それは小学生の男の子が「ボクも例会を決めよう会に参加して見たい作品を選びたい!!」と言ってくれたアイデアから始まりました。というのも、“決めよう会”に参加できるのは中学生以上というルールがあるから。今回、小学生以下の子どもたちにも「みたい作品を自分で選ぶ」体験をしてもらおう!ということで、シール投票の形で模擬投票を行いました。
今年の企画案はちょっと複雑で、2026年度9月〜3月の3案と、これに対応する2027年度5月の4案から組合せて選ぶもので、その組合せが完全に自由ではない、というもの(^_^;) 部員が企画案の表の横に立ち、企画案の特徴を説明するのを聞いてもらいながら、丸いシールを貼ってもらいました。
作品のイメージが伝わってくる創造団体さんの印象的なチラシが並んでいるので、「◯◯がみたい」とチラシを指差している低学年の子どもさんが多く、よく知られた絵本が原作になっている人形劇に注目が集まっているようでした。
せっかくなので、保護者の方など大人の皆さんにもシール投票に協力をお願いしました。 この結果は“決めよう会”で発表されますが、ほんとうの1票にはならないのが参加してくれた子どもたちに申し訳ないところです。
でも、鑑賞する作品を選ぶところからみんなでわいわい楽しんで、観たあとも「あれ面白かったね!」って話せるのがおやこ劇場のいいところ。そんなワイワイ、ワクワクを子どもたちに少しでも感じてもらえたなら嬉しいです。
(鑑賞事業部 大嶋真紀)
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