２０年前頃は、鹿に出会うのが珍しいくらいだったのですが、近頃は毎日見かけるようになりました。

最近では、春の山菜が実ったからか昼間も道路脇に現れます。



畑被害、花壇被害の他に、お墓に供えた花まで食べられます。
走行中の車と衝突するのも珍しくありません。



私、まさに今日、道路で鹿と衝突！！
帰宅後、車を確認したらナンバープレートが曲がっていました(>_<、)




皆様もお気をつけくださいね。。。

今日の午前１０時頃の写真です。

凄い濃霧で目の前は海！のはずが、真っ白の雲の上にいるようでした。





こんな濃霧は久々見ました。船が出せず仕事も進みませんでしたがね。。(^^；

市役所の方、名古屋工業大学の方、東北工業大学の方が足を運んで頂き、鹿立地区高台移転の説明会がありました。

◆被災宅地の買い上げについては、１�u４２００円（坪約１４０００円）
◆市が買い上げる高台の土地を購入する場合は１�u６５００〜７５００円（坪約２４０００円）
◆高台の土地を借地する場合は３０年間無償。

◆災害復興公営住宅の場合は、家賃は所得で決定。最低５年の居住。５年後払い下げ希望の場合は建物の約８割負担と土地を購入しなければならない。１件辺り６０坪。

◆自力建設の場合は、１件辺り最高１００坪用意。生活再建支援が受けられる。

◆今年度中に測量などの事前準備を終了させ、２６年度中には工事完了とのこと。


鹿立地区高台移転先


大学からのイメージ模型


公営住宅が大学の設計になるとは決まってないらしい



大学からの素敵な模型を見せられても、今現在、漁業の収入が安定していない状態で２年先７年先のことまで考えなければならない。漁業復興だけでもとんでもないお金が掛かるのに。。。
震災前の生活を取り戻したいだけなのに・・・なかなか思い通りには進みません。


来月は公営住宅にするか、自力建設にするかの相談を兼ねた個人面談をするそうです。

海と共につながる会オブサーバーの黒澤さんとななはなちゃん。

ちょうど一年前の今頃、黒澤さんが学生ボランティア（Gakuvo)を連れて福貴浦にやって来ました。
手付かずの浜の瓦礫の中から使える漁具の回収をしたのが始まりです。
「しばらくここで漁業なんてできない」と漁師全員が諦めていたのに、この作業がきっかけとなり漁業再建へと動き出す事が出来ました！！

黒澤さんは、いつもアンパンマンが飾られたキャラバンに乗っていて、なぜアンパンマンなのかが不思議でした。
でも、あの昨年の９月の台風での山津波の被害で、綺麗になった浜がメチャクチャになりもう頑張れない・・・と心が折れそうになった時、向こうからアンパンマンのキャラバンが走ってきたんです。
運転していた黒澤さんに「大丈夫だよ」と言われ、その時初めて気づきました。黒澤さんはアンパンマンなんだって。
彼には「助けて」って心の叫びが聞こえるんだなって。



あぁアンパンマン　優しい君は　いけ　みんなの夢　守るため〜♬


そんな彼は、若干２０才の頼もしい右腕左腕を連れ、今日も復興が遅れている山元町で荒波魂を背負い奮闘中です！！

https://blog.canpan.info/coco/archive/2652

かっこいい〜〜！！！

ポカポカだった今日、外では小女子干し。
談話室では、復興支援団体JENさんの支援で縫い物教室がありました。

仮設住宅に住むおばあちゃん達はお茶っ子飲みが大好きなので、イベントがあると隣近所に声を掛け合って集まってきます！！


ミシンの前にしつけ糸をする丁寧なおばちゃん達にスタッフさんもビックリ！！


今時のミシンもスタッフさんが教えてくれました。



普段おばあちゃん同士でお茶っこ飲みもしていますが、外部の方が入るだけでいつもより賑やかで笑い声も響いてました♪

「おら浜」最終回〜かき小屋編〜

２日目は、かき小屋仙台港の手伝いをしてもらいました。

接客組、裏方組、かき堪能組をローテーションの作業。日曜日で忙しい中での人手はとても助かりました！！








津波で全滅した牡蠣は、養殖に必要な物を早急に支援して下さった方々と、沢山のボランティアの手を借りて蘇り、今までにないくらい立派に育ちました。
そんな俺たちの希望となった牡蠣。
このかき小屋は、牡蠣を剥くしかできなかった俺たちに、新たな取り組みとして一粒牡蠣の生産ルートとなりました。
今シーズンは、このかき小屋に俺たちの牡蠣は間に合いませんでしたが、来シーズンは福貴浦・鹿立を含む東部地区の自慢の牡蠣が何百何千個と、このかき小屋に出荷される事になります。

