今期種挟めした牡蠣をぶら下げる為に、新しい牡蠣の養殖施設を作る作業が昨日から行われていました。
今日は鹿立前の漁場で作業だったので、防波堤から写真を撮ることが出来ました!!
簡単に説明をすると、沖に牡蠣をぶら下げる為に、約80メートルのロープに一定の間隔でタルを入れた物を「ケタ」と言います。
それを船で漁場まで引っ張っていきイカリを落とします。
うまくイカリを落とし、ケタが緩む事無く作るには、浜の漁師みんなでタイミングを合わせなければなりません。
陸にはこのようにイカリと綱が用意されています。

各自が作ったケタはダンゴ状になって用意されてあります。

それを沖へと船外機で引っ張っていきます。

こんな感じです。

イカリはモーター船と、

船外機に積み込まれます。

イカリをうまく張る為に船外機は、バックで全速させます。

こちらが出来上がり!!

この作業を手分けしてやっているので、海上は船だらけでした。


このロープに種挟めした牡蠣をぶら下げるんですが、水産試験所に確認した結果、牡蠣養殖の天敵のしうり貝が抱卵中との事。
せっかく立派に育った種牡蠣にしうり貝がくっいては大変なので、しうり貝の抱卵が収まるまで、暫し様子を見ることになりました。