2013年度 第4回親子学級今回は都合により急遽プログラムを変更させていただき、受講生と企画委員を交えて座談会を行いました。
(予定していた杉本真理子先生の講義は第6回に延期します。)
幼稚園選びについて・ここが良いと思える所がなく、消去法で選ぶ感じになってしまっている
・家から一番近い幼稚園に決めている
・一歳から英語を習っているので、英語を勉強できる幼稚園に決めている
・勉強をさせたかったが、パパの意見で、遊びが中心の幼稚園に決めた
・どろんこ保育系を考えているが、パパは「遊びだけでよいのか?」とお互いの意見が合わない
・子どもは勉強が好きみたいだが、怖がり・汚いのを嫌がる面があるので、敢えてどろんこ保育系の
幼稚園にしようと思っている
それぞれ幼稚園選びの基準が違いますが、のびのび・どろんこ保育系の幼稚園に興味がある人が
多かったように感じました。
企画委員に幼稚園を決めた理由を聞くと、
・震災後だったこともあり、家から歩ける所にした。子どもの特性を重視して選んだのではなく、
両親で見学に行き、良いと思った
・家から近いし、いつも遊んでいたお友達が多かった
・自分と園の職員との相性が合う所が良いと感じた。先生たちの笑顔がとても良かった。
と、家からの距離や、親の視点で選んでいる方が多いようです。
受講生の方からの質問に、企画委員が答える場面もありました。
Q:2年保育を考えている。年少の1年間は何をして過ごしていたか?
A:外遊びや家で一緒に料理したりしていた
Q:遊びメインの幼稚園から小学校に入った時、学力の差が出るのではないか
A:家でやらせようと思ったが、本人に興味がないと無理。入学して、出来る子も出来ない子も、
学校の先生は同じように接してくれるし、きちんと教えてくれるので困る事はない。
幼稚園のプレ保育に通わせて良かったこと・母子同室なので、子どもが場所に慣れているので、母子分離になる時に楽
・周りのお母さん達の様子がわかる
・子どもと先生のやりとりが見られるので、園の雰囲気がよくわかる。
子供について「我が強く、他の子のおもちゃを奪い取って、突き飛ばす。他のママの目も気になるし、外で
遊ばせると疲れる」
という悩みに、同じ悩みをもつ受講生から
「根気強く、相手の気持ちを考えられるように問いかけしていたら、最近はされたらイヤな気
持ちが分かるようになってきた」
「保育園の園庭開放で相談したら、この年齢ではよくあることだよと言われたけれども相談
したいのであれば療育センターに行ってみてはと言われ、色々検査してもらったが異常はな
かった。何回か通って行くうちに落ち着いてきた。療育に通ったからではなく、時が解決し
てくれたのだと思う。」
といった意見がでました。
逆に、
「黙ってやられるタイプ。逃げずに泣いているだけで心配。」
という悩みに、同じ悩みをもつ受講生が
「嫌だったら、やめてって言えばいいんだよ、こうすれば良かったね、とフォローしている。
された事をちゃんとママが見ていて、痛かったねとか、子どもの気持ちに寄り添ってあげれ
ば良いと思う。」
というアドバイスが出て、企画委員からも
「してきた相手の子にも、噛んだら痛いんだよ、と教えてあげてもよいと思う。」
と意見が出ました。

学級第3回の保育室だより(子ども達の名前はすべて仮名です)