来シーズンはもっともっと忙しくなりそうです！！


最後は集合写真！！




ピースボートの皆様、海共のみんなお疲れさまでした。
これにて終了でございます。。。
みんなのアンケート楽しみにしていますよ（笑）

今回は、学校行事とも重なり満足に出席出来ないメンバーも多かったのですが、会長しげちゃん、幸生君、隼人君、とも君が最初から最後まで頑張ってくれました！！
そして、ピースボートのサザンさん、むーさん、かんちゃん、しょういちさん、シゲさんのリードのお蔭で無事スムーズにプログラムを終了することが出来ました！！
本当にご苦労様でした。

次に繋げていきましょう♪♪

〜番外編〜は・・・

海共オリジナルTシャツ＆ステッカーの販売会です（笑）


飛ぶように売れていきます。。。


早速着てくださるかたもいて嬉しい限りです！！



この日の売上はなんとTシャツが約３０枚。ステッカーが約５０枚でした！！！
ピースボートの皆さんありがとうございました。

この海共グッズは、福貴浦・鹿立に来たことを忘れないで欲しいという想いや、共にこの浜の復興に携わってくれた仲間のしるし。という想いで作りました。
Tシャツを着るだけ、グンと距離が縮まった感じがします。

このグッズの収益は、浜の復興への運営費になります。自治体とは別に資金を作る事で、仮設の人も、在宅の人も、石巻から通ってる人も、みんな一緒に活動できる資金です。

住むところや無くした物が違うだけで、どこかギクシャクしていた所もありましたが、海と共につながる会はそんな所から一歩踏み出して、浜を復興させる気持ちは「みんな一緒！」と一つになった団体です。

今後とも応援ヨロシクお願い致します！！

荒波魂Tシャツ＆ステッカーの初注文があり、昨日記念すべき第１便が発送されました！


初注文して頂いた方はGakuvoで６月と８月に参加され、昼休みにも関わらず子供達と浜でサッカーをしてくれた方です！！
あの頃は、住むところだったり、漁業のこれからを考えて一日一日が過ぎていて、子供たちにかまってあげれてない時期でした。そんな中でのサッカーは子供達にとって忘れられない思い出の一つになっています。
今でも温かくこの浜を見守ってくれてありがとうございます！！



更に本日第２便も発送されました(^^♪

こちらは、ピースボートのピンクの服が良く似合うお方です♪
爆弾低気圧に怒り、トモの足の怪我を心配し、浜を想う気持ちは俺たちと一緒ですね！！

鹿立・福貴浦に関わった人達が、離れていても浜を身近に感じてもらえるようなブログにしていこうと思います！

「おら浜」企画５〜交流会〜

浜での体験プログラムが終わり、今回の交流会はピースボートが用意してくれました。
収穫したわかめなどを持ち寄り料理したものがテーブルに並んでいました。




この日の締めは、若いながらもしっかりしていて今回の漁業体験の中心となって活躍したはやとが、「ボランティアとしてでも、プライベートででも浜に来た時は気軽に声を掛けてもらえたら嬉しい！」と、話してくれました。


からっぽになったバンジョーを持って帰り、この日の任務完了です！！



ピースボート皆様、海共のみんなお疲れさまでした☆彡

沖から帰ってきた後は、仮設談話室にて勉強会が開かれました。
皆さん熱心に話を聞いてくれていました。




この大震災の体験談は誰一人として同じではありません。今後またいつかどこかで起こりうる災害に俺らの体験談が少しでも役に立てればいいし、今の現状をいろんな意味で感じてくれてたんではないかと思います。

次回、機会があるならどんな想いを持ってボランティアしてるのか？などのボランティア側の声も是非聞きたいと思いました！！