 免疫チェックポイント阻害薬(ニボルマブ(オプジーボ ![]() ![]() こちらの記事は、パンキャンHPでも掲載しています http://www.pancan.jp/index.php?
Posted by 眞島 at 02:26 | 国内ニュース | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0) [ビデオ講座A]『すい臓がんの外科療法をどう考えるか』[2016年07月18日(Mon)]
「すい臓の手術についてどう考えればいいでしょうか」
すい臓がんはどんなもので、これを外科的に手術するということはどういうことかよくわからず不安になる場合があります。今回は外科療法についての動画です。 パンキャンのこれまでの講座から、優れた動画をご紹介する『教育講座』。 今回は、宮崎 勝(みやざき まさる)先生の講演をご紹介します。 少し前の画像で、抗がん剤療法等に進展がありますが、外科の考え方について、よくわかる動画になっています。〔youtube掲載〕 すい臓がんの患者さんは全国におられ、専門医がわからず解決がつかない方のために、パンキャンでは動画を配信してます。1つの情報になりますので、必要な方はぜひこちらの動画をご覧ください。 ■動画「膵臓がん医療セミナー基調講演『膵がん外科療法の最前線」 宮崎 勝先生 日本肝胆膵外科学会 理事長、前千葉大学附属病院 病院長 (現 国際医療福祉大学三田病院 病院長/国際医療福祉大学副学長) 国際医療福祉大学HP http://mita.iuhw.ac.jp/hospital/ ◎こちらの記事は、パンキャンジャパン facebookでもご紹介しています https://www.facebook.com/pancanjapan/
Posted by 眞島 at 01:29 | パンキャン ビデオ教育講座 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0) [北海道AF]『パンキャンジャパン北海道支部が立ち上がりました!−2016年4月30日』[2016年07月18日(Mon)]
パンキャン初めての支部の誕生−−北海道アフィリエート
国内第1号のパンキャンジャパンのアフィリエート(支部)が この4月30日に札幌で誕生しました。 支部長は、松本眞由美(まつもと まゆみ)さん。 患者の立場できめ細やかに患者・家族のサポート、アドボカシー活動を進めます。 ![]() 右より、パンキャンジャパン 眞島理事長、北海道支部 松本眞由美支部長、UHB北海道文化放送 松本裕子アナ、手稲渓人会 真口先生 なぜ北海道なのか? 「難治性がん」の死亡者数全国2位の北海道は、膵臓(すいぞう)がん、肺がんに罹患している方も多く、深刻ながんならではの困難もあります。 北海道アフィリエートは患者・家族のサポートをはじめ、研究者支援、アドボカシー活動を通して、すい臓がんを含む難治性がんの状況改善のため活動を進めてまいる所存です。 キックオフセミナーを行いました 当日の4月30日はこれを記念して、膵臓がん専門病院・手稲渓仁会の真口宏介(まぐち ひろゆき)先生をお迎えし、かでる2.7にてキックオフセミナーを開催しました。 基調講演は、真口先生により、すい臓がんの最先端の治療法を解説していただき、手稲渓仁会からは医師4名、看護師9名、ソーシャルワーカ1名の総勢16名が応援にかけつけて下さり、後半グループセッションを行いました。 ![]() かけつけて下さった手稲渓仁会 医療者のみなさま ![]() 北海道アフィリエート 世話人 田辺睦子さん 力づよいスタートとなりました。 これから、北海道の活動を精力的に行ってまいります。 多くの方のご参加をお待ちしています。 ■パンキャンジャパン ホームページ https://blog.canpan.info/pancan/?1468769538 ■パンキャンジャパン支部 facebook https://www.facebook.com/%E3%83%91%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%91%E3%83%B3-%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E3%82%A2%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%83%88-1076662342397705/?ref=bookmarks
Posted by 眞島 at 00:50 | アフィリエート・支部活動 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0) 『目標は「the VISION of PROGRESS 2020」』[2016年07月18日(Mon)]
がん研究が進むアメリカでも、すい臓がん5年生存率はわずか8%。日本でもその状況は変わりません。アメリカ パンキャン本部はこの状況を前進させるため、1つのスローガンを発信しました。それが「the VISION of PROGRESS 2020」です。
「the VISION of PROGRESS 2020」とは何でしょう。 これは「2020年までにすい臓がんの5年生存率を倍増させる」という目標です。 〔下記の画像はこれを発信するビデオです〕 今年「世界すい臓がん連合(WPCC)」を立ち上げ、全世界的にこのがんへの試みがスタートしました。パンキャン本部はこの理事長として、すい臓がんへの対策を牽引します。(ジャパンは理事で参画します) 画像は「the VISION of PROGRESS 2020」〔2020年までにすい臓がんの5年生存率を2倍(16%)にする〕の啓発ビデオです。AIDSをはじめ、様々な「治らない」と言われた疾病が改善される中、すい臓がんが40年の間 「わずか1けた台の生存率」のまま 取り残されていると伝えています。 何が、我々に大切か、このビデオは解説しています。パンキャンジャパンでも、これからその1つ1つをご紹介していく予定です。 ◎パンキャンジャパンは、アメリカ本部と連携して、すい臓がんについて様々な抜本的解決に努めています。 この運動に賛同される方は、多くの方に知っていただくために、ぜひ「この記事のシェア」をお願いします。 ■パンキャンジャパン ホームページ https://blog.canpan.info/pancan/?1468769538 ■パンキャンジャパン facebook https://www.facebook.com/pancanjapan/
