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2009年01月08日

「知的障害者及び精神障害者の地域生活支援推進に関する研究」報告書

「知的障害者及び精神障害者の地域生活支援推進に関する研究」報告書
長野県障害者地域生活支援研究会・発行



平成19年度厚生労働省障害者自立支援調査研究プロジェクトの報告書です。

長野県の西駒郷の地域移行や他の民間施設からの地域移行などの状況を振り返り、その支援の経過を障害のある当事者への聞き取り調査を通して検証した調査研究です。
平成19年度末の概算で、長野県内では、グループホーム・ケアホームが約250カ所、その利用者は約1200名となっているそうです。調査の内容を簡単にまとめると・・・

知的障害者の入所施設からの地域生活移行に関する調査である。

精神障害者の精神科病院からの地域生活移行に関する調査である。

長野県全域での調査であること。

調査員は県外の障害者福祉の研究者と、地域生活支援センターの相談員である。センター相談員については、日常の業務で支援している圏域以外の圏域での調査を行う。

知的障害者194名、精神障害者82名計276名の面接聞き取り調査。

調査対象者が居住する場所を2名の調査員が訪問し、直接当事者から聞き取りを行った。

報告書の内容は、知的障害者と精神障害者の調査ごとに分析を行った。

聞き取り調査の中で行われた質疑応答の中から事例を抜き出し、考察を行っている。

知的障害者の調査では、入所施設の生活から地域移行しての生活、グループホーム、地域移行の過程などの聞き取り調査となっている。

精神障害者の調査では、知的障害者のものと共通しているほかに病院での入院生活、退院支援の聞き取り調査を行った。

また、報告書の中には参考資料として、長野県における地域生活移行の取り組みをまとめたセミナー資料が掲載されています。

別冊では、『「聴く」ためのガイドブックー障害をもつ人の思いに寄り添うために』があります(写真のカラーのイラスト絵の冊子です)。
聞き取り調査を行うための理念や注意点をまとめたものです。
また、実際に調査を行う時に「調査の手引き」として作成した資料があります。
あわせて、調査員の声も掲載しており、非常に参考になります。

この調査研究は、障害者の立場にたって地域移行を検証している調査です。
全国で地域移行が進められていますが、非常に参考になる調査報告書だと思います。
単に入所施設から地域に移行すればよいというものではなく、地域移行の過程の質も重要です。
地域移行が最終的なゴールではなく、地域移行後の生活がより豊かになる支援が必要ということがこの調査報告書からよくよくわかります。

ぜひ皆さんも取り寄せてご覧ください。

【問い合わせ先】
長野県障害者地域生活支援研究会
 事務局:長野県社会福祉事業団内
 電話:  026-228-0350
 担当:  森脇氏

Book人にやさしく 山田泰久
この記事へのコメント
2月のセルプ見本市、伊藤とともにわかふじ寮の商品とご担当の方をお待ちしております。
ステキな商品を拝見できるのを楽しみにしています。
Posted by Shopからわかふじ寮さんへ at 2009年01月14日 17:07
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。わかふじ寮のブログにコメント頂いていたようでありがとうございます。

2月のセルプ見本市には、ペットフード(ジャーキーとパン)と記念品用のノベルティグッズ、積み木を出店させて頂きます。
本当は本格的な家具も出品したかったのですが、選に漏れてしまいました。

ペットフードは、どちらも日本財団さんの助成を頂いて、整備した工場と機械で製造したものです。ありがとうございました

当日は少しでも多くのバイヤーの皆さんの目に留まるよう、展示方法やパンフレットを工夫して頑張りたいと思っていますのでよろしくお願い致します。
Posted by わかふじ寮 at 2009年01月08日 09:50
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