2022年8月6日(土)に城西公民館で、Rie Child Supportの引野里絵さんをお招きし「もっと愛おしくなる子育てのお話」を開催しましました。


作業療法士として様々な子どもと接する引野さん。その経験と専門的な視野から、子どもの心身の発達についてお話をいただきました。
印象的だったのは、病院で訓練していてもなかなか進まなかった子が、畑の芋掘りではしっかり踏ん張ることができたというお話。

子どもの育ちにとって、リアルな体験というものがどれだけ大切なのか、昨今の子どもを取り巻く状況を思うと、深々と考えさせられました。

幅広い世代が集い、子どもの「今とこれから」を一緒に考える、素晴らしい時間となりました!
※参加者の感想を一部、ご紹介します。
●ついつい先回りしてあれもダメこれもダメと言ってしまいがちですが、もっとやりたいようにやらせてあげないといけないなぁと感じました。
●夏休みに入り、子どもたちと一緒にいることが増え「ダメ」「〜しなさい」などの言葉が増えていました。でも見守ったりリアルな体験をして過ごしていきたいと思いました。
●「ちょっと不便なところに身を置いてみる」みたいな言葉が心に残りました。今の時代子供にも大人にも大切かなと思いました。
●子どもの成長する力を信じるってとても大切だと思いました。引野さんに出会った皆様はきっと引野さんの子どもを信じるところに引き込まれていくのだと思います。子どもたちから学ぶ事は本当にたくさんあるのですね。
●引野さんの話を聞いて、子どもたちが本能的にやりたいと思うことを見守ってあげたいと思いました。
●子どもの発達を育てるのは(発達を助ける)自然の中にある。木登り好きだった息子を見て楽しかった時代を思い出しました。
●子どもの行動をどの程度までは注意しないで良いのか、その加減がわからずとちょっとしたことでも注意していましたが、今日の話や写真を見ながらそのあたりの雰囲気が分かりました。許容範囲を大きくできそうです。
●自然の中での遊びは子どもの頃の暮らしの風景のようでした。暮らしの中で自然を感じていたんだなぁと自分のことも振り返ることができました。
(子育て支援部 高橋莉央)