24年度 第6回親子学級「子どもの“わくわく”って何だろう?」[2024年10月15日(Tue)]
子どもの“わくわく”って何だろう?
今回は、土橋保育園の保育士 柿ア 彩さんにお話を伺いました。
■子どもの遊びに注目してみよう!
「子ども=かわいい」といつでも思えるわけではないけれど、子どもの「遊び」に注目すると新しい発見がある。
・自分が小さかった頃に好きだった遊びは? ・どうしてその遊びが好きだった? ・どんな気持ちだった? |
受講生に自分自身の子ども時代の遊びについて振り返ってもらいました。
ブランコで遊ぶのが好きだったという方は「毎日毎日練習してブランコをこげるようになった。達成感が嬉しかったんだと思う」と振り返っていました。
次に、お子さんの遊びについて考えてもらいました。
・我が子が好きな遊びは? ・どうしてその遊びが好きなの? ・どんな気持ちで遊んでるの? |
ママの前でダンスを披露するのが好きなお子さん
→ママが座って自分をしっかり見てくれることが嬉しいのかも。
キッチンで水遊びするのが好きなお子さん
→ママの皿洗いが楽しそうだと思って真似してるかも?!
親が遊びの場を提供し、子どもたちが自由に創造力を発揮できる環境を作ることと、子どもの楽しい・嬉しいといった気持ちに共感することが大切。
遊びの中での経験は、子どもの成長に重要な役割を果たす。
■身体を動かしてみよう!
「しんぶんニンジャ」で新聞を使って忍者に変身して遊びました!
※しんぶんニンジャの忍術説明→遊び→片付け→衣装づくりが動画で紹介されています♪
自分の身体を思い通りに動かすのって難しい!ということを再認識したり、受講生からは「もう1回やりたい」という声もあがりました。
次に「お買い物ごっこ」としてコンビニやパン屋の店員・店長・お客・品出し係など、みんなでそれぞれの役になりきって楽しみました。
「ごっこ遊び」はイメージを再現する力を養うことができる。生活での実体験が大切で、子どもによって感じ方も異なる。言葉の引き出しを増やすことができ、工夫しながら遊びを展開できる。
子ども達は遊びを通して、思考力・忍耐力・集中力など様々な能力を身につけることができる。
■先生への質問
Q:子どもが家で水道をジャーっとする。「たのしいね」と言葉では共感してあげるが感情がこもらない。
A:実際にやってみると楽しさが分かる場合もあるので余裕がある時は一緒にやると何か発見があるかも。あとは「自分とは違う気持ちもあるんだ」と学ぶ機会になるので、嫌なことは嫌と素直に伝えるのもあり。それは大きな共感につながること。
Q:子どもの遊びにどこまで付き合えばいいのか。
A:無理はしなくていい。「この子とっても具合が悪いみたい〜」と人形に役を押し付けてみたり、「続きは明日ね♪」と楽しみを次回に持ち越すのもあり。余裕があって付き合える時は遊びを発展させてもいいと思う。
Q:「ごちそうさま」と言ったり「まだたべる」と言ったりの繰り返しを何往復もする。
A:「ごちそうさま」と言ったら自分で食器をさげるなどのルールを作ってみてもいいかも。お母さんに見て欲しい、気にかけて欲しいという想いもあるのかも。