24年度 第7回親子学級「子どもたちの様子を知る 保育ビデオ@」[2024年10月21日(Mon)]
子どもたちの様子を知る 保育ビデオ@
今回は、別室保育の子ども達を映したビデオを見ながら保育者の話を聞きました。
■ママの居ない時間
子どもにとってママと離れる2時間はとても長い。時計がわかる子は時計を見て折り合いをつけているが、わからない子は本当にサバイバルのように未知の2時間を過ごしている。迎えに来たらしっかり抱きしめてあげてほしい。ママと離れてもチャイムが鳴ったら必ず迎えに来てくれると繰り返すことで、安心感を学んでいく。
■言葉はなくても
言葉で気持ちを表現できる子もいるが、言葉が出ていない子どもたちも表情・身振り・手振りで通じ合っている。
■自分以外の視点をもつ
自分以外の人が我が子を見てくれることで、自分では気づかないことに気付かせてもらえることもある。また、自分が他人の子を見ることで色々な視点があることに気付き癒される。
これから子どもが大きくなっていく過程で色々なことがあると思うので、この出会いを大切にして頼ったり頼られたりすることを今から少しずつ身につけていってほしい。
■保育園・幼稚園の練習?
保育に預けたことで、保育園・幼稚園の練習になったと思わないで欲しい。ママと離れる練習になったね♪と安心してしまうと全く違う結果に。。。子どもにとって児童室と幼稚園は全く違う場なので、新しい環境に行くときはしっかり気持ちに寄り添って欲しい。
■子どもにたくさんの失敗を!
子どもの小さな失敗を恐れず、先回りして排除し過ぎず、たくさん失敗を経験させてあげて欲しい。失敗から学んだことが、子どもの自信に繋がる。
■ゆっくり過ごす
休日だから遊びに行くぞ!というのも良いけれど、幼稚園や習い事で疲れているかも。大人も一緒におうちでゆっくり過ごすことも大事。
■遊ぶも遊ばないも子どもの自由
せっかく〇〇に連れて来たのにウチの子遊ばない・・とがっかりする必要はない。遊ばないのも子どもの自由。ぼんやりと周りを見ているだけでも子どもにとっては「遊び」だったりする。
後半は、企画委員まめさんが手作りしたハロウィン仕様のくじ引きで班分け♪
第7回までの講義で聴いたことをもとに、
・実践してみたこと
・実践してみたけどできなかったこと
・自分には合っていないな、もやもやと感じたこと
をそれぞれ付箋に書き出して話し合ってもらいました。
・おもちゃの取り合いは月齢の大きい小さいではなく【先に使っていた人が優先】と聞き、自分の子どもにはすぐ「貸してあげて」と言っていたことに気づいた。今は相手の子に「ちょっと待ってね」と伝えて、自分の子の気持ちを代弁してあげるようになった。
・見守るのは時間や気持ちに余裕がないと難しい。牛乳が上手に飲めず、こぼしてもいい精神で6日間耐えたらこぼさず飲めるようになった
・子どもに「待たせてごめんね」ではなく「待っててくれてありがとう」と伝えようと教わったのが目からウロコだった。
・危ないと思っても少し踏みとどまって子どもの好きなようにさせて見守るようになった。
・「座って食べてね」を徹底するのが難しい。遊んだらご飯終わりだよと伝えてみたらブチ切れられた
・子どもの遊びを観察したり、子どもと同じ目線で一緒に過ごすようになった。
などなど、様々な意見が出ていました。
学級では全15回にわたって様々なお話をしていきますが、自分が無理なく出来そうなことから取り入れてみて欲しいなと考えています