『毎日新聞「医療プレミア」にすい臓がんの記事を掲載いただきました』[2016年08月11日(Thu)]
毎日新聞「医療プレミア」が すい臓がんについて取り上げていただきました
年間3万8000人が罹患し、年々罹患者が増えている すい臓がん。
8月9日に「医療プレミア」の「がんをあきらめない 難敵に挑む医師・患者・家族」のシリーズで、今トピックになっている すい臓がんについて、パンキャンジャパンがインタビューを受けました。

こちらでは、パンキャンジャパン 理事長の眞島喜幸が、インタビューに答え、すい臓がんや団体についてお話をしています。
■記事については、こちらをご参照ください。
http://mainichi.jp/premier/health/articles/20160808/med/00m/010/004000c
以下に、記事内容を抜粋してご紹介いたします。
******
−−ところで、眞島さんご自身も膵臓を切除されていると聞きました。
膵臓がんの5〜10%が「家族性膵がん」です。親子または兄弟姉妹に2人以上の患者がいる、あるいは60歳未満で発症した患者がいる家系の人に発症すると言われています。この家系の人は一般の人よりも膵臓がんになるリスクが高いことが知られています。妹が発症したことから、私も家族性膵がんかもしれないと思い、MRI(磁気共鳴画像化装置)検査を受けました。検査では、膵臓の中にのう胞が二つあり、膵管の拡張(広がっている状態)も見つかりました。のう胞というのは、粘液がたまるポリープのようなものです。のう胞と膵管の拡張があると、何もない人よりも32倍も膵臓がんになりやすいのです。しばらく経過観察を受けていたのですが、膵臓がんの疑いが強まったので、12年に膵臓の全摘手術を受けました。切除した膵臓からはがん細胞が検出されましたが、超早期、0期の膵臓がんでした。膵臓がなくなってしまったので、その機能を補うために、食事の度にインスリンを打ち、消化酵素を飲んでいます。それからは、遺族としてだけではなくがん体験者として、研究支援や患者支援、政策提言に一層力を入れるようになりました。
〔中略〕
がんの研究者の学会である日本癌学会が、研究者とがん体験者(サバイバー)による、リーダーシップトレーニング(Scientist-Survivor Program、SSP)を今年10月からスタートすることになりました。米国癌学会で、研究者とサバイバーによる「アドボカシー(政策提言)リーダー」育成が行われているのですが、その日本版です。私もそこに参加します。研究者とがん体験者、患者会が一丸となって、医療全体の研究費がもっと増大するよう働きかけ、膵臓がん、胆道がん、膵神経内分泌腫瘍の治癒を阻んでいる大きな壁を壊したいです。
紹介ここまで
理事長の眞島さんのインタビューは、他に、以下のものがあります。
ご興味のある方は、こちらもご参照ください。
■JPOP-VOICE
「がんと向き合う―すい臓がん」 〔インタビュー画像は以下を参照ください〕
http://jpop-voice.jp/cancer/suizo/s/0906/01.html#
*インタビュー画像
http://jpop-voice.jp/cancer/suizo/s/0906/m01.html
年間3万8000人が罹患し、年々罹患者が増えている すい臓がん。
8月9日に「医療プレミア」の「がんをあきらめない 難敵に挑む医師・患者・家族」のシリーズで、今トピックになっている すい臓がんについて、パンキャンジャパンがインタビューを受けました。

こちらでは、パンキャンジャパン 理事長の眞島喜幸が、インタビューに答え、すい臓がんや団体についてお話をしています。
■記事については、こちらをご参照ください。
http://mainichi.jp/premier/health/articles/20160808/med/00m/010/004000c
以下に、記事内容を抜粋してご紹介いたします。
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−−ところで、眞島さんご自身も膵臓を切除されていると聞きました。
膵臓がんの5〜10%が「家族性膵がん」です。親子または兄弟姉妹に2人以上の患者がいる、あるいは60歳未満で発症した患者がいる家系の人に発症すると言われています。この家系の人は一般の人よりも膵臓がんになるリスクが高いことが知られています。妹が発症したことから、私も家族性膵がんかもしれないと思い、MRI(磁気共鳴画像化装置)検査を受けました。検査では、膵臓の中にのう胞が二つあり、膵管の拡張(広がっている状態)も見つかりました。のう胞というのは、粘液がたまるポリープのようなものです。のう胞と膵管の拡張があると、何もない人よりも32倍も膵臓がんになりやすいのです。しばらく経過観察を受けていたのですが、膵臓がんの疑いが強まったので、12年に膵臓の全摘手術を受けました。切除した膵臓からはがん細胞が検出されましたが、超早期、0期の膵臓がんでした。膵臓がなくなってしまったので、その機能を補うために、食事の度にインスリンを打ち、消化酵素を飲んでいます。それからは、遺族としてだけではなくがん体験者として、研究支援や患者支援、政策提言に一層力を入れるようになりました。
〔中略〕
がんの研究者の学会である日本癌学会が、研究者とがん体験者(サバイバー)による、リーダーシップトレーニング(Scientist-Survivor Program、SSP)を今年10月からスタートすることになりました。米国癌学会で、研究者とサバイバーによる「アドボカシー(政策提言)リーダー」育成が行われているのですが、その日本版です。私もそこに参加します。研究者とがん体験者、患者会が一丸となって、医療全体の研究費がもっと増大するよう働きかけ、膵臓がん、胆道がん、膵神経内分泌腫瘍の治癒を阻んでいる大きな壁を壊したいです。
紹介ここまで
理事長の眞島さんのインタビューは、他に、以下のものがあります。
ご興味のある方は、こちらもご参照ください。
■JPOP-VOICE
「がんと向き合う―すい臓がん」 〔インタビュー画像は以下を参照ください〕
http://jpop-voice.jp/cancer/suizo/s/0906/01.html#
*インタビュー画像
http://jpop-voice.jp/cancer/suizo/s/0906/m01.html
Posted by 眞島 at 08:17 | パンキャンジャパンの出来事 | この記事のURL | コメント(0)