昨日も今日も雨で肌寒い浜です。

外での作業ができないので、屋内にて少し気が早いですが牡蠣剥きの準備！！


牡蠣を水揚げしたらバンジョー（カゴ）に牡蠣を入れてリフトで運ぶんですが、その時に使う道具がこちらのスナップ！！沢山作りました♪




そしてこちらは、厚めの板にゴムのシートを貼り付けます。



釘で打って出来上がり(^O^)



このゴム板の上で牡蠣を剥きます！！
ゴム板の上だと、牡蠣が安定して牡蠣剥き作業がとても楽になります。



牡蠣剥きができるのはまだ先ですが、どんどん出来ていく福貴浦カキ処理場を見ていると準備したくなってきます。

震災前を思い出しながら考えるとまだまだ用意するものが沢山あるな〜(*´д｀*)

福貴浦に続き、鹿立のカキ処理場跡地の嵩上げ工事が始まっています！！

今浜では、牡蠣の種挟めに続きまして、輪っこのしの作業で忙しくしています。

種挟めした牡蠣を沖に吊す作業を「輪っこのし」と言います。

輪っこのし＝輪のばし　って感じでしょうか。。。


まず、種挟めして、輪にした種牡蠣を積み込み沖を目指します！


この間、共同作業で作ったケタに船を寄せます。


輪を伸ばして沈め、ロープを結びます。


こんな感じに吊るします。




これで牡蠣の成長を待つのみ！！今年も牡蠣の成長っぷりが楽しみです♪

福貴浦共同カキ処理場の地鎮祭が行われました！！



開催プリントには「災害復旧設備事業（共同カキ処理場）建設工事」と書かれていました。


浜の神主さんは、大宮神社の大国さん。


そんな大国さんの車には、海共ステッカーが張ってありました(・◇・)！！！




嵩上げをした４月からやっと建設が始まります。。。

今日も紫外線MAXな一日でした。
日焼け止めなんて塗らない漁師は、夏を目の前にもう真っ黒です！

浜ではブルーシートで日よけをしながら作業をしてました。


あちこちブルーシートだらけ〜





そして仮設脇の畑では、おばあちゃんが畑に水やりをしていました！


この階段付きの水場は、以前Gakuvoの皆さんが作ってくれた所です。
反対側の水場でも、汚れた作業着を洗ったりと大活躍していますよ♪



震災前は、自宅の外水道で作業着やゴム手袋を洗ってましたが、今は仮設から一歩出ると水道がないのでホント重宝しています！


ありがとうございました！！

今期種挟めした牡蠣をぶら下げる為に、新しい牡蠣の養殖施設を作る作業が昨日から行われていました。

今日は鹿立前の漁場で作業だったので、防波堤から写真を撮ることが出来ました！！


簡単に説明をすると、沖に牡蠣をぶら下げる為に、約８０メートルのロープに一定の間隔でタルを入れた物を「ケタ」と言います。
それを船で漁場まで引っ張っていきイカリを落とします。

うまくイカリを落とし、ケタが緩む事無く作るには、浜の漁師みんなでタイミングを合わせなければなりません。


陸にはこのようにイカリと綱が用意されています。


各自が作ったケタはダンゴ状になって用意されてあります。


それを沖へと船外機で引っ張っていきます。


こんな感じです。


イカリはモーター船と、


船外機に積み込まれます。


イカリをうまく張る為に船外機は、バックで全速させます。


こちらが出来上がり！！



この作業を手分けしてやっているので、海上は船だらけでした。







このロープに種挟めした牡蠣をぶら下げるんですが、水産試験所に確認した結果、牡蠣養殖の天敵のしうり貝が抱卵中との事。
せっかく立派に育った種牡蠣にしうり貝がくっいては大変なので、しうり貝の抱卵が収まるまで、暫し様子を見ることになりました。

7月になり来年収穫するための牡蠣の養殖施設作りが始まりました。

朝から浜に集まり共同作業で作っていきます。

今日の作業終了の様子です！


クーラーボックスは保冷の他に波しぶきや海水などから持ち物を守るので重宝しています。
中には、飲み物やタバコ、おにぎりやパンなどを入れています('∀`)


ガッチリ働いてきた顔、いい顔してました。




明日でこの作業も片付くようです。明日は、作業中の写真を撮りたいと思います！！

今、シーズン中のシャコエビ漁ですが波がある時にシャコエビは捕れるといいます。

台風直撃の前日に仕掛け、台風去った翌日に揚げた網は見事に大漁でした！！






台風４号、がっかりすることもありましたが、いいこともありました♪

牡蠣の種挟めシーズンとなりました。

昨年、ボランティアの皆さんと作業して作った地種（地元の漁場で自分の管理で作った種牡蠣）を使いますが、足りないので種牡蠣を買い付けて間に合わせます。

という訳で、種牡蠣約１７００本が浜に届きました〜！！






牡蠣処理場がまだ出来ていないので、牡蠣生産者の方々は牡蠣を育ててもどれくらい出荷できるかが不透明な為、震災前ほどの量を作る事を見合わせています。

牡蠣処理場ですが、再建場所の土盛りをしたっきり未だに手付かずで、いつ着工するかも漁師の耳には入らず、そろそろ不安に思う漁師もでてきています。。。

１０月の出荷まで、あの程の設備の施設を作ることが出来るのでしょうか？

海共はGakuvo隊との親睦会でしたが、浜には支援団体JENの方々が短期ボランティアさんを連れて浜仕事のお手伝いに来てくれていました！！

JENのボランティアさんが、かっこいいTシャツを来て作業をしていました(^^♪
ありがとうございます！！


これだけの人数でやるとどんどん作業が進みます！


JENのボランティアの皆さん、本当に助かりました〜。



牡蠣養殖は、単純な作業の中にもより良い牡蠣を作るために色々考え、手間を掛けています。

この種牡蠣には牡蠣のほかに、しうり貝やヒトデの赤ちゃんもくっついています。このまま海に戻すと牡蠣が大きくなるにつれ、しうり貝もヒトデも成長し牡蠣の成長の邪魔をします。
牡蠣をいい状態で育てる為には、これらを取り除くか、くっつかれないようにするかです！！

家々でやり方もさまざまですが、美味い牡蠣を作りたいのはみんな一緒なのです！！