25年度 第3回親子学級「子ども本来の姿を見る 映画アリサ鑑賞」[2025年09月19日(Fri)]
今回は、映画『 アリサ−ヒトから人間への記録− 』を鑑賞しました。
この映画では、保育園で育つアリサという子どもの生後2ヶ月から6歳11ヶ月までの成長を追っています。
『汚いからやめなさい!』
『危ないからやめなさい!』
とつい言いたくなるような、自由で野性味あふれるたくましい子ども達の姿がたくさん映されています。
まだまだ小さいのに全身土まみれでハイハイしていたり・・・
大きな石がゴロゴロ転がっている山を裸足で上り下りしたり・・・
崖のような急傾斜の坂道を転がり落ちて遊んでいたり・・・
保育士は危険の無いようそばにいるけど、決して「危ない・汚い」とは言っていませんでした。
子ども達が針の糸通し・竹馬・逆上がりなど、できなくて泣いていても保育士は絶対に手を貸さずに『がんばれ!』と寄り添い心から励ますことで、子ども達は諦めずに自分自身の力で数日かけてうまくできるようになっていく姿・・・
大人が何も指示していないのに、子ども同士で自然と役割分担を決めて遊び合い・助け合いをする姿・・・
自由な遊びが身体(身体能力)を成長させること、遊びにおける人との関わりが「思いやり・ねばり強さ・創造力」など心を成長させることを映し出していました。
次回は、映画の内容を振り返りながら、『「アリサ」から見た子どもの発達』というテーマで帝京大学名誉教授の杉本眞理子先生にお話を伺います。




