24年度 第9回親子学級「主夫の生活から得るヒント」[2024年11月04日(Mon)]
主夫の生活から得るヒント
今回は、秘密結社主夫の友 しゅうちゃん(佐久間 修一さん)のお話をパパも一緒に聴講しました。
■主夫になるまで■
・難病が発覚して主夫となる。難病が寛解したため子どもを望み、妊娠出産や子どもが生まれてからのあらゆることを勉強し、2年間のプレゼンで奥様を説得して子どもを授かる。
・当時勉強したことなどを活かして、ファミサポ、シッター、離乳食・幼児食講座、絵本講座、バルーン講座、夫婦のパートナーシップ講座の講師など、多岐にわたって活動中。
・収入や働き方に関わらず主体的に家事育児する夫=主夫として「秘密結社主夫の友」を立ち上げる。
■女性の社会進出⇔ 男性の家庭進出■
・女性が社会進出するなら、男性の”家庭進出”が必須(今は専業主婦の方がマイノリティ)
・制度、風土、意識を整えることが必要(子どもを迎えに行く人・夕飯作る人は女性、と思い浮かべてない?女性自身も意識が必要)
・「家事育児が苦手な女性」と「稼ぐことが苦手な男性」どちらもいることを知っておく
■Wシュフを目指す■
・どんな家事が存在するのか把握する(家事分担チェックリストなども参考になる)
・小1の壁:朝早く学校に行けず14時には帰宅する、学童に入るにも保活ぐらい大変なので、自分の地域がどういう環境なのか確認が大事
・内閣府の「仕事と生活の調和」推進サイトには 【仕事と子育て等を両立する上での困りごとを調査しました】 というリーフレットが載っている。
・夫は子どもの体重を知っている?体重を知っておく必要がある理由を理解してる?
・両方が稼げて家事育児できれば、何かあった時に困らない=リスクヘッジになる
・家事をすると男性は凝りだすので、料理をやらせるのはあまりおすすめしない。料理は毎日続けられるレベルであることが大事
・パパは「俺がやった」という顔を出さないこと=出さなくても妻は気づく
■家族で共有する■
・自分とパートナーは同じものが見えている・同じことを考えてる、とは限らないので言葉にすることが大事
・他の家族とトラブルが起きたらパパとママどちらでも動けるように共有する
・子どもの小さいうちに先のビジョンを共通理解しておく
・女性の愛情曲線は子どもに90%が割かれ、夫への愛情はガクッと下がり頑張っても30%にしか回復しないというデータがある。相手は(自分のパパ・ママではなく)パートナーなので夫婦でしっかり家庭を築くことが大切