“生まれ変わって福祉の施設”
このキャッチコピーをもとに、日本財団では既存の建物を改修して、新たに福祉施設を整備する事業を支援（助成）しています。
例えば、廃園になった保育所を改修して老人デイサービスセンターにしたり、使われていない民家を改修して知的障害者グループホームに整備するような事業です。
こんな事業のことを日本財団では「改修事業」と言っています。
その他にも、ボランティア団体やNPO法人が運営している福祉施設のバリアフリー化やちょっとしたお直しをする「改装事業」というものもあります。
先月、これらの事業に関する審査がありまして、日本財団として、次の通り助成決定を致しました。
１．使われない公共施設・民家などを福祉施設として改修する事業
決定事業数： 45件
助成金額： 426,500,000円
２．既存の宅老所・小規模作業所を改装 する事業
決定事業数： 43件
助成金額： 18,660,000円
私が担当する事業にも、障害者の方が働く場として、使われていない建物を改修して、パンの缶詰工場や食品・木工作業所、ペンション！を整備するものがあります。
またまた、“Shop人にやさしく”で紹介したくなるような素敵なお店や商品が出来ることと思います。楽しみですね〜。
ちなみに、この写真は先日の北海道出張の際に訪問した社会福祉法人えぽっくが整備中の建物です。内装を取り払って、構造の木材だけの建物内です。
これも、町の職員寮を改修して、障害者の方が働いたり、地域の人が集う交流サロンに生まれ変わらせる「改修事業」の一つです。3月中には改修工事も終わり、4月にオープンとのことですが、待ちきれない思いです、ハイ。
この改修・改装事業に興味のある方は、ぜひこちらを見て下さいネ。
http://www.nippon-foundation.or.jp/kyotu_site/zyoseikin/g_bosyu.html#kaiso
https://canpan.info/open/news/0000000294/news_detail.html
Shop人にやさしく 山田
