22年度 第9回親子学級[2022年11月08日(Tue)]
『今までの振り返り 先輩ママに聞いてみよう』
今回は、学級第8回までの学習内容について振り返りを行いました。
<良かったこと、共感できたこと>
・子どもにすぐ手を出さず見守ること
・子どもへの声のかけ方、子どもの話を聞く姿勢
・子どもは身体を動かすことが大切ということ
・自分と子どもは別の人間だと思えるようになった
・モヤモヤを共感できて自分だけが悩んでるわけではないと思った
<不安や納得できなかったこと>
・自然の中の遊びが大切とは思うがどこまで環境を整えたらいいのか
・思い切り遊ばせることは怪我が心配
・良いことを学んだけど実践できていなくて不安になる
・テレビや幼児教育は適度にやるならいいのではないか
・自分がスマホを見過ぎていることは子どもに影響しているか不安
受講生の率直な感想を踏まえて、元受講生である企画委員数名から、先輩ママとしての体験を話しました。
■遊び方について■
自分が受講生だった時も、学級で学んだことができていないとモヤモヤすることがあった。情報過多で何でも情報が見れるけど、自分も子どももみんなとは違うから正解は無い。
遊ばせられない日があれば別の日に遊ばせるようにしている。怪我がとても多い子なので、危険の少ない場所の時は思い切り遊ばせてあげるなどメリハリをつけている。
■見守り方について■
「見守る」という言葉を知った受講当初は、手を後ろに組んで直立した姿勢で子どもを見ていた。
しかし「子どものタイプを見極めて対応する」ことの大切さを知り、ネコのように自由自在に動き回る我が子を、手を後ろに組んで直立して見ていては守れないと気づいた。今では両手を広げて、いつ降ってきてもいいような姿勢で過ごすようになった。
■食の細さについて■
周りの子と比べて食が細くて小柄なことを悩んでいたが「体重と身長のどちから一つでも増えていれば成長してる」と医師に言われて安心した。色々な栄養素を摂るようにと世間でよく言われているが、大人の自分でさえ食べたくない時があると気づいたら、少し楽になった。
子どもは幼稚園に行って他の子と食べるのが楽しくなってから、よく食べるようになった。
育児に正解は無いが自分の中での正解は、自分が死ぬときに母さんありがとうと言ってもらえることだと考えている。
■育児ストレスについて■
長女が物を投げてきたり、次女は何をしても泣き止まないなど、自分を全否定されるような気分になっていた時がある。怒りを抑えきれず手が震えることもあった。楽しいこともあったけど、自分が壊れてしまうような天国と地獄のジェットコースターのような日々だった。
辛い・しんどい・悲しいなど「育児でネガティブな気持ちを持ってはいけない」と思うから、怒りにつながっていたのかもしれない。黒い自分を認めて、頑張らず等身大の自分でいいと思う。
■自分の時間について■
やりたいことが全然できない!時間が無い!と小2の娘に相談したら「スマホを見てる時間があるんだから、やりたいことをやればいいじゃん」と言われ、「読書したいならママの読みたい本を読み聞かせしてくれればいい」と提案された。
夢パーク元所長:西野博之さんの『7歳までのお守りBOOK』を娘に読み、「親なんだから何でも出来なきゃなんて思わなくていい、弱さが透けて見えちゃうくらいがちょうどいい・・・」という内容に涙した。
■パートナーについて■
パートナーは、自分の考えに対して反対はしてこないが協力もない。息が詰まる想いでイヤになり2〜3時間家出したこともある。爆発する前に息抜きすることが大事。
「どうしてできないの?」「なんでやってくれないの?」と相手に言うより「〇〇して欲しい」と具体的に助けを求めないと伝わらない。
<本日のまとめ>
子育てに正解はないので、講義で聞いた話すべてを無理に受け入れる必要はない。
子どもの命を今日一日守れたということで一日の最後に自分自身を褒めてあげて欲しい。
ママが幸せでいることが大事。自分が無理して疲れてしまわないように。
私もいっぱいいっぱいになった時は2階に逃げます。
はじめは空気を読まずに「おかあさーん!」と来られ、余計イラッとしていたけれど、今は子どもも適度に放置してくれ、クールダウンすることができます。赤ちゃんだと目を離せませんが、小学生になった今だからできる、私の気持ちの避難方法。
方法は色々あると思いますが、気持ちがパンクする前に、自分をいたわる時間大切にしましょうね♪