Posted by 眞島 at 00:39 | すい臓がんの目標・目指すもの | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0) [ビデオ講座@]『すい臓がんの早期発見−IPMNと言われたら』[2016年07月17日(Sun)]
「すい臓に腫瘍があると言われて、どうしたらいいでしょうか?」と不安になられる方がいます。すい臓にできる腫瘍にIPMNがあります。難しい名前のようですが がんではなく「膵管内乳頭粘液性腫瘍」という腫瘍です。
パンキャンの講座の中に、IPMNについて詳しく解説された動画があります。講師は、すい臓がん・IPMNのエキスパートの田中雅夫先生です。 IPMNの方、すい臓がんの患者さんは全国におられ、専門医がわからず解決がつかない方のために、パンキャンでは動画を配信してます。1人で悩まずに、こちらの動画をご覧ください。 ■動画「パープルリボンセミナー基調講演『膵がんの診断・IPMN』」 田中 雅夫先生 元日本膵臓学会 理事長、九州大学臨床・腫瘍外科学 教授 (現 下関市立市民病院 理事長・病院長) http://shimonosekicity-hosp.jp/rijicho_aisatu.html ■youtube 動画 ◎こちらの記事は、パンキャンジャパン facebookでもご紹介しています https://www.facebook.com/pancanjapan/
Posted by 眞島 at 20:03 | パンキャン ビデオ教育講座 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0) 『パンキャンジャパンは「無料電話相談」を行っています』[2016年07月17日(Sun)]
すい臓がんの患者さんやご家族には、時間があまりありません。
「こんなとき、どうすればいいのか。」 「だれに、どう聞けばいいかわからない。」 「時間が迫ってくるように感じて、あせってつらい。」 パンキャンのPALSプログラムはそんなとき、あなたのそばにいるシステムです。「電話相談」は無料です。 *パンキャンにお掛けになる通話料はご負担ください。 ■PALS電話相談 実施時間 *曜日が限られています ・毎週 水曜・木曜・金曜の 午後2時〜5時まで 〔それ以外の時間帯では行っていませんのでご留意ください〕 ・TEL 03-3221-1421 ■注意事項 @医療相談は行っておりませんので、ご了承ください。 A外出で不在の際や他の電話相談等で つながらない場合がございます。 Bパンキャンへの通話料金はご負担ください。 NPO法人パンキャンジャパンは、すい臓がんの啓発を推進しています http://www.pancan.jp/ ![]()
Posted by 眞島 at 19:58 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0) 「世界すい臓がん連合(WPCC)」 第1回総会風景
(パンキャン 眞島理事長レポート)[2016年07月17日(Sun)]
「世界すい臓がん連合(WPCC)」の第1回総会。
アジア圏の代表として、日本のパンキャンから眞島理事長が参加しています。眞島さんのレポートをご紹介します。(米国 オーランド 2016.5.11) レポート中にある「GP」とはGeneral Practitionerの略で、「一般開業医、かかりつけ医」を表します。 レポートされている内容は、「日本では医師に診断してもらうのはフリーアクセスだが、イギリスではGPにまず罹り、その診断を受けて、専門医へ紹介されます。しかしGPから専門医への橋渡しの期間が長いため、すい臓がん患者が専門医に受診する時には「すでに進行がんになっている」という内容です。 イギリスと日本での比較をWPCCの会議での発表に基づき、レポートされています。 ************* Inequalities in pancreatic cancer treatment in UK. 英国ではGPが診断できないために救急センターに運ばれて診断される。膵がん患者の80%は進行がんで見つかる。標準療法のひとつ、アブラキサンは使えない。英国の膵がん患者が受ける医療は無料かも知れないが、内容はかなり日本と異なるようだ。NICEが行う費用対効果評価のために抗がん剤が使えなくなった英国。がん患者を命乞いから救済するために設立されたCancerDrugsFund(抗がん剤基金)も今年の4月からはシステムが変更になった。ー 場所: The Ritz-Carlton Orlando, Grande Lakes ![]()
Posted by 眞島 at 19:35 | 世界の動き すい臓がん | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0) 『このマーク、何だかご存じですか?−WPCC』[2016年07月17日(Sun)]
「世界すい臓がん連合(WPCC)」のマークです。
世界の40のすい臓がん患者団体から成る「世界すい臓がん連合」。 2016年5月11日から、第1回世界すい臓がん連合の総会が、アメリカのオーランドで開催されています。 ミッションは「すい臓がんの変革を推進すること」。 日本においては「最も難治性のがん」として知られている すい臓がんですが、世界全体では「男女合わせた がん死因の第7位」。 なんと、すい臓がんの5年生存率は、世界平均でわずか2〜10%です。 (比較:日本のすい臓がんの5年生存率は7%) 「世界のすい臓がんのステークホルダー〔関係者〕が一緒に立ち上がることで、主要ながんのなかで一番生存率の低いすい臓がんからより多くの患者を救済し、希望の持てる将来を築くことができる」とWPCC代表ジュリーフレッシュマン(米国すい臓がんアクションネットワーク代表)は熱く語っています。 がん患者も世界とネットワークを組む時代へ。 「世界すい臓がん連合」のマーク、お見知りおきください。 ![]()
Posted by 眞島 at 19:28 | 世界の動き すい臓がん | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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