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神奈川県川崎市宮前区で宮前親子学級を企画・運営しているグループ、宮前おやこの会「おひさま」のブログです晴れ
ひとりめの育児は「これでいいのかな?」と不安や悩みがつきもの。ブログでは育児&育自のエッセンスと私たちの活動内容を紹介していまするんるん
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第9回親子学級[2009年11月17日(Tue)]
第9回親子学級
「幻の子ども像を追っていませんか?」

今回は教育ジャーナリストの青木悦さんからお話を伺いました。

朝日中学生ウィークリーの記者を経て、少年事件をはじめ様々な子供達を取材する中で「子供達はこれまでにない程にとても生きづらい時代を生きている」と感じたそうで、まずは今の子供達がどのような時代を生きているのかを判って欲しいとお話を始めてくださいました。

数多く講演する中で、小さな子を持つ親から子供が叩くことや噛むことについて相談を受けるそうです。これについて「幼児の叩く・噛むなどの行為は“いじめ”とは言わない。幼児には“いじめ”がなく“ケンカ”でしかない。おもちゃの取り合いなど、ケンカでのトラブル体験をたくさん積むことによってトラブル対処法を身につけるものなのに、幼児期に思いっきりトラブル体験を積むことの出来なかった子が70年代半ば以降増えて来て、それからいじめが増えた。」というお話がありました。(いじめにあっている全ての子は「親をがっかりさせたくない・悲しませたくない」と親に遠慮をして、その辛い状況を誰よりも親に最も知られたくないと言うそうです。)

また、子供に何を聞いても「別に」としか答えてくれないので子供がわからなくなったという相談も受けるそうです。青木さんご自身も息子さんが小6〜高1までは同じ状況で、目を合わせるだけで「黙れ」と言われていたそうですが、後年、当時の様子を息子さんに尋ねてみたら全く記憶には残っておらず「当時は学校で気を遣って疲れていたから家の中では気を遣ってなかったんだろう」と話してくれたそうです。

子供達への取材を重ねる中で、この年代から自立に向かって言葉数が減る子供が多い(女の子は対応力があるので親と喋るフリはするけど本音は語らない)ことを感じ、言葉数が減ったことによって子供のことがわからないと感じる親については「親子関係を言葉に頼りすぎているのではないか」というお話がありました。

また、本日のテーマである幻の子供像についてもお話がありました。
白い紙を縦半分に折り、左半分には「朝起きてから寝るまでの間で子供に腹が立った点」を正直に洗い出した後で右半分には「左に書いた様子とは逆の子供の様子」を書くと、例えば「朝自分で起きないでグズグズする・身支度が遅い・挨拶ができない・常に行動が遅い」が「朝自らの力で速やかに且つ爽やかに起床し、自ら用意した服を速やかに着て出かけ、見ず知らずの人にも笑顔と大きな声で爽やかに挨拶をし、常にテキパキと迅速に動く」というスーパースターのような子供像ができあがる、ということでした。

この完璧すぎる子供像を聴いた受講生からは「まさかねぇ」というように笑い声が漏れましたが、最近ではそのような完璧な子供像を笑うことなく理想像として求める人もいるそうです。
それについて「校庭の隅の草花に感心を持つ情緒のある子」と「教師の号令どおりに早く行動する子」の両方を求めているようなものだが、それは無理なこと。草花に感心を持つ情緒のある子はしゃがみこんで集中して草花を観察するから号令どおりに早くは動けないし、号令どおりに早く動ける子は校庭の隅にある草花の存在に気づくことがない。けれどこの個性の違う子供が関わり合うと、お互いの気づかなかった草花や教師の号令に目を向けることができるようになる。それぞれどちらが良い悪いというわけではなく、個性の違う子供同士が関わり合うことでお互いが育て合うことができる。子供が持っているものに目をやらず、持っていないものばかり求めてしまうと、子供は親の果てない期待に添ってどこまでも頑張るがどこまでやってもゴールが見えずに疲れてしまう、とのことでした。

また、最近の子供は「友達・親友・仲良し」という言葉に非常に気を遣って、本音を話せないのに友達のフリばかりしているので、親としては「友達できた?誰と遊んだの?」というプレッシャーをかけたりせず「一人でいてもいい」と伝えてあげられるといいというお話もありました。

そして「このような時代だからこそ子供に対しては家庭が弱さを正直にさらけ出せる場所であって欲しい。学校や社会が舞台とするなら家庭は舞台裏で、家庭は子供が帰る場所・安らぎの場所。外で頑張っているからこそ家の中ではボーっと過ごすことができる場所であって欲しい。」とのことでした。

最後は質疑応答で受講生からいくつかの質問があがりましたが、その中でも「幼児期の今どのようなことに気をつけたらいいか?」という問いには「他の子供とケンカしたり戦うことも大事だし、ケンカするのがイヤな子は家でボーっと過ごしても良い。要は特別に何もしなくていいということで、子供としての子供らしい時間を過ごしていれさえすればいい。」というお話がありました。


メモ第8回分の保育日誌(名前は全て仮名です)を載せました。

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