2025年9月13日(土)、「第45回おやこキャンプ」が開催されました。
事前打ち合わせの9月7日には「晴れますように!」の思いを込めて、子ども達がてるてる坊主を作ってくれました。

しかし、この週は天気予報によるとずーっと雨。開催予定の13日も、11日の段階では曇りのち雨でした。今年は無しになっちゃうのかな、、、と諦めかけていた12日の朝。来ました!子どもサポート部さんより「実施することになりました!」の連絡が!!テント泊無しのデイキャンプになりましたが、開催してもらえることが嬉しくて小躍りしたのは子ども達だけではなかったはずです!
当日は13時集合をめがけて、各々任された食材などを持ち寄り、いざ、かみくの桃源郷へ!「おやこ劇場松江センター」の幟を頼りに現地に集まったみんなの顔は、はちきれんばかりのホクホク顔です

まずは開村式をし、子どもサポート部さんの用意してくださったネイチャービンゴに興じます。花や鳥、松ぼっくりや水たまりなど、遊び場を広く歩き回って探している内に子ども達はすっかり仲良しに。
ビンゴの景品のおかげでどんどん遊びは広がり、シャボン玉を飛ばしたり、野球が始まったりとっても楽しそう

テントを張り、子どもリーダー事務所もできました。

遊びが一段落したところで、食事の準備へ取り掛かります。
薪を割る人、火起こしする人、カレーの具材を切る人、飯盒でご飯を炊く人、フルーツポンチの果物を切る人、お芋をアルミで巻いたり焼き椎茸の準備をしたりする人、大量の鶏肉に塩コショウを揉み込んでくれる人、そして会計をしてくれる人。

大人も子どもも、それぞれのできること、チャレンジしたいことに取り組み、夕方には豪華な夕飯が出来上がりました


夕食が終わると、いよいよキャンプファイヤーの時間です。
火の神様が登場し、いざ点灯!カッコよく組まれた薪に火がつくと、あっという間にあたたかく明るい炎が燃え上がりました。

レクリエーションの達人が今年もおられて、貨物列車や仲間集めなど楽しい時間をプロデュースしてくださいました。
みんなと火を囲み、肩を組んだり手をつないだりしていると心がぽかぽかしてきて、なんだか名残惜しくて、この楽しい時間がもっと続いてほしい、まだみんなと一緒にいたい!という気持ちになりました。

しかし、残念ながらそろそろ最後のイベントです。家族ごとにトーチをもってみんなで一斉に火を灯します。高く掲げた火を見つめながら最高の半日を思い返し、充実感でいっぱいになりましたが、終わってしまうのがとてもさみしく切なくなりました

トーチを消して子どもサポート部さんに渡し、いよいよお開きの時間。後ろ髪を引かれる思いでお別れし、それぞれ家族と帰路につきましたが、誰もがきっといつまでもあたたかい気持ちでいたことと思います。雨がぱらつく瞬間もありましたが、降ることは無く天気にも恵まれ、本当に素晴らしいデイキャンプとなりました

最後になりましたが、悪天候だからと中止することを選ばずに、どうやったら開催できるか、その中でどんな楽しいことをしようかと考えてくださった子どもサポート部のみなさんに、たくさんのありがとうを伝えたいです。
そして、私たち参加者をお客さんでなく仲間として迎えてくださり、いろんなことを経験させてくださったことにも感謝の気持ちでいっぱいです。本当に今年も素敵な思い出をありがとうございました


(第45回おやこキャンプ実行委員長 乃木ブロック 高橋莉央)