大人10人子ども4人、合計14人で八束町にある竜渓洞見学ツアー(わくわくキッズタイム)に行ってきました。 暑かったけど、楽しかった〜。
まずは、出雲国ジオガイドの会の小灘さんに、大根島の成り立ち、溶岩洞窟やジオパークのことを説明していただき、希少生物を見つけよう!というミッションと共に、いざ洞窟内へ
みんな長靴、ヘルメット、懐中電灯の完全装備です。
ガイドさんの案内で子どもたちを先頭にゆっくりと洞窟内へおりていきます。
はじめは暗くてちょっと怖いけど、ワクワク。
戦時中は防空壕としても利用されていたそうです。
洞窟内は不思議がいっぱい!大人も初めて聞くお話ばかりでとても面白かったです。
さて、ミッションの方ですが、洞窟内にいる希少生物、体長2ミリ程度しかないヨコエビや、コムカデを探します!
大人も子どもたちも真剣そのもの!
なんせ2ミリなので、集中しないと見つけられません!
これそうかなぁ?
それっぽいけど、動いてないよね?
見つからないなぁ?
そしてついに動いている物体を発見?
これじゃない!?
ほんとだ!動いてる!やったー!
なかなか見つけることができないという生き物にも会えました。
これかな?
涼しくて神秘的だった洞窟内は、みんなで探検すると楽しい空間でした。
こんな身近な場所に貴重な自然遺産。知らずに過ごしていましたが、大切に守っていきたい場所でした。
皆さんも機会を見つけてぜひ訪ねて行ってみてください!
帰りは、ちょっと寄り道して、ドーナツをいただいて帰りました♡
【参加者の感想より】
●竜渓洞の洞窟の中が涼しくて、不思議でした。楽しかったです。(小4)
●中が涼しかったので、ずっと居たかったです。みんなでお出かけが良かったです。(小2)
●地面がべちゃべちゃなところと、カチカチなところがあって面白かったです。テレビでみた洞窟と同じで、壁が光っているところがありました。実際に見れて良かったです(小3)
●洞窟の中が暗くて虫がいました。奥の穴から竜が出てきそうでした(小1)
●あんなに浅い洞窟でも、急にぐっと気温が下がってごつごつの壁に囲まれた別世界な感じ。さらっとした溶岩が流れたらこんなんなるのかーと思ったり、防空壕の中で神仏に祈りながら隠れていた人たちの気持ちを想像したりしました。温暖化や水不足が、溶岩ドームの中にまで影響するのですね。旅先ではまず博物館に行ってその土地のことを学んでから景勝地や観光地に行ったりするのに、地元のことはなんとなく後回しにしていて自分からはなかなか足を運ばないので、企画していただきありがたかったです。小灘さんもとってもよい方だったし。ほかのジオパークにも行きたくなりました。 (大人)
●こんなに近く(大根島)に溶岩洞窟があることを初めて知りました。洞窟の中は15〜16度の気温で、階段を降りると冷んやり。天井のつらら石(溶岩が滴り落ちてできたもの)から、時々ぽたりとしずくが落ちたり!洞窟内の生き物(2ミリぐらいの大きさ??)を、大人も子どもも一緒になって、懐中電灯を照らしながら『これじゃない!あれじゃない!動いてる、動いてる!』と探したり?と、とっても楽しい見学会でした(大人)
●みんなでワイワイと見学できてとても楽しかったです。地域のいろんなことをもっと知りたいなぁと思いました。(大人)
●ガイドさんの丁寧な説明のおかげで興味深く竜渓洞を見ることが出来ました。特に岩?のぶつぶつした穴やつらら石が良かったです。洞窟内の年間気温が18度(以前は15度)と3度も上がっていると聞いて驚きました?今日は本当にありがとうございました。(大人)
●ガイドの方の面白くて分かりやすい説明のおかげで、大根島のダイナミズムを感じることができました。知らない松江の良いところ、まだまだたくさんあるのでしょうね。知りたい!行ってみたい!と思いました。(大人)
●猛暑の中でしたが、洞窟の中はひんやりで、ある意味この時期にぴったりの企画だったと思います。はじめ話をきいた時は、一体どんなところなんだろうと思ってましたが、百聞は一見にしかずで、ガイドさんの話から、いろいろ知ることができてよかったです。 これは余談なのですが、帰りに寄ったパン屋さん、店主さんが息子と同じ吹部の保護者さんでした。乃木ブロックで以前販売したすずしろさんの焼きドーナツのカフェにもよれました。個人的にちょっとした出会いのお出かけでした。(大人)
●子供の頃よくやっていた洞窟探検が大人になっても出来るなんて感慨深かったです。子どもたちにも体験してもらいたいと思っていたので、近場で叶って嬉しいです。観光の方も途中でチラホラおられたので、もっと名所として人も集まれば良いなと思いました。 (大人)
●溶岩洞窟探検レポート!
気温37℃の猛暑日に冒険の世界へ。私たちが向かった先は、大根島にある国指定天然記念物の溶岩洞窟「竜渓洞」です。
想像していた「洞窟の入口」とはまるで違い、知らなければ通り過ぎてしまいそうなほどの小さな入り口にまずびっくり。そこでヘルメットと長靴をお借りして装着すると、大人も子どももすっかり探検気分に。期待が一気に高まりました!
ガイドの方に導かれ、狭い入り口を数段下っていくと、そこは別世界。外の猛暑が嘘のように涼しく、気温はおよそ18℃くらいとのこと。
奥へ進むことわずか数十メートルほどでしたが、その先には思っていた以上に広い空間がありました。昔は防空壕として使われていたそう。まったく光が入らない真っ暗闇の中では、お借りした懐中電灯が頼り。ライトを消すと、本当に何も見えなくなりましたよ。
そんな暗闇の中でも、驚くような命の営みに出会うことができました。ゴツゴツとした岩肌から細く垂れ下がっていた蜘蛛の糸のようなもの。なんと、それは植物の根っこなのだとか。地上の植物が、こんな場所にまで根を伸ばしているなんて…あやかりたくなるようなたくましさでした。
そして今回、一番ラッキーだったのが洞窟内の水たまりでの発見。じっと目を凝らして観察していると…なんと、ヨコエビのような白くて小さな生き物が、すぅーっと動いていたんです!大きさはわずか5〜6ミリほど。小さな命の存在に思わず歓声が上がり、みんなで見入ってしまいました。
暑い夏に、最高の「ひんやりワクワク体験」でした。
支援部の皆さま、素敵な企画をありがとうございました!(大人)
