
塾の先生が書いた子育て本[2025年03月27日(Thu)]
春ですね。卒園・卒業を迎えた皆様、おめでとうございます

我が息子も高校を卒業しましたが、大学受験に際して感じたことをつぶやかせてください

私たち宮前親子学級では「子どもには自ら育つ力がある」ということ、だからこそ手や口を出し過ぎることなく「子どもを見守ることが大切」ということを学んでいます。
学級に10何年も携わっているけど、いざ我が子の受験となると何だかんだと気になることが多くて無駄な口出しが増えてしまいました

「多少の失敗も彼の人生経験なんだから口を出さないでおこう」と思って口出しを我慢できる日もあれば、
「腕時計の電池切れたらどうするの?予備の時計持って行くもんじゃないの?」としつこく言ってしまったり。。
常に自分の中で「これは口出していいのかな?見守るべきかな?」と自問自答して、受験終盤にはほとほと自分に対して疲れ果ててしまいました


そんな時に偶然目にした書評で知った子育て本がこれ。
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『 親子の手帖 』
塾の先生が描く様々な親子の姿の中に自分が重なってギクッとすることもありましたが、
「親だってかつては子どもだった」という温かい目線なので、自分を責めすぎることなく読み続けることができました。
「子どもに対する不安というのは、子どもをわかりたいけどわからないという【私自身の不安】」とか、心にすっと入ってじわぁぁっと沁みてくるようなことが多くて、すでに何回も繰り返し読んでいます。
子どもとの距離感・子どもをどう見守っていくか、ということがわからなくなりがちな私にとっては大切な本となりました
