ビッグイシュー日本・発行

皆さん、ビッグイシューをご存じですか?
山田も1年前くらいから購入するようになりました。
ビッグイシューは、ホームレスの仕事をつくり自立を応援するために英国ロンドンで始まったものです。
ホームレスか、あるいは自分の住まいを持たない人が雑誌の販売員として、街角に立って日本では一冊300円でこの雑誌を販売をしています。
売上の160円が彼らの収入になり、140円が次の雑誌を仕入れる元手になるというものです。
ビッグイシューの活動自体は前々から知っていましたが、なかなか購入する機会がありませんでした。でも、1年前に購入して読んでみてその内容が面白いのでちょくちょく購入するようになりました。
ビッグイシューの活動自体が社会起業的なものですが、雑誌の内容も社会的課題を中心とした内容になっています。
でも、堅苦しい内容というよりは、そういった課題の解決に取り組んでいる団体や人の紹介あり、意識の高い有名人のインタビューあり、悩み相談、映画や本の紹介など、幅広い内容になっています。
また、国内の話もあれば、海外の話題や海外セレブのインタビューありで、この一冊で国内のことも海外のことも知ることができます。
特集は、ビッグイシューらしい切り口で、社会的課題を紹介したり、新しい、あるいは昔から(温故知新!?)のライフスタイルを紹介したりして、毎号、どんな特集か楽しみです。
2009年新年第1号の「110号」の特集は「一人の人間は無力か?ヒト、クマ、森、生命の水の物語」です。
中学生たちが始めたツキノワグマの捕獲禁止の活動から発展していった「日本熊森協会」の活動を紹介しつつ、クマが快適に生活できない現在の森林の状況から、環境、森、山について考えさせる内容となっています。
クマと森の関係、目からウロコでした。
里山に降りてくるクマも、環境破壊の被害者だったんですね。
ビッグイシューでは様々な問題やその解決のための取り組みが取り上げています。
知らないことも結構あるので、勉強になります。
皆さんも、販売員の方を見かけたらぜひ購入してみてくださいね。
【山田の本棚の最新記事】
この間、溜池山王の地下鉄の入り口でも販売員の方を見かけたので次の号の時はぜひその方から購入したいと思います。
<リンク:https://blog.canpan.info/makezu/archive/573>https://blog.canpan.info/makezu/archive/573</リンク>
そして下記の記事に出てくる関西地区の市民活動の草分けの方も実はこのSSさんなんです。
<リンク:https://blog.canpan.info/makezu/archive/1720>https://blog.canpan.info/makezu/archive/1720</リンク>
SSさんは、財団の恩人のような方なんです。買って頂いて嬉しいです。
※トラックバックがいつも上手く機能せずコメントにさせていただきました。